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2025.11.17
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カテゴリ: 金融と投資
 先週末は、FRBによるアメリカの金利引き下げ観測が後退したことに伴うニューヨーク・ダウなどの大幅安を受けて東京市場も、905円大幅安の5万0376.53円で引けた。

◎AI関連株の総崩れで潮目が変わった?
 しかしあれほどの悪材料でも5万円台維持で踏みとどまったことに、日本株の強さが今一度確認された。
 ただ、先週の東京市場だは潮目が大きく変わった。ソフトバンクグループ(SBG)やアドバンテストなどAI関連株が大きく売られる一方、銀行や一部製造業株が買われた。
 こうした潮目変わりの代表がSBGだ。11日に発表された25年第2四半期決算では純利益が前年同期比2.9倍の2兆9240億円もの大幅純利益増だったのに、約10%ほど保有していたエヌビディア株を全株売却したことなどで今後の利益成長に不透明感が広がり翌12日は大きく売られ、週末の14日も6.6%安となった。3日間合計で13%安となり、終値では2万円を割った。
 また目を引いたのは、減益決算を発表したAI関連銘柄のキオクシアで、3000円安のストップ安(23%安)1万0025円で、なお132万株以上の売り注文を残した( 写真 =横浜の同社研究拠点)。



◎「グロース」なのにこの5年間、全く冴えない
 東証プライム市場の風景は、上記のように先週に大きく変わったが、この前も書いたJ-REITは指数2012.23と値を保った(11月12日付日記:「出遅れREIT、やっと指数2000を回復、ただし年初来では2割高の好パフォーマンス」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202511120000/を参照)。
 REITや銀行株などの好パフォーマンスの一方、上述のようにAI関連株は総崩れだったが、それでも年初来ではなお倍以上となっている。
 しかし相変わらず蚊帳の外に置かれっぱなしなのが、東証グロース(成長株)市場だ。図は過去5年間のチャート図である( 下の図の上 )。お分かりのように、この5年間、全くパッとしない。この2年間に日経平均が約2倍になっているのに( 下の図の下 )、なんという好対照だろうか。





 このような体たらくだから、もし読者の中にグロース株ばかり持っている方は、日経平均銘柄の好調さを前に歯ぎしりしているかもしれない。

◎3銘柄を損切り
 個人的にも、それを痛感している。この9月に昨年にIPOで取得したグロース市場上場の3銘柄を損切りした。この3銘柄とも、そもそも公募価格割れでスタートし、1度も公募価格を上回らなかった「性悪株」である。しかも無配で、保有し続ける意義も見いだせなかったし、将来性も見込めない、と見切った。
 なんでそんなのを買ったのかと言われそうだが、以前の公開直後の急騰という夢に浮かれたのだ。証券会社の営業員に推奨されてろくに吟味もせずに買ったのが悪かった(「営業パースンに勧められて」というのは典型的な失敗パターンである)。
 グロース市場に、例えばアメリカのエヌビディアのような銘柄が出てこない限り、低迷は続くかもしれない。
 それでもなお含み損を抱えるグロース市場株があるから、これも年末にかけて損切りしていこうと思う。今はグロース株は「悪夢」となっている。

昨年の今日の日記





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Last updated  2025.11.17 00:54:16


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