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キモオタが好き勝手に書くブログになりました。
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(1) 2008.05.02
カテゴリ： カテゴリ未分類
『11eyes』
クロスビジョン『リゼット』
なんだこれは？
蹂躙し、犯し、路傍の可憐な花すら踏み潰して欲望を満たす。
これが人間のすることか？
怒りを抑え切れん…。
人類が 奈落堕とし の憂き目に遭うのは、魔女が生まれたからだ。
そして、魔女を生んだのも人類自身だ。
滅びの萌芽を生み出すのは、現実でもフィクションでも常に 人間 なのか。
※以下、ネタバレマイスター
バビロンの魔女、 リーゼロッテ・ヴェルクマイスター 。
全ての黒幕である彼女が秘める 憎悪の根源 を知った。
十字軍に捕らえられ、慰み者にされ、ボロ雑巾のように捨てられた 異教の少女 。
理不尽で残酷な暴力に晒され、世界を憎み、偽神を憎み、復讐を決意して 魔女 と成り果てたのが リーゼロッテの正体 だ。
罪に穢れたこの世界から、全ての魂を救済するには、この世界を滅ぼす他に無い。
その彼女に、こんな 滅びの夢想 を与えた男が居た。
ヴェラード を 本気で愛していた からこそ、その夢想に縋った。
不死故に磨り減っていく魂を唯一歓喜させてくれる彼の理想に、自分を捧げるしか無かった。
つまり、 全ては亡き恋人への執着が為した業 だったわけだ。
後戻りできない所 まで踏み込んでしまった。
劫の瞳を持つ者、すなわち ヴェラードの生まれ変わり との邂逅があまりにも遅すぎた。
彼の 制止の言葉 も届かない領域に、リーゼロッテは到達してしまっていたのだ。
>>『私が生きてきた数百年の間、味わった絶望、悲哀、苦痛、そして滅ぼしてきたすべての敵――』
>>『それらがすべてが無駄で、間違いだったなんて――私は認めない。認められるはずがない』
間違っていると知りながらも、既に突き進むしか道は無く…。
そして、最期は 愛するヴェラードに貫かれ、その腕の中で息絶える。
「あなたを愛している」 と、それだけを言い残して…。
これが…。
これがこの作品の 『敵』 の正体か…。
こんな優しい少女を、魔女へと変貌させたのが、この世界 なのか…。
憎い。
リゼットを傷付けた連中が憎い。
もしも、この憎悪を濃縮しつつ維持できるとしたら…。
確かに、 人類を滅ぼす意志 の原動力へと変わり得るだろうな。
なんだこれは？
蹂躙し、犯し、路傍の可憐な花すら踏み潰して欲望を満たす。
これが人間のすることか？
怒りを抑え切れん…。
人類が 奈落堕とし の憂き目に遭うのは、魔女が生まれたからだ。
そして、魔女を生んだのも人類自身だ。
滅びの萌芽を生み出すのは、現実でもフィクションでも常に 人間 なのか。
※以下、ネタバレマイスター
バビロンの魔女、 リーゼロッテ・ヴェルクマイスター 。
全ての黒幕である彼女が秘める 憎悪の根源 を知った。
十字軍に捕らえられ、慰み者にされ、ボロ雑巾のように捨てられた 異教の少女 。
理不尽で残酷な暴力に晒され、世界を憎み、偽神を憎み、復讐を決意して 魔女 と成り果てたのが リーゼロッテの正体 だ。
罪に穢れたこの世界から、全ての魂を救済するには、この世界を滅ぼす他に無い。
その彼女に、こんな 滅びの夢想 を与えた男が居た。
ヴェラード を 本気で愛していた からこそ、その夢想に縋った。
不死故に磨り減っていく魂を唯一歓喜させてくれる彼の理想に、自分を捧げるしか無かった。
つまり、 全ては亡き恋人への執着が為した業 だったわけだ。
後戻りできない所 まで踏み込んでしまった。
劫の瞳を持つ者、すなわち ヴェラードの生まれ変わり との邂逅があまりにも遅すぎた。
彼の 制止の言葉 も届かない領域に、リーゼロッテは到達してしまっていたのだ。
>>『私が生きてきた数百年の間、味わった絶望、悲哀、苦痛、そして滅ぼしてきたすべての敵――』
>>『それらがすべてが無駄で、間違いだったなんて――私は認めない。認められるはずがない』
間違っていると知りながらも、既に突き進むしか道は無く…。
そして、最期は 愛するヴェラードに貫かれ、その腕の中で息絶える。
「あなたを愛している」 と、それだけを言い残して…。
これが…。
これがこの作品の 『敵』 の正体か…。
こんな優しい少女を、魔女へと変貌させたのが、この世界 なのか…。
憎い。
リゼットを傷付けた連中が憎い。
もしも、この憎悪を濃縮しつつ維持できるとしたら…。
確かに、 人類を滅ぼす意志 の原動力へと変わり得るだろうな。
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