れみどりの☆楽・音・食・眠☆     ☆らくおんしょくみん

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2007.11.17
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カテゴリ: そのほか…
地元の新聞社で市民講座を聞いて来ました。「地方から世界を見るーチェルノブイリ原発事故報道」と題しての講演。

昨年、事故から20年目が経ちました。世間的にはすっかり遠いできごとのような気がするかもしれませんが、20年経っても現地の放射能汚染は消えず、当初子どもに多発した白血病が、最近は40代の大人に多く発症しているそうです…。

あの事故のとき、わたしと夫はゴールデンウィークの海外旅行にでかけようと、某空港にいました。そのラウンジのTVで事故のニュースをきいたことを覚えています。これから世界はどうなるのか、自分たちが「文明」と呼んでいるものは、どこへ向かおうとしているのか、それはもしかして暴走を始めているのではないか…、そんな不安が頭をよぎったことを思い出します。

長野には地道に医療支援・医療協力を行っているNPOがあります。現地に足しげく通い、信州大学医学部の協力で医療協力を行い、累計10億円以上にのぼる医薬品や機材なども支援し続けて来たそうです。このNPO 日本チェルノブイリ連帯基金」 「は、理事長が鎌田實先生。今日は事務局長の神谷さだ子さんの講演でした。

ほかにも受賞した記事の貴社チームの話もありましたが、こちらは「しゃべる」ほうはいかにも専門外。対して、神谷さんはおだやかながらよどみない語り口で、その内容にはとてもパワーを感じました。先々月セミパラチンスクに、先月はチェルノブイリに、そして明日からはマレーシアに飛ぶそうです。

現地で測るガイガーカウンターで、いかに放射能のレベルが高くてもあまり怖さは感じないけれど、何万人と人が居たはずの街が、強制避難によりゴーストタウンとなっているのを見たときの方が、怖さを感じた…と言うはなしには、とても実感がこもっていました。

先日の「六ヶ所村ラプソディー」や「水になった村」の時も感じましたが、いわゆる「現代文明」の恩恵にあずかってのうのうとした暮らしを営むことの向こう側を、もうすこし考えなくてはいけません。自分にできることは何だろう…?

考えているばかりでちっとも進めませんが。




国の事情に振り舞わされる人々…という点では、ある意味みな共通かも…と思いました。わたしたちはどう「地に足をつけて」生きていけばいいのか。次の世代に何をどう伝えたらいいのか。うーむ。やっぱり難しい問題です。


二女は、お友達の「ライブ」を見に隣町まででかけました。お花をあげたいと言うので、ブーケを頼みにお花屋さんへ。お店の水槽にザリガニが飼われていましたよ。夏の終わりに市内の川で獲って来たそうです~。へぇ。まだいるんだぁ…!ブーケができる間、ひとしきりお店のお兄さんのうんちく話を聞きました。おもしろかった^^





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最終更新日  2007.11.18 18:02:24
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