The Life is Safari : 旅みたいな人生を スキルス胃癌と歩む道のり
カテゴリ未分類 32
アイの話:胃がある時 (2009.8-2010.1) 46
アイ:入院1 腹腔ポート手術(2009.10) 14
アイ:入院2 胃全摘手術 (2010.1) 24
アイの話:胃の全摘後(2010.2-2010.6) 22
アイ:入院3 副腎転移手術 (2010.7) 21
アイの話 術後5年前後 13
アイの話:6年生 15
アイの話:7年生 54
マイニチ話。 58
リハビリ話。 10
オデカケ話。 11
旅の話。 27
大切な日 1
アイの話:8年生 14
アイの話:9年生 26
アイ:10年目 0
アイの話:10年目 再々発転移後 35
アイの話:11年目 入院1 4
アイの話:11年目 21
11年目 CVポート入院 3
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昨日、築地にある聖路加の日野原ホールで開かれた、聖路加病院と希望の会共催の市民公開講座に行ってきました。聞いて、見て、感じ、想い、迷い、悩み、考える時間でした。まだ書き出したばかりだけど、その1ってタイトルにしたのは、書いておきたい事が沢山ありそうだから。曇っていたけど思ったより暑い日でした。ちょっと早めに着いて、聖路加周りをブラブラ散歩してホールに向かいました。木の温かさが伺われる安らぐ空間。聖路加で会が開かれる時は、チャプレンという牧師さんのお祈りから始まるそうです。チャプレンのメッセージの中に、「すみません」より「ありがとう」という言葉がありました。私も自分の事で、誰かが悲しい思いをするのは、もう嫌だと思っています。既に沢山のご迷惑をかけているのに、これ以上新たな犠牲者を出すのは、悪なのではないかと。病気になって、その事実をどうする事も出来ない自分の非力に、ごめんなさいって思うのです。そのような想いを、懇親会で緩和ケアの先生に伝えたときに,チャプレンの話を聞きましたか?と、まず言われました。ご迷惑をかけているかどうかを決めるのは、あなたではなく、周りの人なのですと。確かに悲しい思いはするかもしれないけど、私と時間を共有する中に喜びや幸せがあるかもしれないと。そうなのでしょうか?ありがとうって、視点を変えて言うだけで、状況は変わってくるのじゃないのかなって。そうなのでしょうか。今までの私は、そういう人もいるかもしれないけど、私や私の周りがそうとは限らないと思っていました。今は、そうかもしれないし、そうだと良いなって思っています。きっとそうなんだろなって。きっとそうなんだよね。ありがとうって素直に言う様にしよう。そうすれば、素直に言う様にしなくても、素直に言える様になる気がする。
2016.07.17