2005年01月29日
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私の駐在時代にサンケイ新聞の記者が当時のイランの実情を暴いた’鞭と鎖の帝国’(副題:ホメイニ師のイラン)と言う本を出しましたが、その中にも公開絞首刑の話が出てきます。

(この本はイラン政府の猛烈な抗議で発売当時直ぐに発売停止になりましたが、アマゾンを見たら何故か今も販売されています)

この時代に公開絞首刑が有るのかと半信半疑でしたが、私の7年の駐在が終え日本への帰国の一ヶ月前に当時の我が社の事務所の真ん前で、私の目の前でその公開絞首刑が行われました。

楽しかったイランでの生活を思い出に帰国出来ると思っていましたが、帰国真近の最後の最後にイスラム教の残酷な、しかし有る意味合理的な(変な表現ですが)一面を見てしまいました。

この公開絞首刑は、犯人が殺人を犯したその場所で、双方の家族及び一般の住民の前の公道で見せしめの為に行われます。

公開絞首刑の約6ヶ月前に我が社の事務所の向かいに住んでいた心臓外科の女医とその娘さんが殺されました。
犯人は、数ヶ月前に心臓発作で亡くなった女医の夫のお兄さんでした。

我が社の事務所にも時々お茶を飲みに来ていた我々の顔見知りの人でした。

刑の執行までの出来事が印象的でしたが、長くなるので次に書きます。









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最終更新日  2005年01月29日 11時31分32秒
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