☆★終わりなき旅★☆~世界の旅行記~★☆   ☆☆~Endless Journey~☆☆     

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カテゴリ: Syria



ダマスカスからの列車は快適だった。


最新版の『地球の歩き方 シリア・ヨルダン・レバノン編』にはシリアの列車について写真や時刻表付で詳しく説明されているが、当時は数年前の歩き方のコピーしかなく、列車で移動する旅行者は皆無に等しかった。

景色さえ面白くなかったが、これはシリアという土地柄仕方ない。
バスでも同じはずだ。


この時点で、シリアでの移動手段は出来る限り列車を使うことに決めた。



アレッポの街はダマスカスと同じように、黄色のタクシーや車、通行人でゴチャゴチャと賑わっていた。

宿を決め、食事に出かけた。


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アレッポのジューススタンド

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色鮮やかなフレッシュジュースが25SP(50円強)で飲める

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このポテト入りハンバーガーは50SP。美味かった!



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現アサド大統領の肖像写真


ここアレッポの街では、至る所にアサド大統領の写真が飾られていた。


彼の顔を初めて見たのは東京のシリア大使館だった。



シリアのお国柄に相応しく、大統領の渋い顔がかなり似合っていた。



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アレッポのスーク(市場)

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このスークもかなり賑やかだった

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アレッポのモスク

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床に座ってくつろぐ女性たち


シリアの女性は、カジュアルな格好をしている女性も多いのだが、やはりここのモスク内ではイスラム教徒らしいチャドルを着飾った女性が多かった。


顔や服装を見る限り、他のイスラム教国からやって来た人も多いように感じた。




とにかく、アレッポの街ではアサド大統領の肖像写真をたくさん見かけた。

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市バスの車体にも

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こちらは笑顔が爽やかなアサド氏

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こちらはシブい顔

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ちょっとイカつい顔のアサド大統領(観光案内所入口)



私はシリアに来て、すっかり彼のファンになってしまった。


あの渋い顔が気に入って、しかも、たまに爽やかな笑顔の写真が貼ってあったりして、なかなか面白かった。


そう、ここシリアにはあの渋顔がピッタリなのである。



アメリカに、イランと共に【悪の中枢】【テロ支援国家】と名指しで敵対視されていて、隣国イスラエルとも常に一発触発な関係のシリアだが、イスラム教国の社会主義国家として、アサド大統領の下しっかりと国が治まっているようだ。





8月2日


この日は、朝からアレッポ城に行った。


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アレッポ城入口。風格のある建物だ

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外に見えるのがモスク


アレッポ城の周りは堀になっている。

この階段を上がって入口から中に入ることが出来る。


中に入って、しばらく歩くとアレッポ城の屋上に出た。


ここからは、アレッポ市内やその遠くまでの絶景を360℃眺めることが出来る。


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政府系の建物か

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かなりの高さから展望が出来る

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遠く広範囲にわたって同じような色の建物が広がっていた


ここの屋上もとても広く、所々で修復工事が手作業で行われていた。




ここで、1人のイラク人と知り合った。


SY13
アレッポ城を観光しに来たイラク人


彼は、私が日本人だと分かると、色々と話しかけてきた。


こちらもイラク人と話をするいい機会だと思い、色々と話を聞いてみた。



アレッポ城からの絶景とイラク人との会話の映像はこちら⇒(YouTubeへ)


彼は、イラクの モスル というイラク第2の都市の出身であった。

少々、彼の英語は分かりづらかったが、出稼ぎでシリアにやってきて、今はアレッポに住んでいると話していた。



彼は、彼の祖国イラクについて悲観していた。


何のための戦争なのか。

誰のための戦争なのか。

誰がハッピーなのか。



ひょっとしたら、希望のない未来なのかもしれないが、彼は気丈に語ってくれた。


この旅でイラク人と会ったのは、1度や2度ではないが、彼らはみんなが気丈で、そしてフレンドリーで、時に陽気なところを見せてくれた。


そして、私がヤバーニ(日本人)だと分かると、親しみを持って接してくれて、何度となく握手を交わしたものだった。



ここシリアには200万人のイラク難民がいるといわれている。


同じアラブの血を引く同士、お互いにうまく溶け込んでいるように思えた。



イラクというものを、ここシリアでより間近に感じた。



1日でも早く、イラクや周辺諸国に平和が訪れて欲しいと切に願う。




◎新しいブログを立ち上げました!

☆北京五輪(オリンピック)野球日本代表星野ジャパン☆~現地観戦への旅~
今後の旅行記や、北京オリンピックを見に行くまでの様子や現地のことを書いていきます!


~以下、シリア編続く~





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Last updated  2008.01.27 18:29:27


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