わたしのこだわりブログ(仮)

わたしのこだわりブログ(仮)

2009年12月15日
XML


実際クリスマス市だけ写したものは、どこの街も一緒だからです。
予定として、クリスマスまでにハイデルベルクとディンケンズビュールのクリスマスも紹介したいので・・・。

オーストリア共和国(Republic of Austria)
ザルツブルク(Salzburg)


小さな街ですが、ザルツブルク州の州都だそうです。
ザルツブルクの位置の位置図
前に紹介したように、モーツァルトが誕生(1756年)した街なので、 音楽をモーツァルトを愛する人達の々巡礼地 になっています。

街のど真ん中を流れるザルツァッハ(Salzach)川
川向こうは旧市街と丘の上のホーエンザルツブルク城(Festung Hohensalzburg)
ザルツブルクの街 4

街の建設
ライン川の畔の街ヴォルムスの ルーペルト司教(ザルツブルクの守護聖人)が、バイエルン公テオドールの招聘 により、ドナウ川中流域への カトリック布教のためにザルツブルク周辺の領地を寄進し、司教区管轄地とした 事に始まるようです。

ルーペルト司教は 696年廃墟となっていたかつてのローマの要塞都市ユウァウムに聖ペテロ(サンクト・ペーター)の修道院を建立 したのが街の建設の始まりのようです。
街はその後798年に大司教区に昇格。

ところで、ザルツブルク近郊ではBC1000年くらい前から岩塩が採掘されていたようです。
BC500頃にはケルト人が最初に塩の価値に目つけてザルツァッハ(Salzach)川を使って運搬し、ヨーロッパ各地と交易していたようで、その財源が後世ザルツブルクの街の発展につながる のです。

ザルツは「塩」、ブルクは「砦 」。
ザルツブルクでは 塩の積載量に応じた通行税を大司教が財源にしていたようです。
(但し、ルーペルト司教が、バイエルン公の招聘で来た時は、ライヒェンハル(現ドイツ領)の塩泉および塩釜の利益の一部を与えられて布教の財源としていた? )

ミラベル庭園より望む要塞ホーエンザルツブルク城
ホーエンザルツブルク城 1

ザルツブルクの街
ホーエンザルツブルク城から大聖堂(Dom)が今はこの街の中心。大聖堂周りには広場がいくつも有り、そこでクリスマスにはクリスマスの市が建ちます。
ザルツブルクの街 3
手前が旧市街で川向こうが新市街。

1996年、旧市街と歴史的建造物は「ザルツブルク市街の歴史地区」としてユネスコ世界遺産に登録されています

大聖堂の左よりの山の麓に聖ペテロを奉ったかつてのベネディクト派修道院(サンクト・ペーター教会)があります。
聖ペテロ(サンクト・ペーター)教会
696年創設された、ドイツ圏最古の修道院とか。
ザルツブルク、聖ペーター教会 1
ここのペータース墓地も紹介のチャンスがあれば・・・。(教会横の中庭のある建物も元修道院)

もとはロマネスク様式で建てられた教会は、後に後期バロック様式で改築。
ザルツブルク、聖ペーター教会 2

ザルツブルクはつづく。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年12月15日 22時08分52秒
コメント(0) | コメントを書く
[建造物・教会・墓地・墓石・遺物] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: