わたしのこだわりブログ(仮)

わたしのこだわりブログ(仮)

2009年10月15日
XML

今回は建築の話になってしまいました。

ノートル・ダム寺院(Cathédrale Notre-Dame )
ジャン(ヨハネス)23世小広場(Square Jean-23)


ノートルダム 14A

19世紀初頭までは礼拝堂や大司教館が建てられていてノートルダム寺院の聖堂後陣側が望めることはなかったと言います。

1831年、反王党派の暴動の際に建物全体が完全に破壊され撤去。
ノートルダム寺院 16B
1844年に、小広場とネオ・ゴシックの噴水が出来て見晴らしよくなったようです。

盛期ゴシックを代表する建築の特徴が伺える聖堂の建築がよく見えます。
ノートルダム寺院 15C

ゴシック建築の特徴
1. 正面入口の両側に高い2本の塔と入口の上にはバラ窓。
2. 身廊にはリブ付きの高い交差ヴォールトの天井。
3. さらに天井まで一杯に広げられた先尖りアーチの窓にもステンドグラス。
4. 内陣の背後の壁も身廊と同じ高い窓になり、ステンドグラスが入り、聖堂全体が驚くほど広く、明るく出来ている。
5. 高く持ち上げられた側壁は、外側からフライング・バットレスで支えられている。

ゴシック建築は12世紀半ばから15世紀まで続き、3期に分けられます。
12世紀半~13世紀初頭 初期ゴシック (ノワイヨン、ラン等)
      ~13世紀中半 盛期ゴシック (ノートルダム・ド・パリ、シャルトル、ブールジュ、ランス、
                         アミアン、ソールズベリ、リンカーン等)
      ~15世紀    後期ゴシツク (ルーアン、ケルン、ストラスブール、ヨーク・ミンスター、
                         グロスター等)

後陣の屋根の上から内陣の壁を支えるフライング・バットレス
ノートルダム寺院 17D

フライング・バットレス(Flyng Buttress)
ロマネスク時代に側廊屋根裏に隠されていたアーチを屋根(身廊天井)を高くする為に外に出して、側廊から空中アーチで高い身廊の外壁を押さえる為に架けた飛梁 です。

バットレスは、もともと建築物の 外壁の補強のための、屋外の張り出 し を言います。
簡単に言うと、積んだ石壁が、上からの重みで壁が外に押し出され、湾曲しようとする推力を押さえる為の押さえです。

側廊屋根よりも高い位置に設置される為に身廊上部が塞がれる事もなく、大きな窓をとることができるようになり、ステンドグラスがたくさん入れられるようになったわけです。

後陣と側廊の屋根の上から内陣の壁を支えるフライング・バットレス
ノートルダム寺院 18E

聖堂内陣上部のステンドグラス。写真Dの窓の内側
ノートルダム寺 19F
フライング・バットレスのおかげで、内陣の礼拝所の上に窓ができて聖堂内の昼は明るくなった。
フライング・バットレスは後陣の屋根の上にあるので、その下の後陣には区切られた小さな礼拝室が並んでいます。

つづく






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年10月16日 04時25分30秒
コメントを書く
[建造物・教会・墓地・墓石・遺物] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: