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写真追加
ちょっと1本飛んでしまいましたね
さて、今回でマダガスカルも最後です。
一応この国の首都、アンタナナリブを紹介しておきますが、特筆する事は特にはありません。ただ、この国の全体を通すと、ここは最も開けた都市と言う事です。
他があまりに田舎過ぎて、その差が際立つと言う点においてではありますが・・・。
マダガスカル共和国(Republique Madagascar)
アンタナナリブ(Antananarivo)
マダガスカル島のほぼ中央に位置するこの国の 首都アンタナナリブは、マダガスカル中央高地にあります
。
この地方では農業が盛んで、高原地帯特有の寒暖の激しい気候を利用してのワイン用のブドウや紅茶などの生産。
フランスの植民地時代には、マラリアの影響の少ないこの中央高地を好んだという事で、アンタナナリブの街はフランス人の造った街のようです。他に比べてかなり垢抜けて
いるのがうなずけます。
街の真ん中にあるアヌシ瑚(Lac Anosy)
今も街がこれほど穏やかかは疑問です。
湖の中の塔は、フランスが建てた第一次世界大戦の戦没者慰霊塔。
湖の左右の丘に街は広がり、パッセ・ヴィル(低い街)とオート・ヴィル(高い街)と分けられるようです。
写真上の丘のほうに独立大通りは官公庁などの政府関係の建物が立ち、アナラケリー・マーケットもその近くにあります。
独立大通り
。
特に車が多いのはこのあたりですが、国全体で言えばとても少ないです。
田舎の車は、馬車どころか、牛車だったし・・。
高低差のある街です。
アナラケリー・マーケットから南西に延びている階段沿いには、やはり露天の土産物屋が出店してたりします。(登るのがかなりきつそうな階段の坂です。)
アナラケリー・マーケット

ほとんど持ち込みの青空マーケットです。
街は「結構いけてた? 」気がしますが生活はまだまだ。
市場で売られている野菜は、トマト、サツマイモ、カリフラワー、アスパラ、ナスなどほとんど日本人の食す野菜と変わりません。
この国の動物だけでなく、民族もこの国のオリジナルな所があるようです。
最初にやってきたマダガスカル人の先祖は東南アジア系でしたが、王国を建てたメリナ人はマレー・インドネシア系で、現在はこの中央高原に居住。
東部海岸にはベツィミラサカ人が居住。
など、現在19程の民族がマダガスカル人を構成しているようです。
言葉もマダガスカル語で宗教も一緒なので、彼らを区別するのは難しいそうです。
首都アンタナナリブの北に位置する アンブヒマンガ

ここは16世紀に、マダガスカルを初統一したメリナ王国の主都があった土地だそうです。
写真の手前の石(丘)は王宮があった所。
アンブヒマンガは美しい丘とか青い丘を意味するそうです。
1794年にアナタナナリブに首都が移されるまで4人の王が住み、この丘は神聖視されているそうです。
マダガスカル航空
日本より大きな島なので、見所への移動は大きくは飛行機です。
空港で、荷物を下ろすのも移動もほとんど人力です。
この国では、都会の人はともかく田舎ではほとんど裸足です。
これといった産業も無く、この国の進化は遅々として進まず、やっと1960年に独立したのに、そこへきてまた2009年3月に起きた軍事クーデターでマダガスカルはまたしばらく孤立した世界になってしまいました。
現在外務省の渡航危険情報で全土、「十分注意してください。」注意が出されたままです。
特にこのマーケットあたりは外国人は危険なようです。
(今年1月4日には感染症危険情報も外務省から出てるし・・。)
遠くて・・・やっぱり遠い国ですね。
マダガスカル・・おわり
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