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カテゴリ: Syria



シリアの首都ダマスカスに到着の様子は⇒こちら



空港からのバスを降り、安宿まで歩いた。


SY1
ダマスカス市内。この景色を見てテンションが上がり、20kgのバックパックを背負いながら撮った


古臭い車体の黄色いタクシーがシブかった。

もっと古そうなハイエース位の車体を利用したセルビス(乗り合いミニバス)も、もっとシブい。



SY57
ダマスカス市民の足・セルビス



ダマスカスの街並みも当然古く、もちろんシブくてカッコ良かった!


世界で一番最初に出来た『都市』=ダマスカス


とされているほど古くて味のある街なのだ。



シリアの第一印象=シブい!!だった。





暑い上、重たいバックパックが応えた。


やはり使えない『地球の歩き方』の地図のせいで、少々迷った。


そこで、通りのシリア人に何度か道を聞いた。


ある人は、英語で丁寧に行き方を教えてくれ、また、安宿の近くで地図を持ってウロウロしていたら、

「そこの路地だよ!」

と、忙しそうなジューススタンドで働くおじさんが、言葉ではなくジェスチャーで教えてくれた。


ダマスカスの安宿街に近いので、こちらが何も聞かなくても親切に教えてくれたのだ。




バスを降り30分ほど歩いて、アルラビホテルというダマスカスでは有名な安宿に着いた。


運良く、ドミトリーが1ベッド空いていた。(300SP、$1=約50シリアポンド)

やはり、昼前後にチェックインしたので何とか空いていたのだ。


それでも、$6もする。

以前に比べ、シリアの物価も上がっているようだった。



というか、ダマスカスには安宿が少ないので、値上げしてもシーズン中は需要が十分にあるのだ。


ちなみに、午後や夕方に到着してドミトリーが空いていない場合、又は少しでも節約したい旅行者は、屋上の雑魚寝ドミトリーに泊まることが出来る。(夏季限定200SP=約$4)


SY42
これが屋上のドミトリー。難民収容所のようだ


部屋のドミトリーより$2安いが、ご覧の有様だ。


それでも、$4もする。


シリアの物価を考えたら高過ぎる。それでも、数十人も泊まっていた。


ちなみに、シリア(ダマスカス)の物価は

・サンドイッチ 20SP  ・フルーツジュース 20-50SP ・水1.5リットル 25SP ・タクシー 乗車15分程度 50SP


である。





一息ついてから、鉄道駅に向かった。


安いので人気があり、なかなか捕まらないタクシーを何とか捕まえた。


その前に、鉄道駅に行きたいと何人もの運転手に聞いたのだが、みんなが知らないようだった。

それほど、シリアでは鉄道が全く一般的ではないのだ。



でも、彼はしっかりと郊外にあるカダム駅まで連れて行ってくれた。


SY56
ダマスカス市内は結構渋滞している



えっ!?


シリアの首都・ダマスカスの駅は静まり返って、人気が全くなかった。

それでも一応警戒している警察官にパスポートを見せて、敷地内に入った。


待合室兼切符売り場に入ってみると、10数人くらいは列車待ちをしていた。



アレッポという北部にあるシリア第二の都市までの運行時間と値段を聞いた。

教えてくれた女性は、スカーフを被らずカジュアルな格好をしていて、欧米風に限りなく近かった。


そう、シリアにはフランスの影響もあってか、非イスラム教徒の割合が高い。

街を歩いていて、女性が髪の毛を露出していたり、ジーパンにTシャツを着ている人が何人かいて、それを見たときは、かなりドキドキした。


無理もない。

敬虔なイスラム教の国・イランに3週間もいた時はあり得ない光景だったのだ。


シリア人は白い。


男性はアラブ系の顔だが顔が白い人が多い。

女性も欧米人に近い顔つきで綺麗な人が多い。


シリアに来てそんな風に思っていた。




8月1日


朝、7時過ぎの列車に乗ってアレッポを目指した。


値段は、1等で240SP、2等でも215SPだったので、迷わず1等の切符を買っていた。


シリアを旅する旅行者の99%かそれ以上の人々は、バスを使っている。


しかし、そこはあえて旅行者が全く利用していない列車に乗ってみたかったのだ。


今までシリアの列車に乗った人の話は聞いたことがないし、ネットで検索しても出てこなかった。


シリアの国内鉄道はどうなっているのか?


単純にそれが知りたかった。


念のため書いておくが、私は鉄道マニアではなく


列車での移動が好きな旅行者


である。


ホームには数人の客が始発列車を待っていた。


そうしたら、どこかからやってきた夜行列車が、このカダム駅に到着した。


意外と、ほどほどの数の乗客が降りていった。




やっと我々の列車が到着したようだ。


すると、アフリカ系の身なりの綺麗な個人旅行者が列車の写真を撮っているのを目にした。


どうやら、写真を撮っても問題ないようだったので、私も何枚か撮影してみた。


これも意外だった。


シリアでは、公共の建物を撮影したりするとスパイ容疑で秘密警察に注意される、とのことだったが、その時は問題なかったのだ。



SY2
人気のないホームと寂れた車両


SY3
我々が乗った車両は最新型だった


ガラガラの車内は、とても綺麗だった。

どうやら最新型で、日本の特急列車にも引けを取らないくらいでもあった。



SY4
最新型の車内(これは次の機会に乗った時に撮影)



間もなくして、アラビア語の新聞やイヤホン、スナックやチャイが配られた。

イヤホンは、飛行機のように座席のプラグに接続するためで、車内にあるモニターの音声が聞けるのだ。



そして、列車はアレッポへ向け発車し始めた。



乗車率は、終点アレッポまででも10%程度だった。。


気になる、車内の様子やシリアの風景の映像は⇒こちら!!(YouTubeへ)


ネットで検索しても出てこなかったので、おそらく世界初公開映像!!



だと思う。





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Last updated  2008.01.19 23:15:27


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