政治、現代史、進化生物学、人類学・考古学、旅行、映画、メディアなどのブログ

政治、現代史、進化生物学、人類学・考古学、旅行、映画、メディアなどのブログ

PR

Profile

自費出版のリブパブリ2010

自費出版のリブパブリ2010

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

farr@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
くーる31 @ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
背番号のないエース0829 @ 婿入り 現在井上ひさし「吉里吉里人」を読書中な…
自費出版のリブパブリ2010 @ ありがとうございました。 京都ヒストリカ国際映画祭事務局さん …
2025.10.29
XML
カテゴリ: 国内政治
 高市内閣( 写真 )について、各メディアの世論調査結果も出揃い、支持率は快調に滑り出している。



)。



◎石破内閣は立民と公明の「連立内閣?」、だから保守層と若者に嫌われた
 この記事を子細に読み、前石破内閣が、成立以来1年間もずっと支持率が不支持率を下回り、24年衆院選、25年都議選・参院選の3連敗となった原因が良く分かった。
 下の図を見ていただきたい( )。支持政党別の内閣支持率だが、自民党支持者の支持率が91%と高かったのは当然として、野党の立憲民主党と連立離脱した公明党の各支持者では、石破内閣を下回っている。



 つまり石破内閣は、立民と公明に相対的に支持されていたのだ。これを見ると、石破内閣はまるで立民と公明の「連立政権」だったかのように思える。石破政権末期に、立民支持者らが大挙して「石破辞めるな」デモに繰り出した現象が思い起こされる( 写真 )。そして肝心の自民党支持層では石破内閣支持率は、高市内閣よりはるかに低かった。自民支持層は、石破内閣を冷ややかに見ていたのだ。



 極めつきは、30歳代以下の石破内閣支持率が高市内閣支持率の半分以下であることだ( )。



◎石破の選挙3連敗は当然の結果
 支持基盤の自民の支持が薄く、むしろ野党の立民の支持が厚く、30歳代以下の層からも見放されていたのであれば、24年衆院選、25年都議選・参院選の3連敗も当然だった、と言えよう。石破のリベラル姿勢が保守層と若い世代に嫌われ、保守票は参政党や国民民主党に流れたのだ。
 だから衆院選後の自民党内に吹き荒れた「石破降ろし」は、日本の保守政治を救う上で極めて重要で必要だった。

◎自民と維新の連立政党に保守票が回帰
 そのあおりを受けたのが、石破を嫌って逃げた保守層の逃避先となった参政党と国民民主党で、支持率は前者が4ポイント減の6%、後者が3ポイント減の6%だった。岩盤左翼の立民の支持率は変わらずの7%だ。
 これで見ると、高市首相は衆院を解散し、総選挙に打って出たい誘惑にかられるだろう。小選挙区・比例代表制の現行制度なら、自民と維新の2党で圧倒的多数の議席を得られることは確実だ。
 衆院解散はしないと何度も明言している高市首相だが、臨時国会中の先行きを注目したい。

昨年の今日の日記





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.10.29 04:45:56


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: