スローライフ・スローダイエット

■スローダイエットとサプリ

スローダイエットでは、和食中心で栄養バランスを考えるが、
食事だけで必要量のビタミン･ミネラルを摂ろうとすると、食べ過ぎてしまい逆に太ってしまうことになりかねない。

そして、かなりの栄養に関する知識と、食にかけるエネルギーと、時間と、お金を要する。
実際にやってみようとしたが、一日のかなりの時間を使うのでを続けることは難しいと思う。

しかも、食事でしっかり栄養を摂ったとしてもその栄養たちは、農薬や化学物質や添加物などの有害物質を解毒するための酵素をつくる材料になってしまう。
いったいどれほどの食事をすれば必要量のビタミンミネラルが摂れるかわからない。

しかし、バランスのとれたビタミン･ミネラルの量が充分にないと、摂取カロリーをしっかり代謝させることができない。
代謝されなかった摂取カロリーは、脂肪として蓄積されてしまう。

人間の身体を機能させたり代謝させたりの為にはビタミン･ミネラルが重要なのだ。
(和食中心の食生活で、ウォーキングを取り入れている人にも太った人が多いのはそのせいではないだろうか・・)

そこで生活に「サプリメント」を取り入れて、無理なく続けるスタイルを作るのが「スローダイエット」の考え方だ。

現代食で摂りすぎの栄養素は、
●砂糖・ぶどう糖などの糖質●肉・乳製品などの脂肪●肉などの動物性のたんぱく質●塩分

現代食で足りない栄養素は、
●米など穀物のの糖質（難消化性でんぷん質）●魚などの脂肪（オメガ3、レシチン）●大豆などの植物性たんぱく質●ビタミン・ミネラル●食物繊維

などだ。

1977年にアメリカで「マクガバンレポート」というアメリカ人の食生活を警告した調査結果が発表された。
心臓病などの病は、肉食に偏ったアメリカ人の食生活を原因とする「食原病」と警告し、マクロビオティック的な考え方の和食こそが理想的な食事と報告されている。
それによって和食ブームや、サプリメントが広まったのだが、現代の日本人の食事はどうだろうか。

戦後、ひもじい思いをした人々が、子供たちには同じ思いをさせたくなくて、先進国の食生活や生活様式を取り入れた気持ちはわかるが、今は、やり過ぎてしまったことを反省し軌道修正すべきだろう。

サプリメントは日本にも浸透してきているようだが、玉石混淆、原材料は気になるし、どれを選べばいいか迷ってしまう状況だ。

ビタミンミネラルは、実際に身体の中で働く時は、単独ではなく互いに助け合うことで能力を発揮する。バランスよく摂取するためにはマルチタイプのサプリが基本になる。
単独のビタミンミネラルは、基本のマルチビタミンにプラスするが、個人の生活で変わってくる。
イチョウ葉やニンニクなどのハーブ類は、栄養とは直接関係はなく、独自の成分が身体を温めたりすっきりさせるだけなので、栄養素であるビタミンミネラルと混同しないように気をつけたい。

サプリメントについては医師の意見は賛否両論いろいろあるようだが、医師は病気を治すのが専門なので、病気にならないための勉強をしている人は少ないようだ。
実際、誰も病気にならなければ、医師が必要ない世の中になってしまうので、医師も死活問題になるのだろう。

ただここでも言えるのは、原材料にこだわって、有機栽培の野菜や果物を使っているサプリは、それなりの価格がするし、どこにでもは売ってはいない。楽天でもあまり売っていない。

化学的に合成されたサプリなら、低価格で大量生産でどこででも手に入る。

自分の身体の細胞を作る素になる栄養なので、原材料にも安心を求めたい。

▼膨大な種類のサプリメントの中で、有機栽培の野菜や果物のオーガニック原料でできたものは驚くほどすくない。
希少品は直販オンリーも多いので楽天で探すには限界を感じる。
サプリ先進国のアメリカは種類も豊富だが、日本人にはサイズが大きすぎて喉を通らないこともあるので確認が必要。（以前友人のススメで買ったサプリが3×2センチほどもある平べったいタイプで、途中で断念した経験あり）

▼「病気にならない生き方」の新谷弘実氏のシンヤビオジマ理論に基づいて作られたサプリメント

マルチビタミンミネラルは、厳選した高品質のビタミン11種類、ミネラル6種類を植物性カプセルに凝縮しました。毎日必要なビタミン・ミネラルのほぼ100％を満たしています。また、体内への吸収率から天然ビタミンやミネラル酵母にビール酵母をブレンド。ポリフェノールやβカロテンなど話題のファイトケミカルも含まれています。

▼国産では青汁が人気のようだが、「ケール」という野菜一種類でどれほどの栄養が摂れるのかは疑問。偏りを感じるが、手軽に野菜を摂れる魅力はある。