弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2021.10.09
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カテゴリ: 誕生花のない花


誕生花のない花は、深くくびれた豆莢でくっつくひっつき虫、ヌスビトハギ(盗人萩)。

花の名は、2つの豆が入った莢の形が抜き足差し足で家に忍び込む泥棒の足跡に見えることから名づけられました。

ハギ(萩)の名は、毎年根元から新しい芽を出すことからの生え芽(はえき、はえぎ)が変化したといわれています。

花言葉「略奪愛」は、花の名前の盗人に由来しています。

ヌスビトハギは繁殖力が旺盛で、群生して他の草花の生えている場所を奪い、人の衣服や動物の毛にくっついてタネを運ばせ、落ちた場所でまた繁茂することからもきているのでしょう。


少し涼しくなって久しぶりに山道をのぼって行くと、ヌスビトハギの群生から1株だけ、ぽつりと離れたところで、極小輪の花を順に咲かせながら次々と実を結んでいました。

ヌスビトハギの3枚の小葉は先がとがって中央の幅が広く、軸先の小葉は両側の小葉より大きく、扁平でくびれた豆莢は触れるとざらつき、赤褐色の斑紋があります。

北米原産のアレチヌスビトハギも近くで見かけましたが、花がヌスビトハギより大きく、4~6個にくびれた扁平な実(節果)をつけていました。

マメ科ヌスビトハギ属、多年草、原産地:日本、中国、朝鮮半島、台湾

ヌスビトハギ(盗人萩)の花言葉:略奪愛。
ヌスビトハギ(盗人萩)の誕生花:―

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)の花言葉:略奪愛。
アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)の誕生花:―

流通時期:―

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Last updated  2021.10.09 10:30:04
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