晩春から初夏に、光沢のある濃緑色の葉をつけた枝先に、白い小さな花が円錐状に集まって咲き、花や実の重さで房が垂れ下がり、晩夏になると実が真っ赤に熟します。
10月23日の誕生花は、燃えにくく延焼を防ぐ樹、サンゴジュ(珊瑚樹)。
花(木)の名は、赤く熟した実が紅色の珊瑚玉のように美しいことからサンゴにたとえて名づけられました。
サンゴジュの学名はViburnum odoratissimum var. awabuki(Viburnum awabuki)で、変種名(種小名)は材に水分が多く、燃やすと切り口から泡を吹くことからつけられています。
サンゴジュは水分が多く燃えにくい葉や枝が火災の延焼防止に役立つといわれ、防火樹として林の縁や家の周りに植えられています。
花言葉「負けず嫌い」は、水分が多く葉や枝を燃やすと泡を吹いて、火に対抗することからつけられたのでしょうか。
花言葉「端麗」は、枝に垂れ下がる花や実の姿、形が整って美しいことからつけられたのでしょう。
サンゴジュは先がとがった長楕円形の葉のわきにつぼみがついて一か月くらい経つと、先が5つに裂けた花がおしべを長く突き出して咲き、一か月後には実が淡くオレンジ色に色づきます。
ご近所でサンゴジュの生垣や2階の窓まで届く高生垣を見かけますが、植物園では自然な樹形が見られます。
スイカズラ科ガマズミ属、耐寒性常緑小高木、原産地:日本、朝鮮半島、中国別名:ヤブサンゴ(藪珊瑚)
サンゴジュ(珊瑚樹)の花言葉:負けず嫌い、端麗。
サンゴジュ(珊瑚樹)の誕生花:10月23日
流通時期:苗木を秋~春に見かけます。
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さんにあります。
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