風に運ばれる甘い香りで、待ちに待った春の訪れを告げるジンチョウゲ(沈丁花)の花だとわかるほど、子供の頃から親しんでいる、夏越しや冬越しの心配のない花木です。
ジンチョウゲは、晩秋につけたつぼみが年末頃から赤紫色に色づいて、長い冬枯れの庭に彩りを添え、早春に赤紫色の花びら(萼片)の内側が白い花を咲かせ、香りを辺りにふりまきます。
枝先に20輪ほど手毬状に固まって咲く小さな花を囲むように、放射状につく葉。
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1本の木に赤い花と白い花が咲き分ける「咲き分け沈丁花」はまだ木が小さく、この春も白花の一色咲きでしたが、やがてつくつぼみの色に赤い色があるか気になります・・・
「咲き分け沈丁花」が赤い花を咲かせるまで、赤花のジンチョウゲを横に置けるといいのですが、赤花のジンチョウゲはプランターなので、「咲き分け沈丁花」の隣に置く場所がなくて、残念。
木が小さいうちはどちらかの花しか咲かないことが多い「咲き分け沈丁花」の白い花。
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ジンチョウゲは丈夫で、とくに目立った病虫害もないので、花後はあまりかまってもらっていませんが、2月になるとまだかまだかと、花が開くのを待たれます。
ジンチョウゲ(沈丁花)の鉢植えの育て方
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属、中国原産の耐寒性(寒冷地を除く)耐暑性常緑低木
別名:チンチョウゲ、輪丁花
●置き場所:日当たりのよい場所に。半日陰でもOKです。夏は半日陰に。
●水やり:鉢土の表面が乾いたらたっぷりと。水切れに注意が必要です。
●用土:水はけがよい土に。赤玉土小粒6、腐葉土4の混合土に、緩効性肥料を適量、混ぜて。(赤玉土小粒2、鹿沼土1、パーライト1の混合土に、「根腐れ防止剤」と緩効性肥料を適量、混ぜています)
●肥料:花後にお礼肥を。
●剪定:花後に伸びすぎた枝を切るぐらいで、自然に樹形がまとまるそうです。
花言葉:甘い生活、光栄、永遠
キバナジンチョウゲ 4号ポット苗
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