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今回は建築の話になってしまいました。
ノートル・ダム寺院(Cathédrale Notre-Dame )
ジャン(ヨハネス)23世小広場(Square Jean-23)
A
19世紀初頭までは礼拝堂や大司教館が建てられていてノートルダム寺院の聖堂後陣側が望めることはなかったと言います。
1831年、反王党派の暴動の際に建物全体が完全に破壊され撤去。
B
1844年に、小広場とネオ・ゴシックの噴水が出来て見晴らしよくなったようです。
盛期ゴシックを代表する建築の特徴が伺える聖堂の建築がよく見えます。
C
ゴシック建築の特徴
1. 正面入口の両側に高い2本の塔と入口の上にはバラ窓。
2. 身廊にはリブ付きの高い交差ヴォールトの天井。
3. さらに天井まで一杯に広げられた先尖りアーチの窓にもステンドグラス。
4. 内陣の背後の壁も身廊と同じ高い窓になり、ステンドグラスが入り、聖堂全体が驚くほど広く、明るく出来ている。
5. 高く持ち上げられた側壁は、外側からフライング・バットレスで支えられている。
ゴシック建築は12世紀半ばから15世紀まで続き、3期に分けられます。
12世紀半~13世紀初頭 初期ゴシック (ノワイヨン、ラン等)
~13世紀中半 盛期ゴシック (ノートルダム・ド・パリ、シャルトル、ブールジュ、ランス、
アミアン、ソールズベリ、リンカーン等)
~15世紀 後期ゴシツク (ルーアン、ケルン、ストラスブール、ヨーク・ミンスター、
グロスター等)
後陣の屋根の上から内陣の壁を支えるフライング・バットレス
D
フライング・バットレス(Flyng Buttress)
ロマネスク時代に側廊屋根裏に隠されていたアーチを屋根(身廊天井)を高くする為に外に出して、側廊から空中アーチで高い身廊の外壁を押さえる為に架けた飛梁
です。
バットレスは、もともと建築物の 外壁の補強のための、屋外の張り出
し
を言います。
簡単に言うと、積んだ石壁が、上からの重みで壁が外に押し出され、湾曲しようとする推力を押さえる為の押さえです。
側廊屋根よりも高い位置に設置される為に身廊上部が塞がれる事もなく、大きな窓をとることができるようになり、ステンドグラスがたくさん入れられるようになったわけです。
後陣と側廊の屋根の上から内陣の壁を支えるフライング・バットレス
E
聖堂内陣上部のステンドグラス。写真Dの窓の内側
F
フライング・バットレスのおかげで、内陣の礼拝所の上に窓ができて聖堂内の昼は明るくなった。
フライング・バットレスは後陣の屋根の上にあるので、その下の後陣には区切られた小さな礼拝室が並んでいます。
つづく
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