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最終巻、発売されました。長かった私のこの作品への感想もこれで最後になりそうです。アニメは見てないですが、そろそろまた見てみようかなと思ったり。最終巻は加筆があってラストの印象に変化が。二度美味しい。前巻の感想はこちら。本誌連載時の感想は以下の通り。135話感想 136話感想 137話感想 138話感想 最終話感想進撃の巨人(34) (講談社コミックス) [ 諫山 創 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。パラディ島以外の土地を踏み潰し、次々と命を奪っていく「地鳴らし」。一方、エレンの攻撃目標地点を見定めたアルミンやミカサ達。敵、味方、かつての仲間、数多の命を失いながらもついにエレンに追いつくが……。「進撃の巨人」ついに完結。本誌連載時は衝撃過ぎて、うすらぼんやりとしか理解してなかったことが、通して読んでみてやっと理解できたところもありました。歴代の「九つの巨人」継承者は巨人化しても初めは意識がなかったわけですよね。エレンの動きを止める者たちへの抵抗はユミルの意志。それならばユミルは人類の虐殺を望んでいるのかとアルミンは考えますが、そうではなくて、むしろユミルは繋がることを望んでいた。だからジークがそれを望んだとき、道で“過去の継承者”たちと繋がることが出来たんですよね。ここのユミルの行動はあまり理解ができていなかったのですが、エレンが望むことをさせるための行動だったわけですね。エレンはミカサが自分にトドメを刺すことを望んでいて、それは彼らを英雄とすることで彼らとパラディ島を守るためですが、それだけでなくてユミルが満足することも必要で。奇しくもエレンはフリップ王と同じく虐殺者となり、またユミルが虐げられたのと同じようにエレンはミカサを突き放しました。それでもミカサはエレンを忘れることは出来ず、エレンを救う選択をしました。到底受け入れられる状況にない相手を好きになってしまい、ユミルは従うことしか出来ませんでしたが、その結果は自由を求めて苦しむことに。ミカサはエレンと結ばれることは出来ませんでしたが、エレンを止め救うことで彼の想いを手にすることができました。苦しみから解放されたミカサによってユミルも自らを解き放ったということですよね。そしてユミルの民は巨人化することがなくなった。アルミンの台詞も少し修正されてましたね。アルミンは決してエレンのやったことを肯定したわけではなくて、決して許されないことだけれど、自分たちのために悪を演じたエレンの行いを無駄にしないために自らも戦いの無い世界を作る覚悟を決めたってことですよね。そこを強調する台詞になってます。本誌連載終了時にアルミンがエレンの虐殺を肯定したと受け取った読者がいたようで、それに配慮した形になったんでしょうね。さすがにそこは読み取れるのでは??と思いましたが色んな人がいるようです。ただ私は作品を生み出した作者はその世界の創造神だから、その世界において神は絶対の存在だと思ってます。ま、わかりやすく表現するのも必要なことではあると思いますけど(^^;ミカサの頭痛の原因がはっきり明かされましたね。ユミルがミカサの頭の中を覗くとき頭痛が起きていたようです。なるほど・・・です。そういえば、進撃のスクールカーストでユミル親娘らしき人達が登場してますよね。なんかよかったです。そしてラストの加筆はありがたかったです。エレンはミカサの幸せを望んでいたから、しばらくは自分を思い続けていて欲しいと思ってはいても一生ミカサに1人でいろとは思っていませんでした。私としてはここで、全てをわかってるジャンにぜひともミカサを幸せにしてくれと願っておりましたので多分そうだろうと思われる描写があって嬉しかったです。エレンのことはいつまでも思いつつもジャンと幸せに生きることを選択したであろうミカサ。ジャン、ありがとう。最期はマフラーを巻いて貰ってましたね。それを巻いたのはジャンだったかどうかはわかりませんが、幸せな一生を送ったのだと思われます。が、その後 発展をしていったパラディ島ではまた戦争が起き、島は壊滅的なダメージを受けたようです。人間は歴史に学ばず愚を繰り返すということでしょうね。あの樹の根元に眠るのはエレン。そこへまた誰かが辿りついたようで・・・まさか巨人化が繰り返されることはないと思いますが、余韻を感じさせるラストとなりました。連載時の終わり方もあれはあれで、っと思っていますがこの終わり方もこの作品らしいと思います。連載も追わせていただいて二度美味しい思いをさせていただきました。壁の外に憧れた少年たちの物語、諫山先生には感謝です。
2021年06月10日
ついに終焉。見事な終わりでした。思えば私が進撃の感想を書き始めたのは2010年12月19日「進撃の巨人読みました」3巻まで刊行後のようです。なんと初めての感想に無垢の巨人は元人間だろうと思われるって書いてますうっそぉ~~~気づいてたん??私w私としては10年半くらい追いかけてきたってことでしょうかね。素晴らしい作品に出会えてよかったです。コミックは沢山購入してますが、連載追いかけて本誌購入してるのは「黒執事」とこの「進撃の巨人」だけですから。WJとYJも購入してますけど作品を追いかけてるってよりは雑誌を読んでるって感じですので。先月あんなことになったものだからどう決着をつけるのか、「有り得へん!」なんて結末にはならないだろうとは思ってましたが不安もあったんですよね。あの先月号ラストからあと1話でどうこうなるものなのだろうかって。それがまぁ・・・最後の最後までびっくり仰天で混乱と感動をごちゃ混ぜにした最高のラストでしたよ。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2021年 05月号 [雑誌]楽天で購入読み終わって最初は筋は追えても情報を受け取りきれず、ちょっとわからない部分が多かったのですよ。それが後から理解できてくるとじわじわと感動が染みてきて・・・ちと鈍いんでしょうかね(^^;ホント波が寄せるように何度も何度も感動が押し寄せては深まっていくんですよ。そうか、そうだったのか・・・諫山センセとんでもない物語を考えていたんだな・・・天才と呼ばれる漫画家さんは何人もいますが、間違いなくその1人ですよね。物語を読んでいてエレンがわからなくなることもありましたが、それはエレンが別人になってしまったのでもないし、おかしな奴だったわけでもなく、ユミルと未来のことと自分のことを知ってしまったからだったんですね。最初から張られていた伏線が綺麗に回収されて、こりゃまた1巻から読み直さなくてはならなくなるわけですわ。一度読んだくらいでは全てを理解できないくらい見事に作り込まれた物語でした。これを当初から脳内で構想されてたんですよね。はぁ・・・凄いわ。凄すぎるわ・・・エレンが「地鳴らし」を行った理由は虐殺を行った自分を倒すことでアルミンたちを英雄に仕立てるためだったんですね。これは予想通り。これまでエレンは一切自分の行動についてのを話してきませんでしたが、実はそれぞれみんなと話をしていたようです。特にアルミンには自分の“真の目的”を話していたようです。エレンがアルミンの意識に作用することで思いを伝えると同時に伏線も回収。炎の水が溶岩のことだったと判明。始祖ユミルが二千年間フリッツ王に従い続けているから巨人の力は今も存在する。つまり、ユミルがフィリッツ王に従うのをやめれば巨人の力は消滅するってことのようです。ユミルがフリッツ王に従う理由は彼を愛していたから。故郷を焼かれ親を殺され舌を抜かれた相手を髪に等しい力を手にして尚も従順であり続け彼を愛し続けたとは・・・有り得ん。これは私には理解不能。奴隷だったこともあり自己評価が低いというレベルではないのでしょうね。ただフィリッツ王に必要とされることを愛されているのだと思い込み、その愛を失いたくなかったのでしょうね。本当に愛し、愛されるということがどういうことであるのか知らないまま苦しみ続けたユミルを救えるのがミカサだったようです。ミカサの選択によってユミルを解放できればユミルの民も救われる。エレンがヒストリアに接触したことで始祖の力が発動し、未来が見えたようですがミカサに行動を促すために8割の人類を虐殺する自分を知るって・・・これはキツいわ・・・その上あの日、巨人となったダイナにベルトルトを見逃して自分の家に向かうよう干渉したのはエレンだったとは・・・!コレに関しては正直すぐに受け入れることができませんでした。あまりに衝撃過ぎて・・・ここから巨人を駆逐するという誓いを立てるのですが、自分自身が幼い自分にこれほど苛酷な試練を与えていたのだとは・・・。ま、過去に干渉した時点でのエレンは幼い自分が試練を乗り越え現在に至ることを知ってるから出来たのかもです。時間を置いてようやくエレンが自らに課した試練を理解しました。アルミンにとっても衝撃!そりゃそうですよ・・・1人で背負うにはあまりにも苛酷過ぎるもの。独房で鏡に向かって「戦え」といっていたのはこれから自分が行うことがわかっているから崩れそうになる自分への鼓舞だったんでしょうね。他のやり方があるなら教えてくれってハンジにキレていたのも未来の自分が地ならしをするのを見てしまったからで、それは未来の始祖の力を発動した自分がそれしか方法がなかった末の選択だと理解してたからでしょうね。やりたくないけどみんなを守るためには仕方が無くて、他にもっといい方法があるなら言ってみろっていう苛立ち。無いこともわかっているし、自分の状況を話すこともできないしで・・・余程の強い意志と仲間への想いが強くなければ遂行できなかったでしょう。最後が近づいてるってことでエレンはアルミンにミカサに対する想いを吐露。うわぁ・・・エレン、ミカサが好きだったんですね。エレンに突き放されてミカサも辛かっただろうけど、エレンの方も同じくらい辛かったようです。ミカサ以上かも。自分の気持ちを偽らなくてはならなかったのだから。まさかここまで情けなく本心を明かすとは思いませんでしたが、俄然エレンのことを好きになりましたよ。ちゃんと行動に理由があったし、自分の恋心よりもみんなの幸せを選択したのかと。何ツー奴だよ、お前は・・・っと。これまでのエレンへの感想を謝りたい。エレンがやったことは決して許されるものではないけれど、仲間だけでなくユミルの民を救ったのだし、人類に憎しみ合うことの先を考える切っ掛けも作ったんですよね。アルミンはエレンの覚悟を知り、この過ちは絶対無駄にしないと誓います。エレンのやったことは「過ち」だと断言してますが、これはこの結末を迎えるために必要な選択でエレンにしかできないこと。死にゆく親友の願いを受継ぐためにアルミンもまた人類を救った英雄になる覚悟を決めます。アルミンがエレンと話をしたのはあの船の上でだったんですね。鳥が上空を飛んでいるときはエレンが干渉していたことを示すのかもしれません。ミカサはエレンの首を抱き、アルミンのところに来ますが、ミカサの話からエレンがミカサのところにも来ていたことがわかります。それがあの分岐のような夢の場面でしょうね。アッカーマンであるミカサの意志にはエレンは干渉できませんが、自分の思い描く未来を見せたりすることは出来たということでしょうか。いろんな未来も過去も同時にエレンは存在させることができて、そのエレンの導きがあれば共有できるってことですかね。座標の道を使って。ミカサは「エレンは本当は2人で生きる道を選びたかった」けれどもそれではユミルやユミルの民やみんなを救うことはできないから今の状況を選択したのだと知らされたのでしょうね。エレンの思いを知ったミカサはエレンの辛い状況を終わらせてあげられるのは自分しかいないとエレンを解放する決断をしたのでしょう。これ以上エレンが苦しまないように。エレンは自分は巨人の口の中にいると伝え、ミカサを待っていると伝えたのでは。そして自分を殺すことでミカサには自由になって欲しいし、自分が死んだ後は、自分のことは忘れて欲しいと。「いってらっしゃい、エレン」はエレンが作り出した世界から現実の世界に戻るのを送り出す言葉だったのかなと。ミカサがエレンを斬りに言った時、頬を染めていたのはやはりエレンと両思いであったことを知ったからでしょうね。結ばれることはできないけれど、エレンに愛されていたことをわかったからミカサはあんなにも乙女な表情だったのでしょう。エレンもミカサを待っていたから嬉しそう。やっとエレンはミカサによって自分の望んだ結末を手にすることが出来ました。長かったでしょうね・・・エレンの髪がさっくりと切られていく描写は如何に切れ味のよい刃なのかがわかりますし、美形のストレートボブに弱い私としては忘れられない場面となりました。エレンの首を抱きしめるミカサは幸せそう。ようやくエレンが自分のところに戻ってきたのですから。これからは自分だけのものだし。ユミルが苦しみから解放されたことで巨人の力は消され、巨人化していた者たちが元の姿に!!!!ああ、よかった!!!ライナーやアニたちも巨人の力がなくなり寿命が戻ったようです。そんなこともエレンは伝えていたんですね。コニーのお母さんもよかった!みんなエレンを見限っていたところもあったけど信じたかったと思うのですよね。今エレンの行動の理由を知って、やっぱり自分たちが知ってるエレンだったと思ったでしょうね。リヴァイの前には亡くなった仲間たちが・・・これがお前らが捧げた心臓の結果らしいサシャも現れてます・・・これは始祖の力では無さそうなので本当にみんなが姿を現したってことでいいんじゃないかと。多くの死がありましたが、サシャの表情からもこれで良かったといっているかのよう。ミカサはエレンを首をパラディ島まで持ち帰り埋葬するつもりのようですが、かなり危険ですよね。パラディ島にキヨミさまたちがいたのでその力を借りたんでしょうかね。アルミンはエレンの行動を無駄にしないため“英雄”となります。3年後にアルミン達は和平交渉の連合国大使としてパラディ島を訪れます。ヒストリアの子供は本当にあのモブのような男性の子供だったようですwあらあらあら・・・ヒストリアは自らの意志で結婚し出産してたようです。これにはびっくり。ライナーが未だにヒストリアに想いを寄せているようでwライナーはこれくらいの粘着でいいと思うけどガビが知ったらショックでしょうねwリヴァイはみんなと同行していないようです。ガビとファルコとオニャンコポンが一緒にいてくれてるようで。リヴァイも苛酷な体験をし続けてきましたが生き残りましたね。今後は思い出と共に穏やかな日々を過ごせますように。船上のアルミンの上空には鳥が。羽根はエレンからのメッセージでしょうか。ミカサのところへはもっと直接的に。またあなたに会いたいと涙を流すミカサのマフラーを巻いてくれてます。エレン・・・!ミカサには幸せになって欲しいけど自分のことをずっと忘れないでいて欲しいっていってましたからね。どちらもエレンの本音でしょう。ミカサに男ができるのは嫌だし、ミカサもきっとしばらくはエレンをひきずって生きることになるでしょうが、全てを知ってるジャンがそのうち行動に出るのでは。エレンもさすがに一生自分だけを想い続けていて欲しいと思っていても、ミカサがずっと1人で寂しい想いをし続けることまでは望まないはず。その辺も心得てるジャンが頃合いを見つけてミカサを支えてくれるんじゃないかなっと私は願っております。アルミンはアニとお幸せに。はぁ・・・ついに完結ですよ。素晴らしい作品をリアルに追うことができて感謝しかないです。諫山先生、本当にお疲れ様でした、そしてこのような作品を世に送り出してくださりありがとうございました。さて、最終巻が出る前にもう一度、一巻から読み返すとしますかね。恐ろしいことになりそうです。絶対また違う感想が出てきそう・・・無限ループだわ。いくら書いても満足のいく感想を仕上げることができない・・・
2021年04月17日
しばらく放心でしたね。頭が情報を処理しきれなくてダウンって感じでした。かなりスペックが低いので・・・先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2021年 04月号 [雑誌]楽天で購入ネタバレ含みますので。残り2話でああ・・・家族に再開できて、エレンを止める手立てもついてやっとこれで物語が終演に向かうんだ・・・感慨深いなあ・・・なんて思っていたら奈落に突き落とされましたね。ええ・・・忘れていましたよ、世界は残酷だということを・・・今回の展開は全く予想してなくて、流石にもうhappy endに落ち着くだろうと気を許してたんですよ。安堵からの絶望・・・何度となく諫山先生に突き落とされてきましたが、こんな完結目前で今まで以上の衝撃が与えられるとは・・・(><)いや、これまでも立ち上がれないくらいのショックを受け続けてきましたが、まさかアッカーマンを残して大陸で生き残ったユミルの民が全員巨人化するなんて思ってもみませんでしたよ、コニーもジャンもですよ?どうせ最後にはみんな死ぬんだから死に際に華を持たせてもらえた人の勝ちだよねと思わずにはいられない。まさかまさかコニー、ジャン、ガビまで・・・ライナーやアニやピークにとってはあれだけ大切に思ってきた肉親が目の前で巨人化。しかも無垢だから人間に戻ることは出来ない。絶望以外の何物でもありませんよね。コニーがラガゴ村の名前を出したとき、膝から崩れ落ちそうになりましたよ。すぐに状況を察して指示を出すリヴァイには痺れました。私がその場にいたらリヴァイの指示通りには動けませんよ、頭が麻痺して。ピーク状態です。リヴァイはもう既にこれと同じ状況を経験してますからね。どれだけの修羅場を歩んできたか・・・肩を組むジャンとコニーは自分たちの最期を心得ていて・・・後のことを仲間に託す、まさに調査兵団がこれまで引き継いできたことですよね・・・泣けるその場にいる者たちの巨人化はエレンやユミルの意志ではなく、ただ生存したいというあの物体の力によるものなのでしょうけど、腹立たしい。これ、ユミルが願ったら元の人間に戻れませんかね?あまりにも喪失感が大きすぎて辛いです。島に残ったエルディア人は生きてますが、ヒストリア以外、知らない人ばかりだし。地ならしは止まったけれど、エレンが死んだのかと思うとミカサに頭痛が。これはミカサがエレンのことで不安になると起きるようですね。エレンはそれを「自分の意志に反した行いの反動で、奴隷のように従うお前が嫌い」だとミカサに告げましたが、本当は誰よりもミカサに自由でいて欲しかったはずです。だからエレンはユミルの願いを聞く代わりにミカサを自由にしたいという願いに協力してもらっていたのではないかと思ったり。自分の意思で選択し生きて欲しい これががエレンの願いで、ミカサがエレンから解放されるためには自分を殺させる必要があると考えたのでは?これ以上の地獄に耐えられない、ミカサが現実逃避を願ったとき、それは見えました。もし、あの時、別の選択をしていたら・・・エレンと二人で何もかも捨てて逃げる選択をした生活。あの夢のようなものはエレンが見せたのではないでしょうか?だって、エレンの願いが入ってましたから。ミカサにエレンのことは忘れて自由になって欲しいという。記憶の改竄ができるのなら、あれで完了だったはずなんですよ。でもアッカーマンであるミカサには効かなかった。エレンを忘れることはできない。ミカサが再びマフラーを巻いたということは、エレンの願いを振り切って、でもエレンの願う通り、自らの意志で自由になったということではないでしょうか。エレンがミカサに干渉してきたからミカサにはエレンの居場所がわかったのでしょう。ここでも「協力して欲しい」というミカサの言葉に即反応するリヴァイは流石。ミカサは今度はエレンを自由にすべく、その首を刈った。エレンはそれがわかっていたから満足そうな表情をしていたのでしょう。あの夢を2人は共有していたのではないでしょうか。夢のような世界だったけれど、どちらも自分の想いを投影していたというか。だからお互いがお互いを想っていることがわかり、その結果、ミカサがエレンを自由にする手段として首を刈ることになった。その直前のミカサは頬を染めているように見えます。想いが通じ合ったことを知った顔ですよね。ミカサが誰よりもエレンを想っていたのと同じくらいエレンもまたミカサを想っていたのではないでしょうか。ユミルが2人を微笑ましそうに見守っていたのはその想いを知っていたからかなと。そうなると、やはり、この二人だけではなくもっとみんなにも幸せになって欲しいです。無垢になってしまった人たちにもワンチャンあることを願ってます。アニとアルミン、ガビとファルコ、ジャンとピーク・・・未来を託せる生き残りカプが欲しいですから。あ、アニとアルミンはこのままでも未来を託せましたね(^o^;)とはいえ、寿命は残り少ないのですよね。はぁ・・・パラディ島の人々しか生き残らないのでしょうか。できれば人間に戻って・・・お願い。今回、「いってらっしゃい、エレン」が回収されましたが、私はループとは思ってなくて。ループを考察されてる方もいるようですが、私はジークが過去に行けたように、始祖の力、ユミル?の力を使えばユミルの民の意識に干渉出来るのではと思っていて・・・それじゃないかなと。単にループが苦手ってこともありますけど。嫌いってことじゃなくてよくわからなくなってしまうのですよね。なので、記憶の改竄が出来たり、過去の意識に干渉できるってことで納得したいかなと。もちろん、違うかもですが。来月の最終話を待ちたいと思います。あと一話ですよ。いよいよ来月で完結です。ほぼ頭からこの作品を追いかけてきましたが、こんなストーリー展開になるなんて露ほども思わずでした。凄い作品になりましたよね。最後までしっかり見届けたいと思います。
2021年03月11日
ついにエレンを止めましたね。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2021年 03月号 [雑誌]楽天で購入道と思われる場所ででジークとアルミンが会話。ユミルは苦しみから逃れるために不死身の身体を生み出し、死さえ存在しない世界へと逃れたとジークは言ってますが、これが悪魔との契約ってことですよね。他世界から生命体がやってきて、その力を受継いだとかではなく、ユミルがなんか特別な生命体に変異してしまったってことでしょうかね。2千年もの間、とてつもない力を持っていながらユミルがフリッツ王に逆らうことができなかったのはなぜか?ジークはユミルの目的を考えたけど理解できなかったようで。ただ、何かの未練を残していたことは確かで、それがエレンには理解出来て自分には出来なかったのだと。ユミルは誰かに自分も1人の人間として認めてもらいたかったのではないかと。ジークはユミルを始祖の力をもつ特別な存在としてみてたと思いますが、エレンはユミルを“ただの人”だと言って、だから誰にも従わなくていいと言ってましたもんね。エレンはこの世界を終わらせユミルを“自由”にしようとしたから、それを望んでいたユミルはエレンについていったんですよね。この世がなくなるためにエレンに協力している状態ですよね。それまでは従うこと以外の選択肢を知らなかったから、力を持っていてもそれを抗う力として使わず、従うことに使っていたのだと。ジークとアルミンは生きることの意味について語り合います。ジークは「増やす」という種の目的のために生きることから解放され、死ぬことが自由ではと捉えてて、そんな生には意味を見いだせないようでしたが、アルミンは増えるために必要なものではないけれど「生きている一瞬一瞬の出来事自体」が、自分には大切なものだったと。アルミンの言葉でジークも自分にとって楽しかった時間を思い出すことに。すると2人に関わって来た故人たちが姿を現し・・・ん?これはかつて巨人の力を有した人達??その頃、現実の世界でみんなは闘っていて、ピーク、ジャン、ライナー・・・アニ、ミカサ・・・それぞれが絶体絶命の大ピンチ(><)するとベルトルトの超大型巨人がアニの女型を助け・・・!!ベルトルトはアニが好きでしたもんね・・・助けられてよかったね、ベルトルト。ライナーを助けるのはポルコとマルセルのガリアード兄弟!!ユミルもいますやん!!いろんな思いを抱えていたはずなのに・・・今はライナーを助けてることに胸熱。この期を逃さずミカサがアルミンを救出。アニの女型がアルミンをキャッチ!!アニを助けるのはクサヴァー・獣、グリシャ・進撃、クルーガー・進撃ですよね。ふぁああああ・・・歴代巨人結集だわ。道に姿を現した彼らがジークとアルミンの呼びかけに答えてくれたってことですよね。ベルトルトは力を貸して欲しいというアルミンに対し何も言わなかったけどアニを助けたことが答えですよね。そしてジークは自らリヴァイの前に姿を現して・・・それも巨人としてでななく、本体のままで。獣の巨人の状態では項を削がなくてはならず、今のリヴァイにそれをするのは厳しかったけど、人間の身体なら例え利き手でなくても目的達成させることができますもんね。はぁ・・・こう来るか。ジークはリヴァイが自分を倒したがっていることを知っているから、その望みを叶えてやろうってことのよう。リヴァイには絶対にエルヴィンの命令を遂行して欲しかったけど、ジークが彼の手にかかるのも辛いなぁと思っていて・・・まさかこんな形で成されることになるとは思いませんでした。色んな柵から解放されたジークは空を眺めいい天気だと感じる感性を取り戻したようです。もっと早くに気づいていれば・・・もう少し長く生きたかったな、って思ったのでしょうが、同時にこれまで多くの人を殺してきた自分がそんな生き方が許されるわけないということも承知していて・・・こんなすっきりした表情且つ、清々しいまでの潔さでリヴァイの前に現れるとは。リヴァイも一瞬動揺を見せたようですが、この期を逃しませんでしたね。それは絶対に成さねばならない約束だったから。ジークの死によって地ならしは止まったようです。ジークを通して発動してた始祖の力がエレンに使えなくなったってことでしょうか?でもユミルがいるはずだから直接ユミルを通して何とかなりそうですが???ジャンがエレンの首に掛かる起爆装置を作動。死に急ぎ野郎にクソバカがつきました。ライナーが始祖の力の本体を取り押さえ、再びエレンと一体化するのを防ぎます。鎧の巨人なら超大型の爆発に耐えられるってことですが、大丈夫ですかね・・・ヤバそうなんですけど・・・うう・・・ライナーの覚悟が・・・これで今までのことは帳消しにして欲しい。ライナー以外はファルコの背に乗って離脱。ありがとう みんなの力が無ければ 地ならしは止められなかったさようなら エレンいよいよ、アルミンが巨人化。終止符を打つようです。ふぇ~~~~~ん なんだよ、ミカサの表情もアルミンの表情も・・・辛いよ(><)あと2話ですよ。最後まで見とどけねば。
2021年02月12日
ついに残り3話・・・。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2021年 02月号 [雑誌]価格:699円(税込、送料無料) (2021/1/16時点)楽天で購入オニャンコポンは大丈夫そうですね。ファルコが鳥になれそうだというのはわかっていたとしても、どうしたら鳥になれたんでしょう?巨人の姿形って自分で決められるものではないと思うんですが・・・鳥になぁれ!!って願ってなれるものなのか??謎です。ファルコが巨人化したことで船は沈没したようで・・・後でキヨミさんらを回収にいかないといけませんね。ちゃんとみんな助けられますよね・・・取りあえず、ファルコが飛べたことで危機を脱出できました。でもライナーは戦えないガビを連れてきたことを心配してます。ですよね、ガビは巨人化できないし、立体機動も使えない。ただ、対巨人用ライフルが使えるし、以前エレンの首を飛ばした時に背中辺りから光るムカデのようなものが出てきて、それが巨人の力の正体ではないかと言ってることから彼女がこれを撃ち殺すのかもですね。そのためにここにいるのかも。巨人の力の正体が消滅したらエルディア人は巨人化しなくなるのでは?そしたら今ある脅威は消え、エルディア人は解放されるってことですよね。エレンはそのことを知っているのでしょうか?自分の首を落とさなくてはそれが出来ず、同期のメンバーにそれを決断させるために自分がヒールをしてる??いや、エレンはそこまで考えてないかな?それにしてもガビはあっさりエレンの首を飛ばしたと言ってますが、その件に関しては誰も何も反応なしですが、いいのかしらん。さすがに次に首を飛ばして、始祖の力もなくしたらエレンは死にますよね・・・アニはアルミンが気になることを必死に隠してますがミカサが情報提供。密かに2人の関係が変化してます。リヴァイはアルミンの救出とエレンへの攻撃を同時にするよう指示。これ以上はエレンを救う方向で動くのは無理って判断ですね。エレンを殺すことは出来ないミカサをアルミン救出組に入れるアニ。今は出来ることに集中させるための配慮ですね。起爆装置の方はライナーとジャンが担当。そこにはピークもいて闘ってます。ピークの巨人は戦闘には不向きだけれど持久力があるようで、ピークが死なない限り何度でも巨人化できるようです。これは凄いことだわね。とはいえ、限界はありますよね・・・ここでピークとジャンの間に何か生まれたりはしませんかね・・・釣り橋的な何かが・・・それどころじゃないか。リヴァイはエルヴィンの最後の命令だけを未だ成し得ていないと腹立たしさでいっぱいのよう。これまで一度も命令をしくじったことがなかったのにと。リヴァイは仲間たちがこれまでに捧げてきた心臓の重みに匹敵する成果を上げたいでしょうね(><)それなのでままならず・・・先輩格としてはリヴァイだけが生き残っていますが、彼も最後まではいないのではないかと思われ・・・かといって今のリヴァイでは獣の巨人は倒せないと思うのですよ。でも、どこかでジークと対峙することはあるのではないかと・・・アルミンはユミルに食われたことで座標にやってきたようです。ジークが「君も」って言ってることからジークもユミルに食われたってことですかね。以前、ジークが座標に来たときはユミルに食われたわけではないので、座標への道は始祖の力によって呼ばれて行くことができる場所ですかね。これまで話合いが不十分だったと言ってきたアルミンですから、ここはジークと話すことで何か打開策が見つけるのでしょうか。ジークはエルディア人の安楽死計画を立ててましたが、子孫を産めなくするよりも巨人にならなくなるのならその方がいいですよね。みんな必死で闘ってますが、アニとミカサの連携が凄い。あんなに敵対し合って2人だけど、何も言わないのに意思の疎通が出来てます。これも未来への希望ですよね。ベルトルトの超大型巨人の前に来た女型の巨人。ベルトルトはアニが好きだったけどアニは今、アルミンを助けようとしていて・・・さぁこの状況がどうなるのか。一方、砦ではエルディア人とマーレ軍が敵対・・・憎しみとの決別を誓ったところだったのに、ミュラー長官はどう行動するんでしょ。ここできちんと和解できなければ口先だけの宣言になってしまいますよね。ここにも未来への希望が見られるはず。あっちもこっちもえらいこっちゃですが・・・ああ・・・あと3話なんですよ。どうしましょ。
2021年01月17日
エレンによる地ならしが無慈悲に展開されてます(><)どうするんだよ、これ???って規模で・・・前巻の感想はこちら。進撃の巨人(33) (講談社コミックス) [ 諫山 創 ]価格:495円(税込、送料無料) (2021/1/10時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。パラディ島以外すべての土地を踏み潰すべく「地鳴らし」による進行を続けるエレン。ミカサやアルミン達は空からエレンを追いかけるため飛行艇整備が可能なオディハを目指す。だがその代償としてアニ、ライナーらの家族が住む「レベリオ」を諦めることになり。本誌連載時に感想を書いてるので通して読んでの感想のみ。別冊マガジン連載時感想は以下の通り。131話感想 132話感想 133話感想 134話感想あまりに残酷で容赦ない「地ならし」がエレンによって進められてます。エレンが望んだ自由はこれだったのか?この自由を手にしてエレンは幸せなのか??山ほど疑問が出てきますよね。エレンが望んだことは「自由」だったけど、虐殺の先に手に入れるものだったのか・・・ずっとハンジたちはエレンに道を示せなかったことを残念に思い、でもエレンの行動を支持するわけにはいかず抗ってきました。エレンを止められるのは彼らだけ。そしてエレンも止められたいのではと考えるライナー。調査兵団で一緒に巨人と戦いながら、実はその巨人の正体がライナーたちでその裏切り行為を許せずにいた調査兵団同期の面々ですが、ライナーたちもただ守りたいもののために闘っていただけだとわかり・・・自分たちも彼らと同じように守りたいもののために仲間を裏切り手にかけてライナーたちと同じ立場になったとき、本当の意味で彼らの苦悩を理解。確かに同じ立場にならなければ、わかったつもりになったり一方的に詰るだけになってしまうのが人間なのでしょうね。エルヴィンの後で調査兵団を率いてきたハンジも退場。リヴァイは、お前も先に行ってしまうのだなぁ・・・ってところでしょうか。仲間のところへ先に向かうハンジを止めません。リヴァイはエルヴィンとの誓いを果たすため、ここは踏みとどまったのでしょう。残酷な世界が見事なまでに描かれてます。が、一抹の望みも。人類の滅亡を前に自らの行いを悔い、もし未来があるのなら憎しみ合わない世界を作るという誓い。これもまた平和な時間が過ぎれば忘れ去られ、再び世界は窮地に追い込まれることになるのかもしれませんが、語り継ぐ者が途絶えなければ希望もあるのではないかと思ってみたり。さぁ着地までのカウントダウンが始まりましたよ。次巻でいよいよ完結だそうです。別マガの4月発売分、5月号が最終話のようで。はぁ・・・遂にこの時が来るのか・・・ま、一応予告してもらえると心の準備ができるので、突然はい終わりです!ってなるよりはありがたいのですが。読み終えた後、未来に光がありますように。
2021年01月10日
何がなんだか・・・先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2021年 01月号 [雑誌]価格:640円(税込、送料無料) (2020/12/12時点)楽天で購入獣の巨人と思ったら、ジークはいなくて巨人の形だけが作られた状態だったようで・・・これユミルが作り出してるようですね。で、ユミルは豚を逃がしたんですかね??故意に逃がすと言うよりも扉を開け放っておいたって感じのよう。でっかい巨人にはでっかい巨人をぶつけるってことでいよいよアルミンが巨人化するようです。エルヴィンの言葉を思い出し、腹を括るアルミン。ところが、アルミンは無数に現れた巨人の一体にパックンされてしまいました。舌で窒息しさせようとしてるようですが、ケガさせたら巨人化してしまいますもんね、でもなんかエロ・・・wアルミンはそれどころではないでしょうけど。無数の巨人はピークによると歴代の九つの巨人のよう。始祖の力で蘇らせてるようです、ユミルが。そんなの相手に闘っていても勝てるわけがないってことでピークは即座にエレンの進撃の巨人を攻撃することに。爆薬で首を吹き飛ばすつもりのようでしたが失敗。ライナーの鎧の巨人にガリアートの顎の巨人が襲ってきたときには何が起きたのかわかりませんでしたわ。味方同士でなんで攻撃してくるのかと。これもユミルが作り出してる巨人なわけですね。私の頭は混乱ですよ・・・ユミルは本当に人類の虐殺を望んでいるんでしょうかね??ほんま、よくわかりません。アルミンの意識にベルトルトが現れたので、ベルトルトが助けてくれるのかしらん?っと思ったら超大型巨人が現れました・・・あらら・・・しかしデカいな・・・鎧の巨人を潰したところからもベルトルトの意志はそこには無いでしょうね。ジャンがライナーを助け、宙づり状態。もう一度巨人化するから手を離せというライナーにジャンは「てめぇの巨人は名前の割にしょっちゅう砕けてる」と鋭い指摘。ですよね。鎧という割に強くない・・・ライナーに対し「俺たち」という言葉を使うジャン・・・ライナーはその言葉で救われましたよね・・・意識を無くしてるコニーに巨人が襲いかかりますが、そこをリヴァイが助け・・・ミカサとコニーでリヴァイを助け・・・もう何が何やら・・・とにかく巨人に囲まれて大ピンチ!!!「来い!!私は強い!!ので!!・・・」ミカサが囮になってなんとか凌ごうと大声を張り上げますが、ここはもうどうにもならんでしょ、 ってところで「ミカサ!!あんたちょっと邪魔!!」おお~~~~~~来たよ!!!来ましたよ!!アニたちが来た!!ファルコがファルコン。アルミンとピークはエレンの上ですが、残りはファルコに助けられたようです。ここからどう体勢を立て直していくのか?もう残り数話ですよね、きっと。このまま年越しか・・・
2020年12月16日
諫山先生が作画コストが大変なことに・・・っと書かれているようにものすごい数の人たちが描かれてます。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2020年 12月号 [雑誌]価格:640円(税込、送料無料) (2020/11/18時点)楽天で購入ヒストリアが出産を迎えたようです。助産婦らしき人が動き回る中で1人、男の人がいるようですが・・・この人が相手の人ですかね?私はエレンの子だと思ってるのですが・・・明日への希望の子ってことだと思うのですが、別にエレンの子供でなくてもいいってことでしょうかね。王家の血を引く子にはなりますが。世界中の人々が逃げ惑う中、「地鳴らし」が進んでいきます(><)こんなのありかよ・・・ってくらいの狂行。こんな絶望の中でも赤子の命がリレーされていきます。それでもこのままではその先に希望はないですよね。ヒィズル国らしきところへも地鳴らしは到達してます。人類すべての命運を懸けて飛行船部隊が飛んで行きましたが、司令官はこの結果は兵士らだけの責任ではなく、憎しみを利用し、憎しみを育み続け、憎しみに救いがあると信じてきたすべての大人達に責任があると。我々全ての大人達が至らぬ問題のすべてを「悪魔能島」へ吐き捨てた結果、怪物が生まれ、我々に憎悪を返しにきたのだと・・・なるほど・・、エレン個人を敵とするのではなく、エレンを自分たちの行いの結果生まれた産物であると認識したわけですね。これなら救いはあるのかも。もしも再び、未来を見ることが叶うなら二度と同じ過ちは犯さないと私は誓う司令官の悲痛の叫びが多くの人々にも届いてます。ライナーの母・カリナも自分がライナーを復讐の道具にしていたことに気づきます。後悔の涙を流す姿にアニの父も同じ思いであることを呟きます。司令官は憎しみ合う時代との決別を誓い、互いに思いやる世界の幕開けと怪物との別れを宣言し、爆撃開始を指示。が、エレンが獣の巨人を出し投擲で応戦。あっという間に飛行船部隊、全滅。ですよね・・・全く相手にならない。数も圧倒的に少ないし。アニもライナーもパラディ島で生きている、親より先に死なないならそれでいいと親たちは絶望を受け入れ死を覚悟。っとここへ飛行艇到着!!獣の巨人の投擲が飛行艇に直撃。リヴァイに生気が戻りましたね。やっぱりどんな形であってもエルヴィンとの誓いは果たして欲しい。リヴァイに果たさせて欲しい。獣の巨人の所在がわかり、探す手間が省けたとばかり攻撃目標を定めます。オニャンコポンはギリギリまで飛行艇を近づけたので、不時着を試みるでしょうが巨人に踏みつぶされる予感しか・・・(><)ライナーが巨人化し、獣の巨人の投擲を阻止。みんなは立体起動装置を駆使し始祖の巨人の上に着地。いよいよ最終決戦だというのがわかります。鎧の巨人、車力の巨人の出現に人々はパラディ島の勢力が地鳴らしを止めにきたことを知ります。アルミンはエレンを引き釣り出した後で「君のどこが自由なのか」って嫌な質問をしてやると。ああ・・・鳥肌!!!!この状況ならエレン個人を悪として断罪されることはなさそう。どうせ寿命も残り少ないのだし、巨人となった者たちへ憎しみを向けるのではなく互いが赦し合う世界へわずかな希望が見えてきたような・・・ここへアニやファルコもやってくるのでしょうね。顎の巨人の背中に女型の巨人とガビを乗せて。はぁ・・・頼むよ。エレンを止めてあげて・・・!パラディ島の勢力が始祖の巨人を止めるという状況を作ることで全人類の憎悪からパラディ島を守るのがエレンの目的だったのかもですね。エレンが何をしようとしているのかさっぱりでしたけど、切ない・・・ま、エレンのことだからパラディ島のみんなが止めに来なくて地鳴らしが成功してしまったとしても、それはそれでパラディ島は憎しみの連鎖から解放されて、守られる形となるのだから良しってことなんでしょう。アルミンはそれがわかったからエレンを“自由”にしてやろうとしてるんですよね?はぁ・・・凄いよ・・・地鳴らしなんて発動してしまって、一体どうやってこの話を終結させるのか心配で堪りませんでしたが、何となく希望が見えてきました。それにしても憎しみを断ち切るにはここまでしないと人類は悔い改めることが出来ないってことなんでしょうね。そしてまた過去を忘れてしまった頃に再び悲劇は繰り返されるのかと・・・日々、しっかり生きなくては。
2020年11月20日
毎回タイトルに唸らされるのですが、今回は「罪人達」まさに・・・って感じですよね。もう仲間の血で手を染めていない者はいない。オニャンコポンくらい??先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2020年 11月号 [雑誌]価格:640円(税込、送料無料) (2020/10/11時点)楽天で購入燃料は半分しか入れられなかったけれど、ハンジさんが紡いでくれた飛行艇だから、必ず基地まで届けてみせるというオニャンコポン。ハンジさんの想いを絶対に無駄にしないという強い強い意志を感じます。「頼んだよ オニャンコポン」以前、ハンジさんが声を掛けたようにアルミンが声を掛けます。はぁ・・・アルミンが団長なんだね。そして、エレンを止めるための作戦を話合います。リヴァイとピークの証言からアルミンが「始祖の巨人」の形態を図示。ピークはともかく、リヴァイはあの状況でちゃんと見ていたんですね。ま、一目見れば忘れられない形だとは思いますが。インパクトありすぎですもん。ピークはエレンの居場所がわからなくても、アルミンの超大型巨人ならまとめて吹き飛ばすことができるといいます。アルミンはあのデカいエレンの最終形態よりもデカいんでしたっけ?でも、アルミンはそれは最終手段であって、エレンとは話をしたいようです。なんでこんなことになってるのかもアルミンとしては納得出来ていないでしょうから話はしたいはず。これまでも対話が無かっために起きてしまった不幸な出来事の連続ですからね。リヴァイは「始祖の巨人」を支配してるのはジークだから、彼を殺せば「地鳴らし」を止められるのではと考え、みんなに協力を求めます。以前のリヴァイならともかく、現状では彼1人では無理ですからね。それに残っている者たちは精鋭だし、確実にジークを仕留めるなら総力を出すべきでしょうし。リヴァイを生かしてるのはエルヴィンとの誓いのみでしょうね。残っている者はみな、仲間を手にかけた者ばかり。これまでライナーたちを詰ってきたコニーも、自分自身が仲間を裏切る立場になったことで、彼らが苦しんできたことを痛感。同じ境遇を経験して初めてその辛さが身に染みたようで・・・(><)はぁ・・・まさかこんな展開になるとは。(ノД`) 一方的にライナーたちを責めていた側の者も同じ苦しみを味わうことになるなんて思ってもみなかったよ。そして、それはエレンも同じ。エレンはエルディア人に影響を与えることができるのに、アルミンたちが巨人の力を持ったままなのは、エレンが意図的に彼らを自由にさせていると考えるアルミン。まるで試すように。ライナーは自分なら始祖の力を誰かに任せてしまいたい、それができないのならば終わりにして欲しいと考えるからエレンも同じではないかと。なるほど。エレン自身では止めるわけにはいかない事情があるけど、本当はやりたくないことだから誰かに力を奪われ終わらせてもらおうとしているってことですかね。エレンが止めようと思えば遺伝子操作してエルディア人が巨人にならないようにできるけど、それでは解決にならず、エレンが倒されることでしか世界が納得しないってことでしょうか。エレンに未来が見えているのなら、「地鳴らし」の先も既に見えているのかも。彼らによって止められる自分を。突然、彼らは座標に飛ばされることに。エレンは彼らの会話を知ることができてたってことですよね。自分たちのために大量虐殺をしなくていいとジャンは叫び、同じように罪を背負うから帰って来て欲しいと願うミカサ。が、エレンの答えは 互いに曲げられぬ信念がある限り オレ達は衝突するオレ達がやることは ただ一つ 戦え話し合いは必要ないと話すためにエレンはみんなを呼んだようです。オレを止めたいのなら オレの息の根を止めてみろ お前らは自由だやはり、エレンはライナーが予想した通り、みんなに止めて欲しいんですね。エレンは彼らを「エレンを止めた英雄」って扱いにしたいんでしょうか。世界が彼らを生かすことを受け入れざるを得なくさせるために。一方、船で別れた側にも動きが。ファルコがジークの記憶から自分の巨人は「獣の巨人」の力を発現する可能性があると言い出して。ファルコの巨人はくちばしがあるようにも見えたし、名前もファルコンに似てるからもしかしたら飛べるのかもね、まだ空を飛ぶ巨人は出てないしねーなんて息子と話してましたけど、本当にその可能性が!というか、確実に飛びますね。飛ぶにしても、どうやって飛ぶんだろ?って思ってましたが、ジークの脊髄液が発現の根拠となるとは思いませんでしたわ。きっと考察されてた人はいるんでしょうが。女型も他の巨人の一部を取り入れることで他の巨人の能力を発現するらしいので、アニの女型も飛ぶことが出来るかもってことですかね?これまでの女型の能力の多彩さの理由も判明してすっきり。これでどうやら巨人が合流することになりそうです。しかも飛行挺なしで空からエレンに接触できるという。それだけでなく、アニの父やライナーら他の者たちの家族たちも生きてることか判明。確かにあの時、反抗してましたね。ここに繋がるのか。エレンの前にみんなが集結する流れになったようです。うわぁ本当にクライマックスだわ。終わりに向けた総力戦か・・・ビビる。 (((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
2020年10月12日
もう本当、えらいことになってます。前巻の感想はこちら。進撃の巨人(32)特装版 (講談社キャラクターズA) [ 諫山 創 ]価格:1320円(税込、送料無料) (2020/10/3時点)楽天で購入本誌で既に感想を書いてるので通して読んでの感想のみ。別冊マガジン連載時感想は以下の通り。127話感想 128話感想 129話感想 130話感想やっぱり、エレンはミカサが自分をどう思っているのか知りたかったんでしょうね。そして、ヒストリアのお腹の父親はエレンだろうなと。ここで、他のモブの子を産む意味もないだろうし。エレンはあと4年しか生きられず、自分が生きている間に大切な人たちが幸せに暮らすため「地ならし」を発動したわけで。その大切な人たちから自分の行動が容認されなければ「地ならし」を辞めるのではないかと。エレンを止めるのはミカサとアルミンだろうし、リヴァイはやはりジークに止めを刺すのではないかと。敵同士で憎しみ合い、殺し合いしていた者たちがお互いのことを知ったことでそれぞれの立場の理解に至りました。それは許すこととは違うけど乗り越えて未来を作るのとには繋がりそうです。はぉ…でも、まだ簡単には行きそうもないようです。
2020年10月03日
ああ・・・ついにハンジさんが・・・役目を終えての退場でしたね。ずっとハンジさんは自分の順番が来ることを確信してて、そして次の団長としてアルミンを任命することを考えてたんでしょう。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2020年 10月号 [雑誌]価格:640円(税込、送料無料) (2020/9/11時点)楽天で購入タイトルは「自由の翼」か・・・脈々と調査兵団に継がれてきた想い、自由への渇望。それをハンジも成し遂げたってことですよね。飛行艇に爆薬が積まれましたね。これは後で使われるってことですね。エレンの目を覚ますために使われるんでしょうかね。注目させるためとか。この程度の爆薬では地ならしは止まらないでしょうし。これからどうしたら!?狼狽えるファルコにわからないと答えるピーク。この時にはもうピークは飛行艇に乗る選択をしてるでしょうし、ファルコとガビには生き延びて欲しいと願ってるでしょうが、どこでどう生きればいいのか、既に故郷は無い状態だし、マーレもほぼ壊滅状態になろうとしてるわけだし・・・先の見通しは正直全く立たないですよね。アニは飛行艇には乗らない選択をしたんですね。大切な人を守るという理由がなくなり、戦う意味がないのに人を殺すのはもう嫌なのでしょうね。散々辛い思いをしてきたわけだし。かといって生き延びるという希望も持って無くて、最期の時間を穏やかでいたいということだけが願いのよう。ミカサにアルミンのことを伝えたようですが、何と言ったんでしょうね。ミカサにはアニの気持ちがわかったようです。ミカサはエレンを殺すのではなく連れ戻すと言ってます。もう連れ戻せたとしてもその後、どうするのか??パラディ島で閉じこもって生きることはできそうですが。エレンが次に目指すのはスラトア要塞。カリファ軍港とか言いにくい名前だと思いましたが、反対読みすれば納得。イェレナがあっさりとエレンの行き先を教えたのは、みんなにジークが正しかったと認めて欲しかったからのようです。ハンジは「認める」と答えましたけど、それはジークに対してではなく「エレンに何の解決策も希望や未来を示せなかった自分自身の無力さ」に対してですよね。決してジークを認めると言ったわけではないですが、イェレナには伝わったのか。アニと飛行艇組との別れ。ピークもライナーも死んでいった者たちへ報いるために戦うことを選択。マガト元帥の指令を遂行することが最優先事項のよう。そしてハンジも今の私たちを死んだ仲間に誇れるかなとリヴァイに語りかけてます。ハンジももうずっと自分の命令次第で人を死なせてしまう責任を負ってきてますししんどいでしょうね。そしてなんと、そのハンジが・・・フロックが生きていて飛行艇の燃料タンクに穴を開けました(><)ひぇええええ~~~~なんてことしてくれるんだ!?っと思いましたが、フロックはフロックで島のみんなを守りたい一心なんですよね。それはわかる。むしろ、なんで仲間がエレンを止めようとするのか、島のみんなを危険に晒すようなことをするのかと必死で阻止しようとしてるだけですよね。なぜ敵を守ろうとするのかと思う気持ちもわかる・・・それでもハンジは「あきらめられないんだ」と。守りに入るのではなくてどこまでも追究していく姿勢。敵を殲滅して手に入れる自由ではない心の「自由」を手にするために。そして地ならしがやってきて・・・飛行艇の準備が出来るまで誰かが足止めをしなくてはならない。アルミン、ライナーがそれぞれ志願するも、彼らの役割は他にあるようで、ここでその役割を果たすのはハンジ。調査兵団団長として大勢の仲間を殺してまで進んだけじめをつけると。ああ・・・ハンジさん (ノД`) アルミンを第15代調査兵団団長に任命。調査兵団団長に求められる資質は「理解することをあきらめない姿勢」ここでアルミンが団長になりますか。いずれ継ぐことになるだろうと思ってましたが、ついに。ハンジは決して自分の順番が来ることを楽しみにしていたわけではなく、でも順番は必ず回ってきて、ようやく今それを成せる・・・って思いでしょうか。リヴァイは多くの仲間を失ってきましたが、絶対に望みのない死地に向かう者としてハンジを送りだすことになろうとは。これまでのリヴァイなら自分も行くと言い出しそうですが、それは言いだしませんでしたね。ハンジの思いを理解してたことと、エルヴィンに誓った通りジークを倒すつもりなのでしょうし、自分の命と引き替えにエレンを止めるつもりもあるのではないかと。だからここは自分が出る幕ではないと考えたのでしょう。死地に向かうハンジを送り出すリヴァイの表情が辛い・・・ ( p_q) 「心臓を捧げよ」初めてリヴァイが口にしたようです。ああ・・・もう泣く 残される者も辛い・・・数体の巨人を倒していくハンジ。でも巨人の高温の水蒸気で・・・全身が溶けて・・・ハンジのお陰で間一髪離陸する飛行艇。みんなも当に断腸の思いでしょう。その後、巨人の足跡の上にハンジの姿。ん???っと思ったら既に退場していった仲間達の姿が・・・ここはどこ?ハンジはみんなのところへ行けたということでしょうか?そうであって欲しいです。束の間、ホッとできる空間が描かれていて救われた感。はぁ・・・ついに飛行艇がエレンの元に向かいました。が、この流れだと誰も残らないのではないかと思われ・・・絶望しかないと嘆きつつ、それでも結末を見届けたいと思います。ほんと、どうなるんでしょ。(><)
2020年09月11日
今回も作画が神がかってましたね。アシスタントさんの頑張りってことのようですが、凄い。別冊 少年マガジン 2020年 09月号 [雑誌]価格:640円(税込、送料無料) (2020/8/10時点)楽天で購入始まっちゃってます。「地ならし」が・・・巨人がマーレに到着して、もう完全にマーレは手遅れってことのようです。以前、盗みをしてた異民族の男の子、ラムジーというらしいですが、彼も友達諸共巨人の下敷きに・・・(><)エレンはマーレに上陸したあの時からずっと、この日のことを思っていたんですね。いずれ近いうちに自分がそこにいる全ての人の生活を奪うのだと。エレンはどこまでの未来を見ているんでしょ。地ならしの先はどうなってるんでしょ。途中で止めに来る者たちとの接触については?エレンも苦悩していたことがわかりました。自分はライナーと同じ半端なクソヤローだと思うエレン。が、すぐに自分で悲劇を生み出しておいて、それに向き合えず精神のバランスを崩したライナー以下だったと訂正。もし、外の世界とエルディア人たちが共生できる道が示されたならば、エレンはそれに従うと思うのですが、未だそれは見つからず。エレンを止めにはどうしたらよいのか・・・ラムジーに許しを請うエレンでしたが、実はエレンは島を救う以外にも「地ならし」を行う理由があったよう・・・。壁の外はアルミンの本で見た世界と違い、人類が生きていたことにがっかりしたというエレン。これはどういう意味なんでしょう?完全な自由を得られると思っていたのに壁の外にはまだ人間がいて、そこにも自由はなかったってことですかね。だから完全な「自由」を手にするという完全に利己的な理由のために「地ならし」を発動したってことですよね。島の人達を守る以外の理由がエレンにはあったようで・・・。壁の外の世界を全て消し去ってしまいたかったラムジーへの謝罪には、利己的な理由で命を奪ってごめん、って意味もあったとは。地ならしによって手に入れた「自由」幼い頃のエレンの笑顔が残酷。ついに「この景色」に辿り着いたと満足そうに振り返るエレン。でもそこにいる幼頃のアルミンではなく・・・。座標で幼いエレンと現在のアルミンが遭遇。この出会いが持たらすものは・・・?外の世界の夢を共有してたのはアルミンだけだから、エレンを止めるのはアルミンってことになりそうですね。そのアルミンはアニと良い感じになってますがな・・・アルミンにはベルトルトの意識が残っていて、それでアニのことが気になってるのかと思ってましたが、どうやらそうではなく純粋に彼自身が好意を持っていたようです。アニもまんざらではなさそう。お互いに照れてるアニとアルミンが可愛いです。こんな平和な時間は珍しい。アルミンはアニにエレンと夢見た世界の現実は思っていたのと違ったと話しますが、それでも、まだ僕らが知らない壁の向こう側があるはずだと信じたいと・・・そこに救いがあるんでしょうかね。異次元世界に島ごと転生とか????エレンを止めようとする者たちもほとんどが皆、人殺しに手を染めた者ばかり。仲間を裏切ったり、虐殺を行ったり・・・そんな者たちの未来に幸せがあるとも思えず・・・自分が下した決断にもう正気を保っていないのではと思われるエレン。彼を止め、なおかつ島の者たちが平和に暮らせる状況などこの先、作り出すことが可能とは思えないのですけど。はぁ・・・それにしても今月の「地ならし」はメンタル削がれましたわ・・・
2020年08月10日
作画の迫力が凄い・・・この絶望の状況でのタイトルが「人類の夜明け」どこが夜明けなのよぉおおおお????(ノД`)って感じなのですけど、夜明けなんですよね???夜明けってことは夜が明けるってことですよね???明けるのか本当に・・・前号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2020年 08月号 [雑誌]楽天で購入レベリオを救うのは間に合わなかったと聞かされ絶望のアニ。もう今すぐ止めることが出来たとしてもレベリオもマーレも壊滅状態を避けられないようです。もうアニだけでなく、ライナーもガビもファルコもピークも守るべき者がいなくなってしまったのだから戦う理由もなくなって・・・が、ハンジはそれがわかっていてもマガトは自分たちに「名も知らぬ人々を1人でも多く救え」と託し命を賭したのだと。マガトの想いを無駄にはできないってことですが、アニはだとしたら、エレンを殺すのを黙って見ていられるのかとミカサに問います。アニはもうミカサとも同期ともエレンとも殺し合いをしたくないと・・・そうだよね。これまでは理由があったけど、それがなくなってしまった今、本当はしたくないことなんだよね。 ( p_q) それはアニだけでなくみんな同じはず。それならばどうすればいい???殺し合いをせずエレンを止めることが出来るのか??アニが今までの中で最高に女の子の顔をしてます。一方、エレンの方は・・・自分の行動の始まりがいつだったかを考えているようです。「全てが最初から決まっていたとしても すべてはオレが望んだこと」進撃の巨人の未来をみる能力でこれから先のこともエレンには見えていて。エレンが見ている先とは・・・エレンを止めることができず、世界が壊滅状態になったことを知って絶望を感じながらパラディ島に戻っていく面々でしょうか??それでも世界から敵がいなくなれば平和に暮らしているのでしょうか??エレンは4年はまだ生きられるのだから、島に戻ってからの記憶も見ることが出来ますよね。ン??それって次の継承者の記憶からってことか???そもそもエレンはどうなってるの??先が見えてしまっているエレンにとっては「今」はどうでもいいことで「未来」に進めることだけが使命のようなものなんでしょう。イェレナから「安楽死計画」を聞かされ従う振りをしていたけれど「世界を滅ぼす」ことがエレンの目的。それはフロックだけに伝えていたようで。エレンがそれを行う理由は「大切な者を守るため」フロックを信用してたのは確かでしょうが、フロック以外にエレンの本心を伝えなかったのは反対されることがわかっていたからでしょうね。例え自分が悪魔となっても大切な者たちの未来を守りたいって想いがエレンを動かしていたんですね。自由でありたいからだと思ってましたけど、もっと深い想いと覚悟があったようで。無差別な虐殺が間違っていることなどエレンは百も承知で、その上で尚「憎しみによる報復の連鎖を完全に集結させる唯一の方法」として憎しみの歴史を文明ごと葬り去る選択をした・・・普通はそこまでの圧倒的な力をもつことなどないから考えもしないと思うのですがほとんど神にも等しいほどの力を得たエレンには可能なんですよね。一番手にしてはいけない奴が手にしてしまった力ですね。エレンは巨人の力を手にする前からヤバい奴でしたが、巨人の力を手にしてからは更に磨きが掛かってしまったようで。それにしても諫山先生の画力が上がってエレンがイケメンになっていく。顔だけ見てたら惚れてしまうだろうが。エレンが守りたい対象の中にはヒストリアも入っていて、そのためにも地ならしが必要だったわけですが、エレンの行動を止めなくては罪の意識から生きていけないというヒストリアにエレンは始祖の力で人々の記憶を操作するよう指示。そんなことはできないというヒストリアでしたが、彼女は子供を作ることを提案。これって、母になればその子を守るためだったら何でもできるって腹を括る目的もあったんでしょうか?だとすると、ヒストリアの相手はエレン?エレンの「オレは長生きしてもあと4年しかない」という台詞を挟んでのヒストリアの提案なので、まさかの展開だとは思うのですが、これで彼女の相手がモブというのはどうなんだろうと。ヒストリアから子供を作ることを提案した以上、自分の命を守るためではなく、守りたい対象を生み出すためとしか考えられないのですよね。前後にミカサとのことをジークと話していることからもエレンはミカサのことを気にしていたことが窺えます。エレンはミカサが自分に向ける好意が“アッカーマンの宿主を守る習性“であったなら彼女を傷つけずに済むのにと考えていたんじゃないでしょうかね。でもジークに否定されて・・・ならば、残ったのは単純に「好き」という気持ち。さすがにエレンも気づきますよね。だから一応、あの時ミカサに自分に対する気持ちを確認したのではないかなと。もし好きだと言われたら、エレンはミカサに自分の本当の気持ちを伝えたのかもしれないなと。ミカサは「家族」だと誤魔化したから、それならとエレンもそれ以上突っ込んだ話をせずヒストリアとのことも話さなかったのではないかと。どうせ自分は死ぬのだから、自分への未練は断ち切ってミカサには別の幸せを掴んで欲しいという想いから突き放したのかな・・・アルミンに対しても。自分がしようとすることを彼らは必ず止めるでしょうし。自分が死んだ後も、ミカサやアルミンや同期、ハンジやリヴァイらが幸せに生きていけるように自分が全ての元凶を滅ぼす。そこまでの覚悟を持ってるエレンをミカサたちは止めることができるんでしょうかね。お互いがお互いに望んでいることは幸せであることなのにそれがすれ違い過ぎてるんですけど。はぁ・・・エレンには先が見えていて行動してるわけですから、エレンが望む結果しかこの先無いんでしょうか。これを覆せるとしたら始祖ユミルくらい?????巨人の描写が圧倒的。世界連合艦隊、地球上に存在しうる最も巨大な大砲が集結。奇跡を叶えた艦隊が巨人を迎えるようですが・・・一斉射撃により雨のように降り注ぐ砲弾。が、海を泳ぎ近づく巨人に効果は皆無。巨人と戦艦の大きさの対比が・・・ほぼ同じが巨人のが大きい。蒸気の中から現れた巨人は最後の七日間の巨神兵だよ・・・火を噴かないけど、数の多さで世界を滅ぼすことに関しては同等・・・しかもエネルギー無限。そしてその圧倒的な強さを誇る巨人の更に後ろから現れたのは・・・もはや破壊神としか言えない。もうなんなのこのデカさ。200メートルくらいある???かなりまだ遠いから近づいてきたらもっとデカいとか???東京タワーくらい??もっと??エレンの頭吊られてるし、なんかもうどうなってるのか不明。後半の作画が神がかってて戦慄。あの日から、一度も止まらず歩み続けていたまさに「進撃の巨人」だったのね・・・エレンは最初から全くブレてなかった、恐ろしい程に。タイトル回収が何回あるの?しかもその度に新鮮な恐怖を覚えますよ。はぁ・・・残りが少ないことはわかってますが、これどうやって収まるんでしょ。エレン・・・幸せにはなれないよね。
2020年07月15日
二ヶ月ぶりにも関わらず、またも大幅に感想を書くのが遅れたのでこっそりと。もうすぐ8月号発売ですよね。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2020年 07月号 [雑誌]楽天で購入またもヘビーな内容でした。コニーは元の仲間を撃ち、もう後戻りはできない状況。どちらもパラディ島の人々を守りたい思いは同じなのにやり方が違うために殺し合わなくてはならなくなってしまってて。単純にどちらの方がパラディ島を守れるかを考えたらイェーガー派だと思うのですが。マーレに身内がいる者たちが「地ならし」を止めたいのは当然。でも、ハンジ率いるエレンと親しかった者たちはエレンに虐殺をさせないため。自分たちが求めた自由はエレンが生み出そうとしている自由とは違うってことで。そのためにかつての仲間と殺し合うってのは辛い。人は信念のために人を殺すことが出来る。むしろ個人的な恨みや快楽よりも、自分の正義のためにこそ人は人を排除できるのかもしれません。エレンのやってる規模とは違うけれど、やはり生身での殺戮はメンタル削がれます。だけど、もう今は殺らなければ殺られる状況ですからね。飛行艇の整備には半日以上掛かるけれど、それだけの時間を稼ぐことは不可能。時間が経てば経つほど増援も来るし不利に。万事休すかと思われましたが、キヨミが別の場所での飛行艇の整備を提案。オディハまで船で飛行艇を牽引しそこでの整備に懸けることに。急遽、作戦変更。巨人化してるライナーとアニがアズマビトの整備士を身体を張って守ります。ライナーは雷槍の攻撃からアニの女型を庇いましたけど、鎧の巨人の硬質化ってまだ有効でしたっけ?2人ともというか2体ともボロボロ。後で生身の身体の方は修復できるといっても巨人の状態で倒されてしまえばそれまで。が、故郷を守るため必死にならざるを得なくて・・・ファルコは初めての巨人化は上手くいかないとピークに止められますが、ただ黙って見てるわけにはいかず巨人化。ほぉ~~~なんかすごく鳥っぽい。顎というよりくちばしのようです。くちばしの中に顎がある???ライナーとアニを助けたいミカサでしたが、増援を乗せた列車を止めなくては全滅だとハンジに言われ列車に向かおうとしたところ、なんと列車が脱線。どこからか攻撃を受けたようです。もう誰もいないはずなのに一体誰が???っと思ったらシャーディスだったようです。やっぱりあの窓から見てたのは彼でしたね。頭が吹っ飛び、動けなくなってるアニとライナーをコニーが助け、コニーへの攻撃をミカサとジャンが一掃。やっぱり巨人相手に死闘を続けてきた者たちは強い。かつての同僚たちを容赦なく・・・躊躇えば今の仲間が死ぬ。ミカサは圧倒的ですね。巨人らの攻撃を抜け、1人船へと飛ぶフロック。船底に雷槍を撃ち穴を開ければ船は使えない。ああ・・・やられた・・・(><)ってところでガビがライフルで狙撃。さすが訓練受けてるだけのことはあります。こういうときも慌てない。フロックは海へ。腕を失ったようですが、命は助かったのかどうか?もっと重症だったリヴァイはアッカーマンだから助かったようですが、フロックは無理かな・・・船にみんなが乗り込みますが、巨人化した者は自力で歩くことも出来ないほど憔悴。ファルコは暴走してしまいましたしね。コニーとジャンがライナーに肩を貸し、ミカサがアニに肩を貸してます。この組み合わせがなんとも・・・。それぞれ思うところはあったけど今はもうそんなことを言ってる場合ではなくなってますよね。船は出航し、マガトだけが残りました。「殿を勤める」というマガトの言葉の意味をみな察したようですね。巡洋艦を残したままではすぐに追いつかれてしまうから爆破しておく必要があるんですね。たった1人で実行するつもりだったのでしょうが、マガトの元にシャーディスが。彼が列車を爆破し増援を食い止め、イェーガー派を倒していたよう。ここはシャーディスが巡洋艦を沈める役目をしてもよかったでしょうが、マガトと2人での会話は印象的でした。教え子の成長に感動するシャーディスと教え子の国の都合で指導してきたことを後悔するマガト。2人の教官が対照的。はぁ・・・上官たちの退場です。マガトの死をガビたちは哀しみますが、シャーディスのことはみんな知らないのですよね。シャーディス・・・切ない。自らの命を犠牲にして輸送艦を守ったマガトの行動にはイェレナも驚いたようです。今はジークを崇拝してますが、今後彼女にも変化が見られるのかどうか。次号は飛行艇を整備し、いよいよエレンの元へ行くことになるのでしょうか?
2020年07月04日
新刊出てから随分と経ってしまっているのでこっそりあげておきます。前巻の感想はこちら。進撃の巨人(31) (講談社コミックス) [ 諫山 創 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)ジークがエレンに託した、エルディア人の安楽死計画。二人は包囲網を突破し、計画の鍵となる接触を果たす。だが、エレンの真の計画はジークを裏切り「地鳴らしによって世界を滅ぼすこと」であった。始祖ユミルの力を巡る二人の争いはエレンの勝利に終わり、遂に無数の超大型巨人達による大行進が始まってしまう……。いつもの通り既に別マガ連載時に感想を書いてますので全体を通しての感想と本誌分を含んだ感想の追加と訂正のみ。別冊マガジン連載時感想は以下の通り。123話感想 124話感想 125話感想 126話感想以下、若干のネタバレ含みます。エレンがマーレに行ってからずっと暗い顔をしていたのはエルディア人が虐げられていたことに対する気持ちもあるでしょうが、これから自分が行うことに対しての気持ちが大きかったようですね。1話ごとだとわかりにくいことも通して読むとなるほどなぁと思うこと多々。ジークはどこにいるんだろ???どこかに置き去りにされてるのかも、って思っていましたが、ハンジが「恐らくエレンによって始祖に取り込まれているんだろう」って推測してますのでそうなのでしょう。この作品において、アルミンやハンジの推測はほぼ事実ですもんね。本誌を読んでるときはあまり読み返さずにその時の感想を取りあえず書いてるので、あとで単行本で読み返したらあれ???って思うことばかり。読み落としが多いようで、なかなか一度では理解できてないです。慎重に読んでいるつもりなのですけども(^^;エレンを止める側に立つ人間はこの後、各々試練というか覚悟を迫られる出来事が続きますね。マーレ側から寝返る形になる者たちの身にも。ガビは悪魔は島の人間ではなく、自分だったと意識が変わってます。島の人間を殺すべく訓練を受けてきたのにカヤを守るため命がけの行動を取ることに。カヤもまたガビを憎んでいたのにガビの姿がかつて自分を守ってくれたのサシャと重なると、これまでの憎しみが薄らいでいって・・・こうやってお互いを知っていくと人は変わっていくのですね。凄いもの見せられているなって思いますわ。簡単なことじゃないけど・・・この上ない絶望の中でも人の可能性を信じたくなります。ガビはファルコを返してもらいたい思いからこれまで敵対していたアルミンたちの元に。104期にしてみたらガビはサシャを殺した者だけど、それはガビの置かれた環境の結果の悲劇であって、ガビ自身を恨むべきことではないともう受け止めているのですよね。相互理解によってのみお互いへの憎しみは薄らいでいくのでしょう。個人を恨んでみても解決されるものではないことをもう十分に知ることとなりましたもんね。アルミンが自分ではなくエルヴィンが生き残るべきであったと自分の身をコニーの母親に食べさせようとするところは衝撃でした。アルミンはずっと自分の生存意義について懐疑的だったんですね。でも、エルヴィンが生きていたとしてパラディ島を現状よりも良い方向へ導くことができていたか?エレンの行動を変えられたか?真の歴史を知ったエルヴィンがその後どうしたであろうかは私には予測不能。アルミンを亡くした時点でエレンが暴走したかもですし、やはりあの時点での決断が最良だったのではないかと。リヴァイがどういう思いだったかはあの時のアルミンは知らないので自分の不甲斐なさばかりを感じてしまうのでしょうけど。この後、アルミンにしかできないことをする機会が来るのではないかと思ってます。コニーもたった1人生き残った大事な母を守るために曲げられない思いがあったけれど、自分の思いを通すことはその母の願いを踏みにじることになると気づきました。本当に残酷なことばかりが続くけれど、それぞれに課せられた苦しみは各自が乗り越えることでしか解決しないのですね。ハンジの方もマーレ側の協力を取り付け、エレンを止めたい者たちが集結。オニャンコポンとジャンは繋がってるのかと思いましたがそうではありませんでしたね。ジャンの計画の裏で104期がアニを連れて脱出。建物の中から見ていた人はやはりあの人でした。困っている人を救うことを決意したコニーはすっかり別人のよう。「世界を救いに」とライナーを叩き起こす面構えが誰おま状態です。アルミン(超大型)、ライナー(鎧)、アニ(女型)、ファルコ(顎)が集まりハンジのところにはピーク(車力)。対するエレンは3体の巨人の力+ジーク(獣)。これで全部の巨人が出揃いました。はぁ・・・決戦が近いって感じです。エレンは守りたい者たちのために地ならしを行っているわけですが、その守りたい者たちが自分を止めに来るのですよね。守りたい者たちと戦うことは意味がないですしエレンは地ならしを止めると思われますが、世界相手にどう折り合いをつけることになるのでしょうか。残り話数が少なくなっているようです。毎号内容が濃くて消化しきれず面食らってます。アニメもファイナルシーズンが始まるようですし、ラストはハガレンの時のように同時期終了になるのでしょうかね。最後を見届けたいですが終わって欲しくもない気持ちも・・・
2020年06月15日
表紙がw諫山センセのコメントとリンクしてたんですね。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2020年 05月号 [雑誌]楽天で購入進撃の巨人(31)特装版 (プレミアムKC) [ 諫山 創 ]楽天で購入飛行艇がまだ無事のようなのでこれは手に入れることができそうですね。ただその方法が・・・飛行艇を飛ばすにはアズマビトの整備士がいなくては無理ということでアズマビトは守らなくてはならない。イェーガー派を一瞬で皆殺しにするしかないというアニとイェーガー派の中には訓練兵からの同期もいるから死傷者は出したくないジャンたち。やはりここで対立が(><)人を助けるためにここにいるのに まずやることが島の連中の皆殺しかよ!!どうしてこうなるんだよ!?コニーがそう思うのも最も。アニは強気でしたけど、元々はジャン達がエレンを止める理由はエレンに虐殺をさせたくないということであって、マレーを守るためではないですからね。協力の形をとってますが、島の住民を優先するなら彼らが仲間を殺す必要などないわけで。アニも無理な選択を突きつけてることを自覚。あんた達ならあの日、壁を壊すことを選ばなかっただろうね、と。「私たちと違って」アニの言葉はライナーに以前エレンが言った言葉を思い出させたようです。「やっぱり俺は お前と同じだ」これはつまりエレンもまたライナーらと同じように必要であれば虐殺を選択する人間だということでしょうね。でもそれならアルミンも既に大量虐殺してますし、他の団員もマーレ人を手に掛けてるし。仲間の兵士を殺すやり方は飲めないジャン達でしたが、ハンジは観客になるつもりはないと。それにマーレ大陸には巨人が上陸し地ならしは開始され北東の都市は壊滅しているだろうと。もう時間がない。マーレだけで無く他の大陸も時間の問題。ここに来てマガトもイェレナも考えを変えてきました。イェレナはこの先が見たいという思いから、マガトはもっと深い悔恨の念があるようです。これまでの自分の行動が間違っていたと謝罪。これって凄いことですよね。自分自身を卑劣なマーレそのものだと例えたり、あれだけ怨恨を抱いていたエルディア人に対し理解を示し、自ら血塗られた愚かな歴史を後世に伝える責任を果たそうと考えるまでになるとは。マガトの言葉は重かったです。アルミンはジャンとオニャンコポンを殺したマーレの残党を飛行艇で追うという理由をつけて飛行艇とアズマビトを手に入れようとしましたが、無血で決行することは叶わず。怪しんだフロックをキヨミが押さえ込みましたけど、この人何か武道をしてたんでしょうかね。兵士相手に押さえ込むなんて普通のおばさんではない。作戦の失敗に気づいたミカサはキヨミやアズマビトの救出に。マガト、ハンジ、ジャンとも合流し地下へ。哀しいけどこれでライナーとアニが戦えるってことですね。二つの閃光。久しぶりの女型の巨人の戦闘です。けが人であるイェレナとリヴァイ、戦闘に巻き込みたくないガビとファルコは離れたところで待機のようです。オニャンコポンも武装してないし、ピークは護衛ですかね。作戦が失敗し巨人戦になったことに「なぜこうなるんだ」とオニャンコポン。「人から暴力を奪うことはできないよ、ねぇ?兵長」イェレナがリヴァイに話しかけてます。明らかに彼女にも変化が見られますね。まだリヴァイはこの状況に関して言葉を発してませんが、彼もまたこれまでとは違った見解を持っていそうです。ダズとサムエルに「裏切り者」と呼ばれるアルミンとコニー。それはかつてコニーがベルトルトへ向けた言葉。辛いわ・・・ (ノД`) アルミンは被弾しますが、彼は巨人化すれば元に戻りますけど、今それをしたらコニーを巻き込んでしまうからできませんよね。コニーはアルミンの頭を撃ち抜こうとするダズを撃ち、目の前のサムエルも。もうこうするしかない状況ですもんね。仲間だけど、仲間だけど、今殺されるわけには行かないから。はぁ・・・毎回毎回しんどさが増して行きます。かつての仲間を手に掛けなくてはならないなんてね。リヴァイもそうでしたよね。部下達が巨人になってしまって・・・あんな残酷なことってないわ (。>д<)。・゜゜でもその狂気の世界を乗り越えて今、新しい世界の組み替えが進んでいるようにも思えます。はぁ・・・ため息しかないけど。6月号は残念ながら休刊で、次は7月号になるようです。これは仕方ありませんよね。みなさん、健康が第一で!!
2020年04月25日
今回は展開と言うよりも心理描写の濃い回でしたわ。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2020年 04月号 [雑誌]楽天で購入ジャンはやっぱり今でもミカサに片思いしてるんですね。そっか・・・あんなにミカサはエレンしか見えてないというのに。一途だなぁ・・・ハンジの声を無視していれば、セントラルの一等地は手に入ったかもしれませんが、ミカサを手に入れるのは無理だったでしょう。ジャンはハンジの声を無視することは出来なくて・・・でも葛藤はあったんだなとわかりジャンらしいなと。エレンのの皆殺しを止めるというハンジに協力するミカサ。自分たちや島を守るためであってもエレンに無差別攻撃をさせたくないと。一方、ジャンはもちろんエレンを止めるつもりがあるからハンジの元へ来たのでしょうが、エレンの行動への理解も見せて。島が攻撃されない可能性を探しているうちに時間が過ぎて何一つ解決できなかったからエレンが世界を消そうとしたのだとエレンを擁護・・・。ジャンはエレンの行動の根底にあるのは「大切な存在を守りたい気持ち」だとわかっているから、それを止めるためには代わりの案が必要だと言ってるのですよね。そりゃそうですよね。エレンを止めれば島が滅ぶわけですから。が、ハンジは調査兵団の団長という立場に立った人間だし、死んでいった仲間たちの想いを忘れることはできなくて・・・一度は逃げようかとも考えたのに仲間が見ている気がすると踏みとどまったんですね。この島だけに自由をもたらせばそれでいい そんなケチなこと言う仲間はいないだろう死んでいった者たちが求めたのはエレンに虐殺をさせて得られる自由ではないと考えてるんですね。虐殺を止めることができるのは今しかないミカサはハンジの言葉を聞こうと聞くまいと決断に影響はなかったでしょうがジャンは自分が調査兵団の一員であったことを強烈に思い起こし、亡くなった多くの兵団員の想いを今一度背負う覚悟を決めたよう。今までもジャンは冷静ではあったけれど、どこか人間臭いところを持っていてなかなか魅力的なキャラでしたが、今回は特にいいです。1人シチューを作るハンジとその周りを囲む面々。それぞれの立ち位置が一目でわかる布陣です。アルミンくらいハンジを手伝いそうなのに・・・見てるだけとは。マガトとジャンのそれぞれの立場からの言い争いはやはりジャンに肩入れしてしまいますね。かといって、元々はマーレが蹂躙されていた側だと考えるとマガトを否定することも出来ず・・・2人の言い合いを俯いて聞いてるライナー、ガビ、ファルコは十分お互いの状況を理解してるから、どちら側に立つということも出来ず、また言い争いでは解決されるものでもないとわかっているけどどうしようもないし・・・ってところですよね。結局、ハンジが言語化した通り。ハンジはマガトの心情を的確に表現してますね。が、美味しい食事にはまだならず、アニが現実的なところを切り込んできます。エレンを殺せるのかと。対話が可能だとしてもそれでも虐殺をやめなかったとき、エレンを守る側と殺す側に別れてしまう。確かにそうですよね。今は協力関係にあっても、いざとなればまたどうなるかわからない。一触即発のアニとミカサ。守りたい人がいるという点では同じだとアニが収めましたが、ミカサの返事など聞かなくてもわかりきっているのにどうしてアニはわざわざそんなことを話題にしたんでしょ。アニは調査兵団の一員というかつて仲間だった位置には立たず、あくまで利害が一致する間だけの協力関係だと立場をはっきりさせてます。やっと食事になったと思ったら、今度はイェレナが爆弾投下。マーレ人をクソ野郎と罵ってますが、実は彼女もマーレ人だったとは。は?????ですよね。王子様と世界を救う奇跡の物語を作りだしたかったですと???なんなん????この人、世界を救う人になりたかったってこと???もっと何かのっぴきならぬ理由があったのではないかと思ってましたが、何とも残念な人でした。その上、それぞれが腹に収めようとしていたことを掘り起こし、蟠りや憎しみをわざわざ表面化させて挑発。104期とライナーたちとの間にあったマルコの死の真相という最大のタブーにまで触れてきました。ひぃ~~~~~~ここでついに明るみに。私たち読者は既に真相を知ってますが、ジャン達が知ることになるのは辛い・・・ですが、ここは向き合わないわけにはいかないってことですね。淡々と事実を話すアニとライナー。腸煮えくりかえるような内容ではありますが、2人の置かれた立場を知ってしまうと単純に恨みや憎しみをぶつけるということも出来なくて・・・ここはハンジが言うように 今からでも遅くないからもっと話し合うべきだということでしょうね。その後にマルコを捕食した巨人をライナーは殺すわけですが、その行動の矛盾についてジャンはもう咎めないつもりだったのに、ライナーが許さないでくれと言いながらも謝罪の言葉を口にしてしまったものだから、そこにライナーの甘えを見てとったんでしょうね。ジャンがキレました。あくまでマーレ側でいれば敵だけれど立場も理解してるってことで、抑えようとしていた感情が、自分たち側にすり寄る気配をみせたことで爆発してしまったんでしょうね。相手が人間ならもう少し手加減もしたかもですが、巨人化できるライナーはジャンからしたら不死身みたいなものですからね。躊躇無く、本気で殴りに行ってます。アルミンとコニーが止めに入ってますが、ミカサはどこ???エレンが関わってないこういうときはミカサは参加しませんね。アニはずっとお椀とスプーンを持ったままだし。身体を張ってライナーを守ったのはガビ。ガビはジャンの気持ちもわかるようになってるけど、ガビにとってライナーは大切な人ですからね。もう以前の何も知らずに候補生だった頃のガビではないです。あれだけ島の人間を憎んでいたのに、もうあの頃の憎しみは彼女にはなくて。ライナーに感情をぶつけることで怒りを発散していたところに自分よりも遙かに弱い女の子を蹴ってしまったことはショックだったでしょうね。ガビやファルコに乞われても協力を即答しませんでしたが、ジャンの腹は最初から決まってますからね。自分の行いに対して頭を冷やしたかったのでしょう。なんでこのシリアスは場面でおかわりの心配をするんだハンジさん・・・って思いますが、それがハンジさん。彼女にはすでにジャンの気持ちをわかってるからガビ達ほどは深刻に捉えてないんでしょうけども。憎しみが形を変えていく様を目の当たりにしてイェレナには変化は現れてくるんでしょうかね。マガトには少なからず変化が出てます。悪魔のエルディア人であるはずのガビに対する情?まだそれを素直に認めることはできないようですが。ガビの泣き声が響いているのでしょうか?寝ていたリヴァイが起きたようで。ってリヴァイは最初から聞いてたようにも思いますけどね。いびきはかいてましたが(^^;ジャンにはガビの泣き声が辛いのでしょうね。ピークはずっと車力のままでしたけど、食事はしなくていいんでしょうかね。翌朝、ガビを起こすジャンが優しい。大人としてしっかり立て直して対応してます。でもライナーには冷たい(><)ジャンはガビに謝ってますがライナーには謝る気はなく、それをライナーも当然と思ってるよう。アニに対してはどうでしょうね。アニ自身がジャンに聞いてますが、ジャンからの答えはなく・・・おそらく、ライナーほどアニには怒りを覚えてないのではないかなと。アニは指示されたことを遂行してきたまででそれ以上の関わりを調査兵団にいる時からしてこなかったですし、ジャンにしたら許す許さないというほど仲間意識を持ってないってことではないかなと。むしろ、ライナーのように立場がぶれていない分、認めてるのかもしれません。エレンを止めるためにはまずアズマビトの協力を得る予定でしたが、キヨミは既にフロック達、イェーガー派の手に。あらら・・・。機関車で先回りしてたようです。ってことは窓から見てた者が104期の裏切りをフロッグに告げたってことですかね。う~~~ん、でもそれなら顔をわからなくする必要はあったのかな?違う様な気も。対巨人用装備の兵士が多くいたとしても、戦闘に長けていたかつての調査兵団の兵士たちはもう残ってないですし、イェーガー派では大して使いこなせないのではないかと。巨人の力+ジャンやミカサを有する側のが圧倒的有利だと思うのですが、キヨミを人質に取られているのでそうも言ってられませんかね。取りあえずは戦闘になるのでしょうか。リヴァイについてはハンジは「しばらくは戦えない」って言ってますが、これってしばらくしたらまた戦えるってことですよね。指が数本なくなってますが、そこは何かしらの方法で補うってことですかね。さてこの後、どうなるのか?私にはさっぱりですので楽しみに次号を待ちたいと思います。
2020年03月29日
急展開です。というか、サクサク集結してて無駄のない展開でしょうかね。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2020年 03月号 [雑誌]楽天で購入河にドボンした時、ハンジは何も武器を持っていなかったから、追手の銃を強奪したのだと思われますが、一人目は首をブレードで切ってる感じなので、あの時咄嗟にリヴァイのブレードを拾っていたんでしょうかね。かつての味方を殺すことになるとは・・・ですよね。涙を浮かべながらもハンジの断固たる決意を感じますね。追手から馬、武器、手荷物、寝具などを入手。医療品もあったようで良かったです。リヴァイの傷を縫っちゃうハンジは凄いです。酷い傷に見えましたけど、出血も止まってるし、化膿もしてないようで一安心。そんなに傷も深くはなかったようですね。ボロボロになった馬車の木材で火を焚き付けたり、あり合わせで移動できるように作り直すとか、ホントハンジは有能です。エレンの座標の呼びかけはハンジとリヴァイにも届いたようですね。リヴァイは小さいけどめっちゃムキムキだと判明。そりゃ、あれだけ動けるんですからそうでしょうね。顔面に大けがしましたが、しゃべれるようで良かったです。アッカーマンだから生き残ったとハンジは考えてるようですが、それはアッカーマンだから巨人化しなかったから生き残ったってことか、それとも重症を負っていてもアッカーマンの生命力で生き残ったということなのか、どっちでしょうね。私は後者だと思うのですが。このまま二人で隠れて暮らそうか、みたいなことを言っていたのに行動は全く真逆のことをしてるハンジ。これ以上危険なことをしなくてもいいんじゃないかという思いはあっても、事象が起きているのに関わらずにいられないのが自分だと涙目。あの表情はハンジの抱える自己矛盾を際立てますね。そしてハンジはそういう奴だと理解してるリヴァイ。付き合いの長さを感じますよ。「ジークを殺す」という利害の一致からハンジらとマーレ組は協力するようです。そこにはエレンを止めるってのも含まれているんでしょうが。取り込まれてるっていうのはどういう状況なのかわかりませんが、ジークはエレンと共にいるってことでいいんでしょうかね。コニーはついにラガコ村にファルコを連れてきましたが、アルミンとガビも到着。ここでどうやってアルミンはコニーを止めるのかと思ったら、コニーの母を人間に戻し、ファルコも助ける手段として、自分を捕食させる選択をするとは・・・!これは思いつきませんでしたわ。確かにアルミンは自分がエルヴィンの代わりに生き残ってしまったことに罪悪感を持ってましたけど、まさかこういう決着を考えていたとは。自分がこのまま行き続けていてもエルヴィンのようには出来ないと思ってのことでしょうが、アルミンの頭脳だって絶対にこの先、役立つはずなのに。こういう状況だとアルミンは自分を過小評価してしまうようで。比べる人がアルミンにとって偉大過ぎるのでしょうけどね。さすがにコニーも自分の仲間が母親の口に自ら飛び込むのを見過ごすことは出来ませんでしたね。母親を人間に戻したい一心だったコニーがやっと冷静になりました。例え人間に戻れても超大型や顎の巨人を継承すれば母親が苦しむのは明らかですもんね。ここからコニーは母への執着を絶ち困ってる人を助ける兵士になるためにエレンを止めることに。このあとが怒濤の展開。まずは、偶然???? 出会ったアニとアルミン&コニーが合流。って凄い端折った感w一旦シガンシナ区に戻ったところで、ハンジと手を組んだピークらと協力することになったようです。イェレナたちをイェーガー派から奪うための作戦実行。夜のうちにジャンはマーレ側と計画を立ててたんですね、素早い動き。オニャンコポンも助かったよかったですよ。処刑されちゃうのかとヒヤヒヤしました。まさか車力の口の中に3人を入れて運ぶとはね。フロックは何が起きたのかさっぱりでしょう。その間に、他の104期は武器と食料を詰んで馬車で脱出。誰かが窓から見てたようですが、誰でしょう??もう104期は残ってないですし、イェーガー派が大人しく見送ってくれるはずもなく。ってことは彼らを送り出すことに協力的な誰かってことですかね。傍観者の誰かかもですが、頭の形からシャーディス教官あたりじゃないかな~とか。104期が動き出したのを頼もしく見送ってる感じで・・・ハンジが車力の力を借りる条件がイェレナの引き渡しだったようです。これで、ジャンはハンジらと合流できましたね。死んだと聞かされてた二人が生きていたのは嬉しいでしょうが、リヴァイの姿を見たらジャンもショックでしょう。が、意外にもリヴァイ本人は全く戦意喪失の気配を見せず、これ絶対何かやらかす気でいますよね。マガトに引き渡されたイェレナはどうなるんでしょうね。あまり酷い目に遭わせて欲しくはないのですが・・・彼女には彼女の理由がありそうで、それを知りたいです。そうそう、ミカサのマフラーを持っていったのはルイーゼでした。彼女くらいしかミカサと絡んでないので、一番怪しいといえばそうでした。エレンからマフラーを捨てて欲しいと言われたから持ち出したようですが、ミカサにしたら処分するとしてもそれは自分の手で行いたいですよね。赤の他人に割り込まれたくないでしょう。もう、ミカサがマフラーを巻くことはなさそうです・・・一方、コニーたちはライナーを強制吸収。ファルコとガビが一緒だからライナーとしては四の五の言ってられませんよね。それにあのアニまでいるのですから。ライナーとしては何がどうなった????ってところでしょう。「世界を救いに」コニーがこれまでになく凜々しくてびっくりwこれで生き残ってる104期がみんな動き出したことになります。エレンとジークが持つ巨人以外も結集。次号では104期とハンジらが合流することになるでしょうね。エレンをどうやって止めるのか??きっとハンジとアルミンが良い案を出してくれるはず。リヴァイ、ハンジ&104期+マーレ vs エレン&ジーク+大型巨人群いや~~~~凄い胸熱展開ですよ・・・
2020年02月15日
アニを外へ連れ出したのはヒッチ。あんなに身長差があったとは。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2020年 02月号 [雑誌]楽天で購入アニは故郷に帰ろうとしてるようですが、今のアニの体力では巨人化は無理そうですね。巨人化しなくては海は越えられないからマーレには辿り着けないでしょうし、その前に誰か他の人らと合流ってことになるんでしょうかね。マーレのレベリオ収容区でもアニのお父さんがマーレ兵に対し、抵抗を試みたよう。これ、一人ではすぐに取り押さえられてしまうと思いますが、みんなで抵抗すれば数少ないマーレ兵を逆に拘束できそうな気も。シャーディス教官はあの時わざと暴行を受けていたようですね。そうだったんだ・・・てっきり若者相手に反撃できないくらい年老いてしまったのだと思ってましたわ。確かに巨人相手に立体起動装置を使った動きには衰えはみられませんでしたよね。自分は旧体制の人間としてこのまま消えていくけど、若い人には機会を待つように諭してる姿がかっこいいですわ。老兵はかくありたい・・・って感じですよね。てっきり諦めたのかと思ってましたが、アルミンはコニーを追うようです。まずはガビの信用を得ようとしてるようです。他のマーレ側の巨人とこれ以上戦いたくはないようで。巨人の力を巡って繰り広げられた戦いに終止符を打ちたいというのがアルミンの願いでしょうね。ハンジやリヴァイの消息もわからなくなった今、兵団の指揮系統は機能せず、何をどうするかは個人で判断して決めなくてはならなくなってます。それなのにこの状況でもミカサはまだエレンを心配し、自分はどうすべきか決められない様子。さすがにアルミンが苛立つのもわかる気が・・・アルミンはミカサに当たる自分を無様だと言い、生き返るべきは自分ではなくエルヴィン団長だったと・・・アルミンの中で団長は未だエルヴィンのようです。アルミンはずっと自問してたんでしょうね。生き返った自分にエルヴィン以上の価値があるだろうかと。でも残念ながら自分にはエルヴィン以上の価値はなかったと答えを出したよう。自分ではなく、エルヴィンこそがこの混乱期に生き残るべきだったと。なんか切ないですね・・・確かにエルヴィンがいたらまた違った状況になっていたかもしれませんが、どちらが良かったのかは判断しかねるところで・・・人によっても変わって来ますしね。それにもうどうしようもないわけで・・・アルミンには自分のすべきと思うことをやって欲しいです。それにしてもミカサのマフラーは誰が持ち出したんでしょうね。謎です。そんなもの持ち出してどうするんでしょう???ストーカー???フロックはエレンから4年前に既に計画を聞かされていたようですが、これってどうなんでしょうね。エレンにとって一番大事なのは共に戦ってきた調査兵団の仲間かと思ったんですが、フロックに計画を伝えていたということは彼らよりフロックを信用したってことでしょうか??調査兵団の仲間ではエレンの計画は受け入れられないと考え、一番動かしやすいということでフロックを選んだんでしょうかね。フロックはこれで戦いから解放されたのだとジャン達に言ってますが、なぜか怪しいのですよね。リヴァイはともかく、ハンジもジークに殺されたと言ってますし。まだ隠しごとがあるんじゃないかと思えてしまいます。オニャンコポンとジャンが視線を交わしているのは何かの伏線でしょうかね。こちらも気になるところ。リヴァイとハンジの消息は不明でしたが、やっと現れましたね!ハンジは元気そう。リヴァイは・・・息が出来てるのか心配(^^;グルグル巻きですね。取りあえず、ハンジのお陰で一命は取り留めたってところでしょうか。ハンジ&リヴァイとピーク&マガトが遭遇したことで次なる展開は??共闘なのか、巨人を奪うのか。ハンジが何をするつもりなのか注目です。リヴァイはもうあの身体では戦うことはできないでしょう。まさに人畜無害となり赤子のようです。兵士に意味を持たせるまで死なせないってことはどういうことなのか?エレンが地ならしを発動し、パラディ島の巨人たちがマーレを目指すなか、アニが目を覚まし、ジークは消息不明、ライナーは満身創痍、顎を継承したファルコはコニーに連れられラガコ村へ、アルミンがそれを追い、ピークはハンジらと遭遇。全ての巨人がパラディ島に集結ですね。エレンの地ならしを止めるために出来ることは何か???ハンジはピークと協力するつもりなのか、巨人の能力を奪おうとしているのか?リヴァイが巨人になるなら、アルミンのように瀕死の状態からの復活は可能ですが、それにはまず巨人化しなくてはいけませんよね。とするとジークの力が必要になるのかなと。う~~~ん、私の頭ではこの先の予想は全くできませんわ。大人しく次号を待つしかないか。
2020年01月22日
「進撃の巨人」の謎や始祖ユミルの過去が一気に判明。怒濤の展開が続きますね。前巻の感想はこちら。進撃の巨人(30) (講談社コミックス) [ 諫山 創 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。ジークがエレンに託した計画、それはエルディア人すべてを安楽死させるものだった。計画の鍵を握るのは始祖の巨人の力を持つエレンと、王家の血を引く巨人であるジークの接触。リヴァイら調査兵団による包囲網を突破し、ジークは自由の身となるが、そこにマーレ軍が現れる。エレンとジークの接触は果たされるのか……。いつもの通り既に別マガ連載時に感想を書いてますので全体を通しての感想と本誌分を含んだ感想の追加と訂正のみ。別冊マガジン連載時感想は以下の通り。119話感想 120話感想 121話感想 122話感想この後は若干のネタバレも含みます。ジークはファルコが巨人になることを知りながらも、叫びましたね。タイトルの「兄と弟」が切ないです。コルトとファルコ、ガリアート兄弟、そしてジークとエレン。コルトはファルコの巨人化によって犠牲になり、ファルコは無知生の巨人に。ライナーはファルコをガビに戻すために自分を捕食させようとしますが、それより先にガリアードが・・・ガリアードはライナーの記憶から自分が兄によって守られていたことを知ります。巨人を継承することは名誉ではあるけれど、寿命が制限される。ガリアードも兄の気持ちを理解したんでしょうね。ライナーに負けたわけではないと知りますが、同時に兄が自分の代わりにライナーを犠牲者とした事実も知るわけで。どこも兄が必至で弟を守ろうとしてましたね。ジークはどうなるんでしょう??本誌でも現在も彼の状況は不明ですが、ジークの場合はエレンを阻止する方向に動くのではと思われますが・・・その方法がまだ残っているのかどうか。ライナーは自分の命を何度も諦めてますが、奇しくもその機会は訪れず。エレンが完全にこと切れる前にジークと接触したことで二人は「座標」に。そこで始祖ユミルとも遭遇。ジークは父親からの洗脳を解くため、エレンにグリシャの記憶を覗かせますが途中で、グリシャには見えないはずのジークの姿が見えたようで。本誌を読んでいるときにはそれがどうして起きたのかわからなかったのですがエレンの「進撃の巨人」の力によるものだったんでしょうかね。エレンの記憶を通し、グリシャにはジークが見えたってことかなと。複雑過ぎてよくわからないのですけど(^^;始祖ユミルは2千年前から自分の運命を止めてくれる誰かを待ち続けていたようです。「二千年前の君から」のタイトルが1巻の「二千年後の君へ」のタイトルと対になるなんて思ってもみませんでしたよ。諫山先生はずっとこの伏線を回収するつもりだったんですね。凄いな。ただ、私はまだこの辺の関係が今ひとつすっきりしないのですよね。本当にユミルがエレンを待っていたとして、なんで2千年が必要だったんのかなとか思ってしまって。壁は崩壊し、エレンが始祖の力を手にいれ「地ならし」を発動。その間、ユミルは「座標」でどうしているんでしょうね。彼女は「座標」に居続けるのか、解放されるのか、そもそも「座標」はどういうシステムなのかも不明。ユミルがいらないと思えばなくなるものかすらよくわかりません。宇宙からだかの有機生命体によって支配されているのか、なんなのか???まだ解明されていない謎があるので、これからまだ色々と判明し繋がってくるんでしょうかね。アニメのファイナルシーズンが今年秋に始まりますし、同じくらいに原作も完結なんでしょうかね。はぁ・・・本格的にラストが近づいてきたのを感じます。
2020年01月17日
今月号も濃すぎる・・・どうもこの作品に関してはさっぱり考察やら予想とかできないのでとにかく感想のみ。諫山先生には驚かされてばかり。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2020年 01月号 [雑誌]楽天で購入いきなりアニのお父さん登場だったのでついにアニがあの結晶から出てくるのね~~~ってとこまではわかりましたが(誰でもわかる)エレンがパラディ島にある全ての壁の硬質化を解いたことでライナーの鎧の巨人の硬質化も解けるとは思わなかったですわ。だって壁の硬質化を解いただけだと思ってたんで。そういう細かい範囲設定とかはできないんでしょうかね。ざっくりだけで。その恩恵というか影響を受けてアニの硬質化も解けたわけですが、私の鈍い頭はライナーの鎧が剥がれた話を聞くまで気づきませんでしたわ。ファルコはどうやら顎の鎧を継承したよう。ジャンは無垢の巨人になってしまった者、例えばピクシス司令にファルコを捕食させて1人救おうという考えでしたが、コニーはそれなら自分の母に食わせると主張。アルミンはこれ以上ライナーやピークたちとの殺し合いは避けるべきということでファルコを誰かに捕食させるのは反対の立場。コニーの気持ちもわからないではないけど、たぶん、その選択はないんじゃないかと・・・コニーはファルコを連れて行ってしまいましたけど。壁の中の巨人は地ならしをするためエレンについていったようですが、ジークが生み出した巨人の方は制御が取れていないようで。本来ならジークの思い通りに動かせるからマーレ兵だけに向かっていくはずが見境いなくなってます。ってことはジークはどうしてるんでしょうね。崩壊した壁の下敷きとか??壁のすぐ下にいましたしね。ジークが知らないうちに死んじゃってることはないでしょうから、瀕死の状態とか意識のない状態なんでしょうね。ジークはエレンが地ならしを始めたこの状況をなんとかする側として、この先兵団と協力するんじゃないかと思われますがどうでしょう。ハンジやリヴァイのことがあるし、一時的には出来てもやっぱり無理でしょうかね。大量の無垢の巨人、しかも元兵団員となると戦うのも大変だわと思いましたがここでなんとシャーディスが!?うわぁ・・・こんな元気に回復してくれていたのねと涙。結構なお年に見えたのでかなり重症で再起不能ではないかと思っていたんですがさすが鍛えている人は違うってことでしょうか???しかもちゃんと強いし!!!胸熱展開でした。そしてイェレナの目の前で巨人を退治してみせるミカサ。もうあっちにもこっちにも知った顔の巨人がいるのは辛いですよね・・・ピクシスも・・・感謝の言葉をかけ雷槍を放つアルミン。ゆっくりとお休みくださいまさかこんなことになるとは・・・ですよ。フロックは生きてジャン達の元にやってきましたが、なんとイェレナに銃を向け義勇兵を全員拘束することに。どゆこと??これにはジャンも驚いてますが、イェレナは抵抗しないようですし、何かまだ知らされていないことがありそうですね。イェレナに隠し事がまだあったのか、フロックの方に何かがあったのか?非常に気になるところです。ガビは124期の前に現れ、ファルコを返して欲しいと懇願しますが、ファルコは既にコニーが連れ去ってしまっていて・・・このままではコニーの母親が捕食することに。アルミン達はコニーを追いかける気はないようなのでもう仕方がないと思っているんでしょうかね。ガビもカヤを助けたりと今ではパラディ島側の情勢も理解していて、お互いのしてきたこともわかっているので辛いところですが、それでもファルコを諦めきれない様子。そりゃそうですよね。やっぱり目の前のこと、自分に近しい人のことが優先になってしまうものです。だとしたらエレンの行動もまた・・・そこまでする必要はないという程の大量虐殺を行おうとしてますが、全ては自分の大切な人たちを守るため。元々エレンは自分の大切な世界を守るために巨人を駆逐すると誓い、今もその思いは変わらずパラディ島の人々を守るため島の外の全ての命を駆逐すると。一貫してるといえばそうなのですが・・・ここまでする必要があるのだろうかとも思いますよね。確かにパラディ島以外の人を殲滅すればパラディ島の人々は恩恵を受け自由を手にすることができるでしょうが、それで憎しみの連鎖は終わるのでしょうか?敵を殲滅することで得た楽園は続くのでしょうか??パラディ島の人々の記憶を改ざんすれば何もなかったことにもできるでしょうけど記憶を書き換えられない者もいるし、いつかどこかでまた悲劇は繰り返されることになるのではないでしょうか。ではどうしたらいいのか?答えは簡単には見つからないけど、みんなの中に悪魔はいるから出られなくても負の連鎖から出ようとし続けることだというニコロの言葉にヒントがあるんじゃないでしょうかね。お互いを理解し許し合うことかしらん・・・とか思ってみたり。言葉にするのは簡単だけどかなり厳しいですよね・・・ただ、ライナーにしろガビにしろ、憎しみを持って接していた相手にも自分と同じ親兄弟、仲間がいて守るべき者があるのだとわかると、それまでのように憎しみの感情だけに囚われなくなっていますよね。真の相互理解が出来た時、人は許し合うことができるんでしょうかね。森からでるというのが比喩なのか直喩なのか・・・そう言えば今回ガビは髪を括っていましたが、そのためかカヤを助けた時の姿がサシャと被りましたね。髪のせいだけでなくかなり似てる感じがしましたので、これサシャとガビは実は親族とか、そういう系の伏線でしょうかね。ブラウス一家の訛りがどうの・・・ってのも回収されてませんし。もうなんか複雑過ぎて読み切れませんわ。ライナーの硬質化が解かれたことからアルミンはアニの硬質化も解かれたことを察したようですが、アニはこの後どうするんでしょうね。状況もわかってないでしょうし。エレンが地ならしを開始したことを知れば当然、故郷を守ろうとするでしょうし、エレンと対峙することにはなるでしょうが・・・もう本当に毎月毎月緊張の連続でこの先どうなるのかさっぱりです。毎月ヒィい~~~~~~って心臓を縮めながら読むことしかできません。
2019年12月18日
今月号も情報量が多すぎて消化しきれません(><)先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2019年 12月号 [雑誌]楽天で購入毎回、毎回、よくもまぁこんな怒濤の展開を思いつくものだと・・・今回はなんとミカサのモノローグによる回想から。これまでミカサ目線で話が進むってことはなかったので驚きました。誰もがエレンは変わったというし、私もそう思ったが、実はエレンは最初から何も変わってなくて、あれが本来の姿。だとしたら自分は何を見ていたのか。ジークたちのパラディ島攻撃の後、リヴァイとハンジと104期はアズマビトの力を借りてマーレ大陸を訪れていたようです。目的はパラディ島が和平を望んでいることを伝えることだったようですが。みんなスーツに帽子でなかなかおしゃれだわ。スーツはやはり三つ揃いに限りますvただ女子のスーツが地味なのが残念。初めてみる車や食べものに大興奮の104期生とは対照的にエレンはずっと暗い表情のまま。グリシャの記憶から知ってる収容区のエルディア人の待遇とマーレの人々との差をまざまざと見せつけられ、とても浮かれる気持ちにはなれないといった所でしょうか。エレンは大陸に来てからもずっとどうしたらエルディア人を救うことが出来るのかを考えてるようで。エレンは進撃の巨人継承者の記憶からこれまでエルディア人がいかに虐げられてきたのかを知ることができるけれど、他の者たちは自分が経験したことだけしかわからないから、目の前のマーレ人が敵なのだとは実感できないのでしょうね。それにしてもリヴァイをちびっ子ギャングなんて言うの止めたげて(><)地雷だからそれ~~~!!っと何やら見覚えのある男の子がサシャのお金をスったのをリヴァイが現行犯で捕獲。さすが、地下育ちのリヴァイは目ざとい。でもユミルの民ではないかということでマーレ人から酷い罰を受けそうになるとリヴァイはサシャを男の子の姉に仕立て男の子を抱えて逃走。あら~~~やっぱりリヴァイは放っておけないよね、いいとこある~~って思ったのに助けてあげた男の子に今度は自分の財布をスラれてるし(^^;男の子は戦争で居場所を無くした者たちの子供だったようですが、ユミルの民ってことでは無さそうですね。一応居住を許されてるっぽいですし、ユミルの民とかエルディア人なら収容区に入れられてることでしょうし。エレンは自由を奪われた者たちに対して涙を流してます。何かあったのかとミカサに聞かれ、「まだ起きてない」とエレンは答えますがこの時すでに、この先自分が何をするのか覚悟を決めていたようにも思えます。エレンは突然ミカサに「どうして自分のことを気にかけてくれてるのか」と問います。子供の頃助けられたからか?家族だからか?急にそんなことを聞いてくるものだからミカサは答えに窮し動揺。オレはお前の何だ?ミカサは顔を赤らめながら家族だと答えますが、絶対それ以上の思いがあるのはミカサの表情から明らかですよね。でも、エレンがそれを汲み取ったかは不明。ちょ、これどんな展開が待ってるの???エレンはミカサにどう思われているかが気になるってこと???今までそんなこと全くなかったのに。え、突然ロマンス展開になるの???なんて私も動揺しましたが、全くそんな展開はありませんでした。助けてあげた子のお父ちゃんらしき人が空気を読まず二人の間に入ってきて温かい飲み物でもどうぞ。ってことだったんでしょうが、なんでこんな時に出て来るんだよぉ~~~~~エレンがどういう意図で聞いてきたのかわからないままになってしまったやん。しかも104期まで来ちゃって「オレはお前の何」発言の続きは消滅。ミカサはその後もエレンを意識してるのにエレンはなんかもう頭切り替えちゃったみたいなんですよね。ミカサの様子に104期は何かあったんじゃないのかと察してるようですが・・・その後はなんだかもう盛り上がっちゃって、全然それどころではなくなりました。もてなしを受けて親子と仲良しになっただけでなく、お酒が足りないとばかりにジャンとコニーは追加まで取りに行ってるしw騒ぎを聞きつけて集まってきた人たちとも一緒になっていつの間にかどんちゃん騒ぎになってるし。サシャやりすぎw翌日行われた国際討論会ではユミルの民の難民援助は通ったようですが、あくまでユミルの民は被害者で、敵はパラディ島のエルディア人であるという流れに。パラディ島が和平を望んでいることを表明することは叶わず。この後エレンはみんなの元を去り、ジークと手を結んだようです。そしてマーレに宣戦布告し、ジークの力を利用し地ならしを行うことを単独で考え実行し今に至るようで。なるほどね。エレンだけが先を知ることができたがゆえに一人で戦ってきたってことでしょうね。ミカサはエレンの問いに対し、他の答えをしていたら状況は変わっていたのだろうかと考えますが、果たしてそうでしょうかね。私にはわかりませんわ。ミカサがもし好きだからと答えていたとして、エレンは別の道をとったでしょうか。和平の道が閉ざされた状況でジークと手を結ばず、地ならしをせず壁の中の人たちを守るにはどういう方法があったんでしょうか。エレンは始祖の力を掌握したようで、巨大な背骨を持つ巨人に。顔はどうなってるんでしょうね。その大きさは壁の中にいた巨人よりもはるかに大きいので超大型巨人よりもデカそうです。エレンはマーレ軍を潰すのに必要な数だけでなく、パラディ島の全ての硬質化を解き全巨人を動かし、壁の外の人類を駆逐するつもりのようです。ひぃいいいいいいい なんてこったい。エレン、そこまでやるのか・・・。世界はパラディ島の人々が死滅することを望んでいるけれど、エレンはそれを阻むようです。王家は自ら死滅するため不戦の契りをしましたが、エレンは逆に外の世界を壊すつもりです。あらま・・・・これってもう誰も止められないのでは????世界中に地ならしを起こせば憎しみの連鎖は断ち切れるけど、それってどうなの?パラディ島のエルディア人だけになったら、また始祖の力で記憶の改ざんを行うつもりですかね。マーレにいるエルディア人はどうなるんでしょ。一部記憶操作できない者は?アッカーマン一族は記憶操作を受けないってことだったと思うのですが、エレンのユミルの民への呼びかけにはミカサは反応してますよね。アッカーマン一族もユミルの民だし問題ないってことでしょうかね。副作用として能力の発現とか記憶の改ざんは受けないって特徴があるけど、他は普通のユミルの民と同じってことですかね。道を通じて繋がってるってことですよね。はぁ・・・ほんと、この後どうなるんでしょ。主人公であるエレンが壁外の人間を駆逐してめでたし、めでたし で終わるとはとても考えにくいので誰かがエレンを止めるとは思うのですが。全く予想が立てられません、私では。
2019年11月14日
今回も衝撃の展開。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2019年 11月号 [雑誌]楽天で購入始祖ユミルの過去が判明。ユミルはいつも他の人を思いやってる優しい子。2000年前の辛い世界で奴隷として生きていたようです。奴隷の中でもユミルは親がいなかったのか、守ってくれる存在はなく、ある日、豚を逃がした者という濡れ衣を着せられことに。心の優しいユミルは違うということも出来ず。他の誰かが犠牲になるのなら自分でいいと思ったんでしょうか・・・エルディア人部族長から「自由」を与えられた代償は狩りの獲物。やっとの思いで逃げ、辿り着いたのは不思議な樹。その根元の穴へ入ると深い水溜まりに落ちますが、なんとその中には謎の生物が・・・これが原始有機生物って奴のようで。まるで小脳と脊髄だけで生きてるような・・・何なんでしょうね?ユミルの身体に取り付いたことでユミルは巨人へ変化。これが巨人化の始まりのようです。つまり「始祖の巨人」ってことですかね。この「始祖の巨人」はこの先、全ての巨人、ユミルの民を支配する能力を持つことになるのでしょうが、最初はそんな感じではないですよね。ユミルはその後人間に戻ってます。これだけの力を得たというのにユミルは逆らうことなくエルディア人部族長フリッツの命令に従い巨人の力を行使していたようです。その褒美はフリッツの子種。つまりはフリッツの子を産まされたってことですね。ここから先、ユミルの産んだ子供が増えて「ユミルの民」となったようです。ユミルの民=エルディア人かと思ってましたが、そうではなかったようで。ってことはエルディア人でもユミルの民でなければ巨人化はできないってことですよね。もしくはユミルの民とそうではないエルディア人との混血が増えていって、いつの間にかエルディア人=ユミルの民になったのかもですけど。ユミルの巨人の力で敵対していたと思われるマーレを滅ぼし、エルディアは栄えていったようですが、臣下の裏切りのため命を狙われたフリッツを庇ってユミルは絶命。致命傷ではなかったようですが、ユミルは回復を望まなかったようです。どこまで尽しても「奴隷」と言われることに虚しさを感じたのでしょうか。そしてユミルは“あの場所”に辿り着いたようです。まだ“道”はなく、座標としての働きもなかったのかな??フリッツ王は3人の娘にユミルの力を引き継がせるため、その身体を食べさせたようです。うわぁ・・・生肉だよ・・・(ノД`) なんてことするんだろ・・・「何としても」と言ってることから王はどうしたら巨人の力を引き継ぐことができるということは分かってはいなかったようですね。取りあえず、身体を摂取すれば何とかなるのではと思ってたよう。後に“背骨”を食わせよって言ってますが、どうしてわかったんでしょ。娘たちが巨人化の力を手にいれると道が3つに分かれ、そこからまた枝分かれしているのでユミルの民が増えていったということのようです。娘たちは3人ともユミルを捕食したので3人ともに始祖の力が継承されたってことでしょうかね。それとも継承できたのは1人だけ?9体の巨人はいつ生まれたんでしょうね。そもそもどうして9体なのか??娘3人が巨人の力を継いだ時に能力が3つに分かれ、その後また3人に分かて9体になったってことでしょうか?そのあたりはよくわからず。初代王フリッツはユミルに「我が巨人は永久に君臨し続ける 我が世が尽きぬ限り永遠に」という縛りを残したようです。ユミルはそれに従いずっと巨人を作り続けているってことでしょうか。が、エレンはそれを終わらせようとします。オレがこの世を終わらせてやるからオレに力を貸せユミルに対し「お前は奴隷ではなく神でもなくただの人だと」言い、誰にも従わなくていいしお前が決めていいと。ジークはエレンがこの世を終わらせると言うのを聞いて慌てますが、エレンのいう「この世」というのは人々が生きてる現実の世ではなく、ユミルが生きる世界のことですよね。奴隷として自由を奪われた状態を終わらせるということではないのかと。そしてユミルが巨人を作る世界が終わるということはユミルの民が巨人化しなくなるってことではないかと。私も生殖能力を無くさなくても、巨人化しなくなればそれでいいのではと思っていたので納得なんですけど。ただエルディア人から巨人化の恐怖が無くなったとしても、それを世界が信じるかってことと、力の無くなったエルディア人を世界が生かしておくかは疑問ですよね。利用価値が無くなったのならマーレは即、民族粛正しそうですから。そうであれば、エルディア人が生き残るためには地ならしでマーレの軍事力を削ぎ一時的な時間稼ぎをするよりも、エルディア人の脅威である者たち全てを滅ぼしエルディア人だけが残るようにすればいいということになるでしょうか。以前、エレンが言っていたように・・・「向こうにいる敵・・・全部殺せば・・・オレ達 自由になれるのか?」でもそれはキツい・・・(ノД`) ホントどうなるんでしょうね。エレンはユミルを地獄から救おうとしてます。ユミルを解放して自由を与えようと。「進撃の巨人」の継承者は王に抗うということは王家が望んだ巨人の力の存続を終わらせる役割を持っていたってことでしょうかね。どうやらエレンをここまで導いたのはユミルで、ユミルは2000年前から自分を救ってくれる誰かをずっと待っていたようです。エレンは「オレを待っていたんだろ」ではなく「誰かを」と言ってるのでユミルはエレンを導いたけど待っていたのは他の「誰か」ってことでしょうか。それともエレンを特定してるわけではなく「進撃の巨人」の継承者をという意味でしょうか。初回の「2000年後の君へ」のタイトルと今回の「2000年前の君から」は対になっていると考えられますが、2000年前の君はユミルですよね。では2000年後の君はエレンでしょうか?私はエレンだと思うのですが、別の「誰か」かもしれませんよね。ここはまだ謎です。全く意志がないかのように表情のなかったユミルがエレンの言葉に反応。ユミルはやっぱりずっと苦しくて辛かったんですね・・・( p_q) 自分を救ってくれる存在を待っていたんでしょう。ユミルはジークではなくエレンに力を貸したようです。座標から現実に場面が戻りました。エレンの飛んだ首には脊椎のようなものがついて来てます・・・!初めはなかったのに、ユミルとの接触後に出てきたようで。エレンは巨人化したようですが、その能力はこれまでと同じなのか違うのか?ユミルの力をエレンが持ったとすればそれは始祖の巨人の能力を使えるようになったってことですよね。そして、壁が壊れついに中の巨人が姿を現しました。地ならしが始まったようです。エレンはマーレ軍を壊滅させるつもりでしょう。うわぁ・・・もう止まらないようです。 (ノД`) これがグリシャの見た光景ですかね。負の連鎖を断ち切るためとはいえ、来月号が怖いです・・・これ、断ち切れるんでしょうか???
2019年10月12日
終わりが近づいてるようで怒濤の展開で畳みかけてきてます。これまでの感想はこちら。進撃の巨人(29) (講談社コミックス) [ 諫山 創 ]楽天で購入いつもの通り既に別マガ連載時に感想を書いてますので全体を通しての感想と本誌分を含んだ感想の追加と訂正のみ。別冊マガジン連載時感想は以下の通り。115話感想 116話感想 117話感想 118話感想今回はこの先のネタバレを含んで感想を書いてますので少し下げます。ご注意ください。この先の121話まで読んでから29巻を読み返すと・・・本誌連載時はエレンがジークに操られているのかどうなのかわからなくて疑心暗鬼で感想を書いてましたが、エレンは操られていなかったようで。それどころか・・・(><)ジークの方がよほど人間思いというか同僚思いというか・・・他人を思いやる情に長けてます。ジークは常にエルディア人全体の救済を考えてきてましたから。そのための犠牲は目を瞑るというスタンスでいましたが、決して自分の幸せだけを考えて行動してきてませんもんね。エレンは・・・子供の時から危険人物。常に自分の欲求・自由でありたい思いを優先させてきてますよね。突然、エレンが人が変わった様になり、マーレに単独潜入してジークと接触を計った理由もわかりましたし、今月号(121話)まで読んでから読み返すとなるほどなぁと思うことばかり。今更ながら諫山センセの構成に感動。私は見事に振り回されっぱなしだったようです。連載時感想も迷走してますもんね。当時の感想を読み直すと勘違いやら解釈違いやらポロポロ。でも、その時に読んで感じた内容なのでそのままにしておきますね。121話まで読んでも気になることはリヴァイのことですね。ハンジが逃がしてますが、傷は相当深そうで、顔の傷は残るでしょう。リヴァイが死ぬとしたらとっくに死んでしまってる状況なので復活するのは確かでしょうが、以前のように戦えるのかは不明ですよね。リヴァイが回復した頃にはパラディ島、及び他の国々はもう戦う必要がない状況になってる可能性大ですけど。地ならしが行われているか、もっと別の方法で世界情勢が変わっているのではないかと思われます。それをハンジとリヴァイが見せられることになるのだろうと。アルミンはエレンを信じてるようですが、アルミンが気がかりなのはエレンがあの時言った言葉のようです。「向こうにいる敵・・・全部殺せば・・・オレ達 自由になれるのか?」でしたよね。どこまでも自由であることを求めるエレン。そのためには手段を選ばない。アルミンが危惧したのは、エレンがしようとしている地ならしは小規模なものではなく、大規模なものではないのか・・・ってことでしょうか。マーレで起こした以上の大量殺戮を実行しようとしているのでは・・・と不安に思ったとか。さすがはアルミン。今後のエレンとアルミン、ミカサの関係も気になるところです。
2019年09月14日
今回は伏線の回収が凄かった。というか、え~~~~そうだったの???って私なんかはびっくり仰天。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2019年 10月号 [雑誌]楽天で購入今月も衝撃。グリシャに洗脳されたわけではなく、エレンはエレンの意志で自由を求めていたことを知るジーク。ジークは争いを終わらせることを望んでいますが、エレンの望みはあくまでも「自由」であること。つまりジークのようにエルディア人が滅びる道を選択するとは思えず、自分が自由であるためにはそれを阻害するモノを倒すという選択しかないってことですよね。エレンはジークの望んだ“自分と同じように父親の犠牲になった哀れな弟“ではなかったのですね。ジークはグリシャの記憶により、エレンが幼い頃に他者から自由を奪われるくらいなら他者の自由を奪ったことを知ります。幼い自分がミカサにマフラーを巻くのを見ているエレンは何を思っているのでしょうね。この出来事がミカサのアッカーマンとしての血を覚醒させてしまい、エレンを宿主として守ることを運命付けてしまったんですよね。それはミカサの自由を奪ってしまったことでもあるので、ミカサに本来の自由を取り戻させたいと思ってるんでしょうかね。自分から無理矢理でも引き剥がすためにエレンはミカサにキツい言い方をしたとも考えられます。今回、グリシャと「始祖の巨人」を継承していたフリーダとの詳細なやり取りが判明しました。戦って欲しいと言うグリシャに対し、「不戦の契り」の思想に影響を受けているフリーダは、壁の外の巨人が襲ってきたのなら受け入れるしかないと。エルディア人が滅びることで世界の怒りを収めるしか無いという考えはジークと同じ。フリーダは「始祖の巨人」の力をグリシャが手にしたとしても使えないことを教えようとしますが、グリシャはそれを既に知っていて・・・なぜなら、グリシャが所有する「進撃の巨人」は未来の継承者の記憶を覗きみることができる特性を持つから。つまりグリシャはエレンの記憶を見ることで未来がわかるということ。あらまぁ~~~~進撃の巨人は他の巨人のような身体能力とは別の能力を持っていたんですね。そう言われると、フクロウであったエレン・クルーガーがそれっぽいことを示してましたよね。そういうことだったのか。これまでも「進撃の巨人」の継承者だけは何者にも従うことはなかったようですが全ては王の独善に抗うためだったようです。まさに今、グリシャが王を捕食するというその記憶を共有していたからのようで。が、グリシャは王家の子供達まで滅ぼすことはしたくなかったんですね。自分は人々を救うための医者であるし、同じくらいの子供を持つ父親でもあるわけですから。でも、それをさせたのはエレンでした!! (゜ロ゜) なんと。これにはホントびっくり かつてエレンは父親に深く失望したことをジークに話したようですが、子供まで皆殺しにするような父親に失望したとジークは思ったようですが、実はエレンはそうではなく、躊躇した父親に失望してたようで・・・あらら・・・ (ノД`)エレンよりジークの方がまともだと言わざるを得ませんね。やはりエレンはイカレた頭の持ち主でした。エレンなりの理由はあるのですが、相手が子供でも容赦ないとは・・・力を持ってはいけない者、当にライナーが感じた通りでした(><)マーレの時もエレンは手段を選ばず状態でしたもんね。あれは操られていたとかではなく、完全にエレンの意志だったようで。グリシャの記憶を辿るジークとエレンはグリシャに干渉することはできないと思っていましたが、実態としてグリシャの前に現れることも可能なんですね。進撃の巨人の継承者が始祖の力も手にした時、もしくはその力を持つ者の力を借りることが出来た時、干渉できるってことでしょうかね。この辺りはよく分からず。(・_ .*)?エレンはグリシャに自分の記憶を見せることができますが、何を見せるのかはエレンに決定権があり、見せたいことだけを選択できるようです。つまりは都合の良い記憶だけをみせることが可能ってことのようです。グリシャが知りたい情報についてはエレンは教えてないようで。グリシャは壁が壊される日のことも知らないようですし。これまではグリシャが親のエゴでエレンを利用したのだと思っていましたが、どうやらエレンがグリシャを利用したようです。グリシャはエレンの未来の記憶も見たようです。それは未来のエレンがグリシャに見せたのでしょうね。それをエレンはヒストリアの手にキスしたときにグリシャの記憶を通して見たということのようです。「あんな恐ろしいことになるとは・・・」と言っているのでエレンが恐ろしいことをしでかすのでしょう。世界に対し、地ならしを発動させるってことだと思われますが・・・。グリシャにとってはどういう経緯でそうなるのかは知らされず、その景色だけを見せられたとしたらそりゃ驚くでしょう。多くの巨人が街や人を潰していくのをグリシャは見たことがないのですから。どれくらいの規模なのかは分かりませんが、マーレが滅ぼされるくらい???グリシャにジークの姿が見え、その身体にも触れることが出来たのはどういう仕組みかわかりませんが、取りあえずグリシャがジークに対し、悔恨を示し、愛情を示したことでジークは救われたようです。ジークの父親に対する思いに変化が起きてますよね。グリシャはジークにエレンを止めてくれと頼みます。ジークの望みではなくエレンの望みが叶うというのに、なぜジークにエレンを止めることができるのでしょうね。そこもよく分かりません。未来は決まっているようで、変えられる余地があるってことでしょうかね?始祖の力を使えば出来るのかな???無理だとわかっているけど、何とかしなくてはという切実なグリシャの思いがそうさせたのでしょうか。ジークはエレンの洗脳を解くためにグリシャの記憶を辿ることにしたのにエレンは全く影響を受けていないどころか、逆にエレンがグリシャを導いていたと知りショックを受けたからか、突然二人は離れて記憶の旅は中断。これまでエレンが自分の後継者の記憶を覗いたという描写や後継者から影響を受けたという描写はなかったように思うので、エレンの後、進撃の巨人を継ぐ者はいないのでしょうかね。となると、エレンの望みである地ならしは行われるけれど、その先のことはエレンにもわからないってことですよね。それならば、もしエレンの死後はエレンが望んだものとは違う結果になってる可能性もあるわけですよね。もしくは、未来のエレンが地ならしの後のことを敢えてグリシャや他の継承者に見せていない可能性もありますよね。自分が先のことをそれ以上知ることにならないように。どうしてそうする必要があるのかはわかりませんが。「道」に戻ったジークは始祖ユミルにユミルの民から生殖能力を奪うよう命令。エレンは自分の指を引きちぎってでもユミルを止めようとしますが・・・エレンが望む世界はエルディア人全体の自由でしょうか?パラディ島のエルディア人の自由でしょうか?エレンは子供が生まれない世界は望んでいないようです。自分の自由だけが欲しいのなら子供が生まれようと生まれまいとエレンにとって関係ないように思うのですが、それを阻止するということはエレンも自分だけの自由を望んでるわけではないってことですよね。とはいえユミルを止めることはエレンにはできないでしょうね。ユミルの民は生殖能力を失うことになるのではないかと。それなのに新しい命が生まれた・・・ってなんたらびっくりですよね。ラストはそんな描写が来るのかな???とか思ったり。以前、諫山センセは子供のコマがラスト候補のようなことを取材で話されていたように思うのですが。それが今の問題と関連してるってことでしょうかね。アッカーマンは始祖の記憶操作は受けないけど巨人にはなれるんでしたっけ?始祖の力は及ばないからアッカーマンは生殖能力を奪われないですよね。これでユミルの民だし巨人化もできるとなったらリヴァイの子だけに巨人の能力が集まったりしないですかね(^^;ミカサに関してはアッカーマンと東洋の血だし、生殖能力は大丈夫そう。どちらも相手がユミルの民だとダメかもですが(><)じゃあ、リヴァイとミカサなら問題ないってことかしらん????アッカーマンだけ継続???(・_ .*)?終わりが近づいてますが、私の頭は混乱続き・・・
2019年09月13日
連続で120話の感想いきます。8月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2019年 09月号 [雑誌]楽天で購入エレンの首が吹っ飛んでどうなることやらと思われましたが、エレンが事切れる前にジークと接触することができたので、 始祖の力はジークに渡ったようです。エレンは死んでなさそうです。とは言え、主人公が生首になって吹っ飛んでいくなんて衝撃ですよね。ジークの身体も謎の場所で謎の女の子によって修復されたのでエレンも同様に修復してもらったってことなのでしょう。謎の場所は全ての「道」が交わる座標だったようです。そして謎の女の子は始祖ユミルさんでした。ジークは始祖を継承した王家は始祖の力を行使する際にこの場所にきたのだろうと言ってますが、ジークはなんで前回はまだ始祖の力はないのにこの場所に行けたのでしょうね。ジークは「ここでユミルに命令できるのはエレンだけ」だからエレンに計画通りエルディア人を子供のできない身体にするようユミルに伝えて欲しいと頼みます。が、エレンはお断り。やっぱりエレンはジークの安楽死計画には賛同してたわけではなくて、座標に到達するためにジークに話を合わせていただけだったようです。でしょうね。エレンにはジークとは別の願いがあるようです。でも、エレンがユミルに話しかけてもユミルは全く無反応。本当に始祖の力を手にしたのは王家の血を引くジークだから。ジークはエレンの本心を確かめるために鎖に縛られるという芝居をしてただけ。あらら・・・やはりエレンよりジークの方が一枚上でしたね。その上、ジークは歴代の壁の王と違って初代王の思想に染まらないまま座標に到達し、長い時間を始祖と過ごすことで「不戦の契り」を無力化することに成功していたようです。なんと!!!!ジーク凄い。絶大な力を持つ始祖ユミルは実は自分の意志を持たなくて、王家の血を引く者を主だと思い込んで服従し続けるだけのようです。なんか、それ可哀想ですね。ジークはエレンが自分に賛同しないのは父親に洗脳されているせいだと考え始祖の力を使ってエレンを治そうとするようです。エレンは無駄だと言いますが、「世界を救う時はお前と一緒だ」とジーク。一緒に育ったわけでもないのに、エレンは自分と同じく父親の被害者だと捉えてるジークはとても家族想いですよね。エレンを決して見捨てないと言ってますし。エレンは反抗的ですけど。自分たちの父親・グリシャがどのようにエレンを洗脳したのかをわからせるためグリシャの記憶を辿るようですね。自分たち家族を犠牲にしたことも忘れ、エレンが生まれ幸せを享受するグリシャに皮肉を込めた視線を送るジーク。そりゃそうでしょうとも。ただ、エレンにしたらそんなん知らんがな・・・だと思いますが。小さい時のエレンには二人の姿が見えていたようですね。毎回ではなさそうですけど。グリシャの記憶を辿ることでエレンよりもジークの方に何かしら影響が出そうです。自分とは違ってエレンは父親から愛されて育ったのだと感じるジーク。グリシャも若かったし、周りに復権派が多くいたし、ジークに英才教育を施そうと真剣になるあまり、ジークを駒としてみてしまっていたのは否めないでしょうね。一方、壁の中での安全で幸せな生活はグリシャの意志を鈍らせたことでしょう。壁の中では復権派はグリシャ一人ですしね。自分のことなど完全に忘れ去っていると思っていた父親が突然、自分への謝罪の言葉を口にしたのを聴いてジークは驚愕。グリシャは忘れていなかったんでしょうね。「ごめんな」自分が子供に負担を追わせてしまっていたことへの後悔や、寂しい思いをさせてしまっていたことや、何よりもジーク自身をみて愛してやれなかったことへの謝罪の言葉だったのでしょう。寝ぼけていたからか、一瞬ジークの姿がグリシャには見えたようで。子供の時に別れて以来なのに、ひげ面になって現れた男を息子だと直感したほどにはジークのことを思っていたのではないでしょうかね。信じられない状況に固まるジークでしたが、次を促すエレン。ここからはエレンが主導するのでしょうかね。エレンとジークの立場が逆転したかのよう。この先もグリシャの記憶を辿るのなら、彼がどれほど苦悩したのかも知ることになるんでしょうね。エレンに巨人化の注射を打つときや自分を捕食させるときのことも。自分が思っていた父親と実際の父親との違いを目の当たりにしてジークに変化が起きそうですが、どうでしょう。そしてエレンの行動が父親からの洗脳ではなく、エレン自身の意志によるものだと知ることになるのではと。エレンが勝手に外の世界に興味を持って、自分で動きだしたんですもんね。まだまだ怒濤の展開が続きそうです。始祖の力を手にしたジークはどういう選択をするのでしょう。安楽死計画ではなく、エルディア人が巨人化しないようにすればいいだけのように思うのですが。でもそれではエルディア人の安全は保障されないので、地ならしは必要になると思いますけど。リヴァイやハンジもどうしてるのか気になりますし、ミカサの血筋の件とかも気になりますし、終わりが近いと言われてますけど、まだまだ終われないのではないかと。どうやったら憎しみの連鎖が無くなるんでしょうかね。それだけでもラストで解決してたらいいなと思います。
2019年08月12日
感想書いたと思ってたんですけどね。すっかり忘れてたようなので慌てて書いてます。別マガじゃないけど2話同時掲載でw7月号の感想はこちら。119話は衝撃でした。だって、エレンの首が飛んじゃったんですよ???まさかそんなことになるとは思ってもみませんでしたわ。マーレ兵に苦戦する兵団。車力の対巨人砲の威力も凄くて、獣はやられるし、エレンの進撃にも命中。これはもうジークとしてはエレンと接触するためには巨人を増やして何とかこの場を切り抜けないと!って思いますよね。それを止めようとするコルト。ファルコがジークの脊髄液を飲んだことを話して、“叫び”を待って欲しいと。ジークならファルコを犠牲にするようなことまではしないと思ってのことでしょう。でも、それはジークには受け入れることのできない願いでしたね。ジークは既に両親を楽園送りにしてるし、実弟であるエレンも巨人になってるしで、コルトの気持ちは十分過ぎるほどわかっているけど、エルディア人全体の将来のことを考えているジークにとって、ファルコは一人の犠牲でしかなくて。ファルコだけでなく、兵団の多くの兵士も巨人化し、その中にはピクシスも。それにしても彼は何でこんな時に飲んでるの???巨人化したファルコは無垢の巨人なので何とも残念な体型ですね。ライナーは獣の巨人が倒されたと知って、自分の役割は終わったからファルコに鎧を継承させようとしますが、そこにポルコが現れて・・・無垢の巨人のファルコは本能のままか鎧の巨人のライナーからポルコへ関心が移って一目散に、そっちへ走っていってしまいました。ああ・・・ファルコは顎を継承するってことのようです。ポルトは兄の記憶を覗いたことにで、兄が自分を死なせたくないためにわざとライナーが選ばれるよう印象操作したことを知ります。やはりライナーよりも自分の方が優秀で、本来は自分が選ばれるはずだったとわかってポルコはやっと納得がいったよう。ポルコはもう生への執着を無くしたんでしょうか。顎をファルコに継承させることに。ファルコを助けるには鎧か顎を捕食させればいいのですが、ライナーではなく自分を差し出したのはなぜでしょう。兄への思い、ライナーへの思い、色々複雑でしょうがもう解放されたかったんでしょうか。ライナーいよいよ捕食されるのか?っと思いましたが、彼はまだ残酷な世界を退場することはできなかったようです。巨人の身体を硬質化させて鎧を拘束している間にエレンはジークと接触することを試みます。なるほど、もうあれくらいの距離なら巨人のままでなくても人間の姿の方が動き易いともいえますからね。うなじを撃たれ、人間の身体の修復が間に合わないジークの元へエレンが走ります。車力の方はミカサとアルミンが攻撃してるし、これでジークの元にエレンが辿り着けば・・・っと思ったら、なんと・・・!!!!コルトの持っていた対巨人用ライフルをガビが使用! エレンに命中し、エレンの首が吹っ飛びました!!!!ガビの射撃の腕前・・・。ちょ、これ!?ありですか???主人公の首がこの段階になって吹っ飛ぶなんて???ついこの間はジークの胸から下が吹っ飛んでこれはもう終わりでしょ。っと思ったところなのに、今度はエレンが・・・さすがに首だけになってしまったら再生は無理でしょ??どうすんのよ、これ???ですよね。衝撃の展開。
2019年08月12日
今月はなんか内容が濃かった・・・衝撃の事実が判明!!とかではないんですが、ドキドキする場面が多かったですね。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2019年 07月号 [雑誌]楽天で購入いよいよマーレが攻めてきました。が、ジークの登場によって顎と鎧は一時的に戦闘不能に。オニャンコポンは鍵を持って来てくれましたね。彼は信用できると思うのですよね。裏表なさそう。オニャンコポンはジークの安楽死計画には反対だけど、エレンとジークがいなくては島を守れないから二人を助けたいってことですね。アルミンもそれに賛同。それにアルミンはエレンもそう考えていると思ってるようです。ってことはこれで正解ってことですよね。これまでもそう言っても違うんじゃ無いの??って思ってきたことは多々ありましたが、アルミンとハンジが言うことは大抵その通りだったので今回もそうではないかと。エレンは「地ならし」を発動するためにジークたちの考えを承諾したとみせかけて実はその力を利用するつもりなのだと。ただ、ミカサに対してはエレンが無理矢理嘘をついているといってるのはその通りではなさそうですね。アルミンは何かエレンの言葉を聞いていて、それをエレンが実行してると考えてるようです。それはミカサに自由になって欲しいということか、エレンから離れることでエレンがこれから行うことの犠牲になって欲しくないということか・・・何れも違うのか、さっぱりです。エレンに全てが終わってから聞いたらいいとアルミンは言ってますが、この感じからするとアルミンはエレンが全てが終わったときには生きていないと考えているように思えるのですよね。ってことはエレンが死んだとしてもミカサには生きて欲しいから今のうちにエレンから離れさせようとしてるってことなんですかね。ミカサはエレンにもらったマフラーを自ら手放しました。これは気持ちの上でエレンから独り立ちしようとしてるってことですよね。エレンの希望通りになってると言っていいんでしょうかね。104期たちはジークが来ていることを知り、兵長らに何かあったことを察したよう。そりゃ確かにリヴァイがジークを自由にするわけないですもんね。ということは・・・(><)動揺する104期生にアルミンは「残念だけど世界を救うためにはイェーガー派に加わる」と演じてみせて結束を促します。アルミンは冷静ですよね。ここはイェレナに反発してもどうにもなりませんからね。まずはエレンとジークを接触させてエレンの考えていることを実行させるのが先決だと考えてのこと。が、このときのイェレナの顔!!!何なんでしょう????怖いよ (((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル アルミンを疑ってるのか、裏切ったら許さへんで!という脅しなのか??ファルコはナイルのお陰でコルトやガビと再会することができました。ガビはやっと島にいたのは悪魔ではなく人だったとライナーの気持ちがわかったようです。ということはライナー同様に苦しみを抱えることにもなったということですね。もう先が無いかも知れないファルコは自分がエレンに協力したことで惨劇が引き起こされたこととガビが好きなことを一気に告白。あっら~~~なんでこんな時に???っと思ったんですが、このことによってジークの「叫び」を阻止する流れになってジークに近づく伏線となるんですね。ジークはピークらの騙し討ちに遭い、どうやら瀕死状態。ってことで叫びそうです(><)これでファルコは巨人化し、近くにいる鎧か顎を捕食するってことでしょうか。鎧を継承するつもりだったのに顎になりそうかな・・・ライナーはまだ出番がありそうですし。ジークも「地ならし」発動前に捕食されて退場ってことにはならないかと。次号は叫びによってとんでもない数の巨人化が起きそうですわ。巨人化した元兵団員を104期生が倒すことになるのかしらん。リヴァイが部下を倒したように・・・修羅場化しか思いつかない・・・
2019年06月12日
激しい戦闘になりましたわ。ライナーはエレンを終わらせたいようで。もうこれ以上エレンを苦しませたくない思いなのでしょうが、それはエレンやジークのようにエルディア人の未来を見据えて動いてるわけではなくて・・・ライナーの立場や気持ちもわからないではないですが、同じエルディア人がこれ以上戦うのは見ていて辛いですね。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2019年 06月号 [雑誌]楽天で購入マーレが飛行船をたくさん飛ばして来ました。なんかでっかいの降ろして来たと思ったら、これ対巨人砲のやつですね。ピークとガビは繋がれているからこのままではピークは巨人化しないと思ってたのに、ポルコに腕を斬らせるとは・・・確かに巨人化すれば身体はまた修復されますけど、痛いよね(><)ピークの車力の巨人の口に乗り込むときはまだガビの手には鎖があり、ピークの斬られた手もぶら下がっていたのに降りた時にはもう鎖ごと無くなってますね。何でだろ?エレンはマーレが奇襲を掛けてくることはないと思っていたようですが、これはライナーがさせたことだと考えたよう。ライナーとエレンの久しぶりのバトル。エレンも拳を硬質化させることでライナーの鎧の巨人をボコってます。かといってガリアートもいるし、さすがに巨人3体を1体で相手するのはキツいしエレンちと無謀じゃないの???って思いましたが、鉄槌の巨人の能力を使いましたわ。ほぉ~~~そう来たか。なるほど。鎧の巨人も顎の巨人も串刺し。凄いわ。あっという間に動きを止めてしまうとは。でも、この力は長くは使えないようですね。これで兵団が鎧と顎を仕留めると思ったら、なんとマーレは対巨人砲を撃ってきました!!!マガトが砲手。元帥自らですね。進撃の巨人の頭に直撃ってことからそこそこの腕前のようです。パルツアー隊はみんなやられてしまったんでしょうかね。それにしてもエレンの進撃の巨人がメッチャ強くなってますね。どうしたこったい??ってくらいの活躍。ライナーはライナーでもうこれ以上エレンを苦しませないように終わらせてやろうってことのようですが・・・これはお互い引けないですよね。いつにも増してエレンが強いのはメンタルが強くなったからでしょうかね。それとも何かエレンには目的があって、どうしてもここで巨人たちを倒さなくてはならないんでしょうか??逃げるということは全く考えてないようです。ま、この状況でエレンが自分の保全を図ったら他の人への被害は相当ですけどね。鎧の巨人がいきなり弾き飛んで、これはさすがに進撃の巨人の力ではなさそうだと思ったらどうやら獣の巨人の投石のよう。壁を壊して投げたようで。ここでジーク登場!!!これまた凄い距離を当ててきましたわ。コントロールはさすがです。後はお兄ちゃんに任せろってことですが・・・うわぁ~~~~これどうなるの????ジークは約束の場所ってずっと言ってますから、このシガンシナ区がエレンとの待ち合わせ場所だったんでしょうが、エレンはずっと場所を特定するとか言ってましたし、知らない様子でしたよね?これはどういうことなんでしょ??エレンが忘れていたのであればこの場所には来てないでしょうから、場所を知ってることを隠してたってことですかね。何のために???イェレナやイェーガー派を含む誰にも知られてはいけない何かがあるってことでしょうか??それがエレンが本当にやろうとしてることに繋がるってことですかね??だとしたらジークにも隠してることがあるか、ジークもイェレナたちを裏切るつもりとか?ジークがエレンを助けに来たのは本当のようですが、エレンはどうなんでしょ?ジークに気づいたエレンの表情は喜んでるようには見えないような・・・ジークのエレンに対する思いは大事な肉親だと思うので、ここまできてエレンがジークを裏切ってるとしたら、それはそれで哀しい気もしますわ。みんなそれぞれの立場があるのはわかるけど辛いなぁ・・・予告では戦いは苛烈を極めるってことなのでジークとエレンが再会したことで始祖の巨人の力を発動させるんでしょうかね。その前にジークの脊髄液を口にした者たちを巨人化させるかもですよね。そしたらファルコも巨人になって・・・もしやライナーを捕食する流れになるんでしょうか?でも、今の状況ではそうは上手く行きそうもないのですが・・・はぁ・・・もうとにかく毎月ハラハラ。私では先の予想が全くできません。
2019年05月12日
凄い勢いで話が進んでますよね。本誌追っかけてても消化できないこと多々。これまでの感想はこちら。進撃の巨人(28) (講談社コミックス) [ 諫山 創 ]楽天で購入いつもの通り既に別マガ連載時に感想を書いてますので全体を通しての感想と本誌で読んでいた時点での感想の追加&訂正のみ。若干のネタバレを含みますのでご注意を。別冊マガジン連載時感想は以下の通り。111話感想 112話感想 113話感想 114話感想毎回、同じことを書いてるようにも思いますが、エレンはジークに操られているのかいないのか??表面的にはジークに協力してますけど、やっぱり改めてまとめて読んでみると、ミカサに対する態度はミカサを自由にするためにも思えますし。ミカサのアッカーマンの血を自覚させ、本来の自分を取り戻して欲しいという思いから、敢えて自分から無理にでもミカサの意識を引き剥がそうとしているようにも思え・・・もし、ミカサを思ってのことでないのなら、このままミカサを利用した方が自分の護衛にもなるわけですし。アルミンにしても上手いこと懐柔した方がエレンたちにとっては都合がよいと思われるんですよね。それをわざわざ反感持たせるようにしたってことは、やはり意味ある行動ではないでしょうかね。ではエレンの目的は何か?エレンがジークとは別の考えで動いているのなら、その協力者が必要だと思われ、一番信用のおける二人を選らぶのは有り得ますよね。が、逆に危険だから二人を巻き込まないということも考えられます。う~~~ん。でも二人には呪縛を解いてから協力してもらうというのが、エレンらしいかなと思うのですが・・・。まだ何とも分かりませんけどね。ジークはエルディア人の安楽死計画を実行しようとしてますが、そもそもエルディア人から子供を作れなくするよう身体組織を変更することが可能なら、巨人化できなくすることも可能なんじゃないでしょうかね。そしたら世界から巨人の恐怖は消えるし、エルディア人も巨人にならないで済みますよね。ただ、それではエルディア人を虐げることでこれまでの仕返しをしていたマーレ人は納得できないでしょうね。もちろんマーレ側の歴史が事実であることが前提ですが。もしマーレの歴史自体に誤りがあり、巨人は実はマーレ人を殺戮してなかったとしたら、全てがひっくり返りますから。そうだとしたら巨人化の恐怖さえなければエルディア人は世界から受け入れてもらえるようになるかもしれませんよね??はぁ・・・とにかくエレンが何を考えて動いているのか、ジークとの関係が実際どうなのかがわからないとさっぱり先が読めません。怒濤の展開に必死について行くのみですわ。
2019年05月06日
おお~~~な展開です。すっかり感想が遅れたのでこっそりと。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2019年 05月号 [雑誌]楽天で購入表紙が気になりますね。ポーカーしてるんですが、コニーがロイヤルストレートフラッシュ。あまりにも手が良すぎてびっくり。コニーらしからぬ状況。役が大き過ぎるせいかコニーの顔が暗いですね。ポーカーフェイス?アルミンも読めません。サシャは顔に出そうだし、いい手なんじゃないのかと思われ・・・ジャンはストレート狙いでしょうが、揃えられない気が・・・エレンのところまでやってきたピークでしたが、撃てないことをエレンに指摘されて敢え無く御用。あまりにこれは安易過ぎると思ったら、エレンを捕獲することが目的ではなかったようです。が、やはりピークも本心ではエルディア人解放を望んでいるようですよね。ガビはまだ世界やエルディア人の置かれてる本当の状況を知らないからマーレによる教育をそのまま受け入れてますが、さすがにピークたちは今のままでいいとは思ってなかったんでしょう。だからと言ってジーク側に立つつもりはなかったようですが。ジークが何者であるかも知らないのだから迂闊には本心を打ち明けられないでしょうしね。エレンに言った言葉はピークの本心だったでしょうが、罠でもあったわけで。ジャンはエレンがミカサとアルミンを傷つけたと聞き、エレンが正気だとしたら、何の意味もなくそんなことをするとは思えないと言います。ってことはエレンは意味があってやったってことですよね。どういう意味なんでしょ??私にはさっぱり。ミカサを呪縛から解放するための荒療治???それともアルミンたちに極秘に知らせたいことがあったとか??アルミンなら分かってくれるだろうと思ってイェレナたちにはわからないよう何かメッセージのつもりとか??ジークやイェレナにバレないように伝える方法だとしたら凄いと思うんですがエレンはそんなに賢かったかな???エルディア人を悪魔の末裔だと呼ぶグリーズをあっさり射殺するイェレナ。兵団の上層部とは仲良くなれなかったけど、104期を代表とする調査兵団とは上手くやりたいってことですかね。真の目的である「安楽死計画」についても話してますし。彼らの協力は不可欠だと考えているんでしょうか。ただイェレナもどこまで信用できるのか、ちと疑問なんですよね。涙を浮かべてこれからジークとエレンが成そうとする事を話すあたりは本心を語っているのだと思われますが。それに対して、アルミンが反応。感動したと涙を流してますが、これって完全に演技ですよね?アルミンが「尊い教え」なんて言葉使いしそうにないですし、宗教じみてるし、明らかに変w何か考えがあっての行動だと思われます。でもイェレナはアルミンが理解してくれたと思ったようですよね。これはイェレナの警戒心を解いておくためってことですかね。アルミンが単独でイェレナ側に着いて怪しまれずにエレンに接触するつもり?ピークは初めからジークが嘘をつき続けているように見えていたんですね。確信に変わったのは4年前、ジークがエレンに本音を話したのを聞いてからだったようですが。そっかエレンとジークが出会った時、車力の巨人としてピークもその場にいましたもんね。「お前の理解者だ」「いつかお前を救い出してやる」「信じて欲しい」確かにマーレ側の人間がそんな言葉をエレンに掛けるはずないですからピークが怪しんだのも当然でしたね。ピークはジークの特別な力については知らなかったと言ってますが、その後のエレンのコマが意味深だからピークは今は知ってるってことでしょうかね。イェレナはピークを見て青ざめてます。っていつも青ざめてる感じですけど(^^;イェレナはピークを警戒。エレンも彼女を信じてはいないようです。いつでも巨人になれる体勢のエレン。ピークが指した仲間の位置はエレンの真下!!あら、なんとガリアードが巨人化して出現!!びっくりしましたよ。パックリ口を開けてますし、エレンを捕食するつもりだったんですね。エレンは両足を失いましたが、即 巨人化。すっかり逞しくなりましたよね。ガビと繋げられてる状態ではピークは巨人にはなれませんが、勝機はあるってことだったよう。頭上にマーレの飛行船。うわ・・・ライナーがいる。かなりまた老けている・・・これが彼が言ってた奇襲作戦だったんですね。ピークはマーレを信じてないし、エルディア人の解放を願ってるけど一緒に戦ってきた仲間を信じてるってことのよう。う~~~ん。ここで始祖を奪還したとして、その先にエルディア人の解放はないと思われるんですけどね。何のためにエルディア人同士で戦うの?「正義を貫くため悪を滅ぼす」って、どっちが正義でどっちが悪?まだジークいない状態ではエレンは始祖の力が使えないですし、この状況をどうするんでしょ(><)
2019年04月27日
またもいろんなことが一気に起こって大変(><)これまでの感想はこちら。別冊 少年マガジン 2019年 04月号 [雑誌]価格:619円(税込、送料無料) (2019/3/10時点)楽天で購入上半身しかなくなってもうダメだろうと思われたジークでしたが復活してびっくり。「王家の血を引く巨人」が「始祖の巨人」保有者と接触するとその能力を発揮できる。「不戦の契り」打ち破る方法をクサヴァーさんは研究結果からわかっていたんですね。マーレには伝えず、ジークにだけ伝えていたようで。でも、始祖の力を使えるのは始祖の保有者、つまりはエレンってことのようです。最初は信頼できる者ってことでイェレナを選んでいたようですが。エレンのことをライナー達から聞いて予定を変更したみたいですね。自分と同じように父親の犠牲にされている腹違いの弟ということでエレンを本当に救おうとしてたようです。ジークの回想によってエレンと接触していたことも判明。やはりあのグローブとボールは二人が会っていたことを表していたようです。エレンは壁の中に現れる巨人を駆逐してやると考えてましたが、それは父親の影響だったと気づき、自分は間違っていたと考えジークに賛同したようです。これまでのエレンだったら無差別に人を殺すようなことをしなかったと思われるのに、ジークに接触してからは目の前の被害より、未来を見て行動するようになりましたよね。それは不幸を連鎖させるだけでエルディア人同士で憎しみ合う結果を生んでしまってますが、彼らの思う救済はこの世界からエルディア人を安楽死させることだから、もう小さな憎しみ合いは関知しないってとこでしょうか。でも、ユミルの民を根絶やしにすることで世界が巨人の脅威から逃れられるのは確かですが、ユミルの民は滅ぶべきなんでしょうかね。苦しみからの解放は民族の消滅しかないんでしょうかね。他に方法は無いのか?これはエレンの問いでもあったわけですが。今いる者たちは生き続け、この先の未来を作る者だけが生み出されないというのは解決策ではあるでしょうが、ユミルの民から巨人が生まれない身体にするってことはできないのでしょうかね?それが可能なら、ユミルの民は他の人々と何ら変わらないことになりますよね。過去に犯した罪についてはマーレももうお互い様だと思いますし。そして瀕死のリヴァイですが、ハンジによって救われたようです。ハンジはリヴァイが死んだと言ってますが、これは明らかにフロックから彼を守ろうとしてますよね。フロックはトドメを刺そうとしてましたから。でも、生きてるとはいえ、顔に相当の傷を負ってますし、指は吹っ飛んでますから、以前のようには戦うことはできないでしょうね(><)それに逃げるためとはいえ、川ですからね。ハンジが一緒ですが、あの傷ではかなり危険な状態だと思われます。アッカーマンの力は巨人と違って自己の再生能力はなさそうですよね。ハンジもリヴァイも助かるとは思うのですが、心配です。(ノД`)で、今回はジーク全裸が多かったですよね。獣を継承した後も全裸でしたし、身体が修復された後も全裸。ジークはもうダメだろうと思われたのに突然巨人が現れて、ジークの身体を取り込んだのには仰天。 (゜ロ゜) これまであんな再生法はなかったですよね。あの巨人は無垢の巨人でしょうが、誰かの指示を受け取ったのか、謎です。ジークの身体を土から作ってた少女が何者なのかも、「道」がなんであるのかも今ひとつ私にはよくわからないです (・_ .*)? ジークはかなり年上に見えてましたが、眼鏡と髭がなかったら若そうです。そして、エレンの前にピークが現れました。彼女もまたエルディア人なわけで。マーレのために動いてるんでしょうが、同族でこれ以上戦って欲しくはないのですが。彼女も賢いからマーレに残ってるエルディア人もみんな解放されて自由が手に入るならこれ以上マーレ側にいることはないと思うのですが。各所で一気に動きが出てきました。これがどういう展開に繋がっていくのか。さっぱりわからないのですが、面白いことだけは確かです。
2019年03月11日
ひと月遅れの感想なのでこっそり。これまでの感想はこちら。別冊 少年マガジン 2019年 03月号 [雑誌]価格:619円(税込、送料無料) (2019/3/10時点)楽天で購入ジークの過去が明らかに。グリシャらエルディア復権派はジークを戦士候補生として送り込むことはできましたが、ジークは芳しい成績を上げることはできず。父親らの期待に応えようとはしていたけれど、本心ではマーレのために戦うとか、他の国を侵略したり人殺しをするのがイヤだったから訓練も必死にはなれなかったんですね。なるほど、賢かったってことですね。トム・クサヴァーはそれを理解してくれた唯一の人だったようで。ジークは親に恨みがあったから裏切ったとかではなかったんですね。無知だったからでもマーレに忠誠を誓っていたからでもなく、自分と祖父母の命を守るためにはそれ以外の選択がなかったようです。ジークは両親が捕まることは避けられないとわかっていて、自分たちも楽園送りになることは仕方がないと諦めてたんですね。でも、クサヴァーさんはジークをそんな目に遭わせなくなくて。ジークに“告発”することを進められたのは彼。なるほど。だからやっぱりあの場面にクサヴァーさんがいたんですね。子供のジークが考えつくにはちと無理がありそうだと思っていたので納得。その後、ジークはクサヴァーさんによって巨人の研究結果からわかったことを密かに教えられていたようです。「始祖の巨人」が力を行使すれば「ユミルの民」の記憶を操るどころか身体の構造をも変えることができる。そんなことまでできるとは!世界を救う方法なんてあるのか??って思ってましたが、これによって状況が変わりましたね。ジークはその話を聞いて自分たちユミルの民から子供ができないようにすれば世界から巨人の脅威を取り除くことができるし、自分たちも生まれることによって生じる苦しみから解放されると考えたようです。つまり、ジークの描く世界の救済とは、世界の人々を巨人の恐怖から解放し、エルディア人を苦しみから解放することだったんですね。そっか・・・・唯一の救いはエルディアの安楽死確かにこれなら戦わずともこれ以上苦しみが続くことはないですもんね。今生きている人の命を奪うわけではなく、新しい命が生まれないようにするのなら・・・ありかも。その考えがあったから王家の血を引く者であるのに自ら子供を作る選択をしなかったのですね。エルディア人が世界で覇権を持つことを復権とし、それを願うのであれば当然王家の血を絶やさずにおくべきだろうにと思ってましたが、ジーの願いはそこにはなかったんですね。でも、これってちゃんと伝えればリヴァイなら理解したんじゃないですかね。仲間の命を奪うことなく進められたのではないかと。まぁでも巨人になることの不幸とエルディア人の苦しみを断つことをこれだけのスパンで考えられるのはやはり、始祖の巨人の力について知る者であり、自らも巨人の能力を持つジークしかいないし、その考えを共有できるのもまた同じ境遇のエレンでなければ難しいのかもですね。リヴァイには民族全体の不幸を思う視点ではなく、やはり兵団と同じく島の平和が一番でしょうし、何よりジークに対しては憎しみしかないですからね。ジークとクサヴァーの関係を知ってしまうとますます彼らを敵とか悪とみることはできなくなります。みんなそれぞれの立場があるしそれぞれに言い分がありますもんね。エレンも同じ考えであるのなら、不可解に見える行動も理解できます。それにしても辛い。リヴァイには生きていて欲しいです(><)
2019年03月10日
うわぁ・・・・ますます混沌としてます・・・(ノД`) 諫山先生、ご結婚おめでとうございます。一体、どこで奧さんと知り合われたんでしょ。出会いが気になります。これまでの感想はこちら。別冊 少年マガジン 2019年 02月号 [雑誌]楽天で購入ジークを監視していた調査兵団の団員が巨人化し、どうなることかと思いましたが、想像以上にリヴァイが強かったです。色々と・・・どれくらいの距離まで有効かはわかりませんが、距離が離れていてもジークの叫びの影響が届くことがわかりました。上層部だけではなく、憲兵団のかなりの人間がワインを飲んでたようですね。ファルコにもやはり影響が・・・ホンの数量だけの摂取でも効果があるようです。飲んだ量には関係なく、身体に吸収されたかどうかってことですかね。ピクシスもワインを飲んでたようですし、かなりの兵団の人間が巨人化する可能性が出てきました。ハンジや104期生らは大丈夫みたいですが、ジークは今後彼らをどのように使うつもりでしょうか。ファルコも摂取したことを知ったらジークはどうするでしょうね。ジークはリヴァイが巨人化した部下を倒せないと思っていたようですがジークがリヴァイたちとは見てきた世界が違うのと同様に、リヴァイもまたジークの予想が付かない状況を生きてきたわけで・・・それにジークはリヴァイは調査兵団側の人間と同じだと思っていたようですが、リヴァイはリヴァイ個人として動いていたところもあり、そこもジークは見誤ってますよね。兵団全体との交渉ではなく、ハンジやリヴァイらとの直接交渉で真意を話していたのなら状況は違っていたかもですが・・・。やはりジークとエレンだけが共有する何かがあるようです。エレンはフクロウや王家の記憶を引き継いでますから、それによって二人はわかり合えてるってことでしょうか。エレンは操られているわけではなくて自分の意志のようですね。エレンとは場所と時間を約束してたようですが、それならなぜエレンはハンジたちにジークの居場所を教えさせようとしたんでしょ。ん?エレンは忘れちゃってた?シガンシナ区には訓練兵達の中から仲間を募るために出かけたってことでしょうか。訓練兵の中には巨人を倒す練習はもう必要ないのではという考える者も。もう壁外に巨人はいないし、訓練兵たちにはワインのことは知らされていないからこれから巨人が増える可能性があることは知らないですもんね。本当はシャーディス長官の言うとおり訓練してた方がいいのかもですが壁外の人間と戦うにはそれでは太刀打ち出来きないことは確か。軍として動ける組織を作る必要がありますよね。これもジークの考えでしょうかね。それにしてもフロックはやり過ぎでは・・・(><)じいさんを痛めつけることに何の意味があるんでしょうか。それこそ、古い慣習を引きずってる気が・・・若い者たちにボロ雑巾のようにされたシャーディスをハンジはどんな思いで見てるんでしょ。いずれ自分もそうなる立場だと思っているのか、このやり方は間違っていると思っているのか・・・なんともやりきれません。( p_q) そしてリヴァイですが・・・これまでも大概でしたが、今はもっと装備も向上してるとはいえ、あれだけの数を瞬殺とは。ジークはリヴァイが部下を殺すことに躊躇うだろうと考えてたようですがリヴァイの背負っているものはジークが思っていた以上に重くて・・・リヴァイはこれまで目的のためには数多くの仲間を犠牲にしてきましたし今更その数が増えたところで問題ではないってことですよね。これだけの数の部下を斬ることに躊躇わないほど多くの仲間を失ってきた事実が辛いです。( p_q) “俺”がではなく“俺たち”がって言っているのはリヴァイ一人の決断ではなくエルヴィンと共に、残っている者たちと共に戦ってきたことを指してますよね。恐るべしアッカーマンの力。エルヴィンを失ったと思ったあの日に見せた力と同等ではないでしょうか。今回の巨人は元調査兵団でいつもの無垢の巨人よりずっと素早く強かったと思われますが、森の中という立地が優位に働いたのでしょう。リヴァイがジークに追いついてからは圧巻。あんなに雷槍を打ち込まれてはジークも生きてはいられないだろうにと思うのですが、ギリギリのところで生きてたようです。リヴァイのジークを切り刻まなくちゃやってられないって気持ちはよくわかりますが、実際足をスパスパ斬ってるのはグロ・・・(><)リヴァイにはリヴァイの譲れないものがあり、それはジークも同じ。わかり合えない者にも命を懸ける理由がある・・・その通りなんだけど・・・やりきれません(><)はぁ・・・ここでジークの回想ですか・・・クサヴァーさんってのはジークが両親をマーレに売った時に、ジークの傍にいた眼鏡の人ですよね。あの人の眼鏡をジークは譲り受けてるってことですかね。ジークが獣から引き裂かれて引きずられているときに砕かれた巨人の歯の辺りに「ピクッ」ってあるんですが、あれは眼鏡の反射でしょうか?本来なら「ピカッ」ってとこだと思うのですが、何かが動いたってことでしょうか。これだけどちらの立場もわかっていると辛くて堪りません。(ノД`)同じエルディア人同士なのに。リヴァイはどこに向かっているんでしょ。ハンジたちが捕まっていることは知らないだろうから、途中でフロックと出会って人質交換みたいなことになるんでしょうか。もう、ホントこの先どうなるのか全く予想がつかないのですけど。毎月 読む度に神経がすり減っていきます・・・【当店人気No1商品】ディフューザー100ml ルームディフューザー アロマディフューザー 楽天ランキング1位LAYERED FRAGRANCE レイヤードフレグランス ディフューザー楽天で購入
2019年01月14日
本誌発売から一ヶ月過ぎてしまいましたし 今更感満載ですが、27巻の感想を書いた勢いでこっそり上げておきます。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2019年 01月号 [雑誌]楽天で購入今回は衝撃の展開というよりもショック(><)エレンは何を考えているのか!?ホントどうしちゃったんでしょ。腹立たしいというか、ちゃんと理由が無ければ今回のエレンの行動は許しがたいものがあります。ミカサをなんだと思っているのかと!!アルミンにだって態度がおかしいですし。絶対に操られていて欲しいです。もしかしたらミカサやアルミンを思ってのことかもですが、う~~ん表情からは読み取れません(><)ところどころ変な表情をしてますが、それがどういうことなのかが読み取れません (ノД`) そして、リヴァイ!!リヴァイのことなのでこんなところで命を落とすことはないと思うのですが、ジークが圧倒的過ぎてどうなるのかと新年を越せないじゃないかと思いましたが、ちゃんと越せました。それにもうすぐ2月号発売ですし。早く読みたい。取りあえず、急いでざっくり感想書きます。ジークの脊髄液が体内に入った時点でエルディア人は「硬直」すると聞いていたのに、どうやらそれはジークによるフェイクだったようで。確証はないと言ってもハンジがそう推察してるから多分、その通りなのでしょう。たった一言で済む嘘の効果によりワインを飲んでも「硬直」という前兆がなかったために毒を盛られているという警戒を全く持たなかった軍のお偉方たち。既に時遅しですね。目的は兵団のお偉方の一掃とともに、パラディ島の制圧でしょうか。それができる状況になるまで“待っていた”ってことですよね。イェレナは兵団に協力的であると見せかけて、ずっとジークの指示の元、兵団を潰す計画を進めていたようで。つまりは兵団すらジークにとっては邪魔だったってことですよね。それってエルディアの復興に繋がるんでしょうかね??どうもジークのやろうとしてることは腑に落ちません。兵団の無能の上層部を一掃するのはいいとしても、兵団を分裂させてしまっては機能しなくなってしまいますし、敵国に攻められたら巨人の力だけでは防げないと思うのですけど。ファルコをジャブジャブ洗ってる間にエレンがイェーガー一派を連れてニコロの店へ。フロックはハンジ達を拘束。ジークの居場所を教えてもらうためのようです。ん??でも、もしエレンがジークに操られているとしたら、ジークの居場所なんて道を使ってさっさとエレンに伝えられるのではないかと思ってみたり???そこまで便利なものではないのでしょうか。フロックたちは憲兵団に脊髄液入りワインが振る舞われていたと知ってたようですが、まさか彼らも進んで飲んでたりしてませんよね??ジークの意志を受け取り易いようにとかって・・・。エレンはミカサとアルミンのところへ。なんだかエレンが別人のよう。私としてはこの手のタイプの方が好きですけど、エレンらしくはないですよね。エレンはアルミンに対し、ベルトルトの意識が働いていると言ってますが、それなら、エレンはジークに操られていないまでもエレンもまたフクロウであったクルーガーの意識に影響を受けているのかも?エルディアの復興を目指していたとはいえ、同胞に対し冷酷な態度を貫くことができたクルーガーの意識がエレンに働きかけているのならエレンの現状も理解できるというものです。今回、エレンの話によってアッカーマン一族の謎が判明。「ユミルの民」の研究の結果、偶然人の姿のまま一部巨人の力を引き出せるようになったのがアッカーマン一族のようです。誰かを宿主と認識した途端、血に組み込まれた習性が発動するのだとか。ミカサはエレンを宿主とし、本能が目覚めたってこのようで。それはともかくとして、なんでエレンはわざわざミカサに対し、自らの意志を持たず奴隷のように従う態度が昔から嫌いだったと言ったのでしょうか???エレンは度々ミカサに守られてますが、それを本気で嫌がっていたとは思えなくて。それにアルミンに対しても喧嘩をしなかったのは相手にならなかったからだと言ってますが、それも違うような。アルミンの外の世界を見たいという夢に共感してたのは嘘ではなかったはずですし。ジークの居場所を教えさせるためだけならここまでのことをする必要はないですよね。ハンジから教えてもらえばいいですし。わざわざミカサとアルミンが自分から離れていくような態度を取ったのには理由があるのではと。それにジークの居場所を教えろと言っておいてこれからシガンシナ区へ行くというのがまたよくわかりません。シガンシナ区へは何をしにいくのでしょう。ジークとそこで落ち合うことになっているのなら居場所を聞き出す必要などないのですが、ジークに会う前にしておかなくてはならないことがあるのでしょうか。ミカサの頭痛の件は宿主の護衛を強いられることに本来の自分が抵抗を覚えることで生じるってことのようですが、これも違うような。ミカサの頭痛はエレンを護衛しようとして出るのではなく、エレンを失いそうになるときや、他の状況の時に出てたような気がします。頭痛がすることはエレンの指摘通りですが、理由が釈然としません。リヴァイにはミカサのような頭痛の描写はなかったように思いますし。リヴァイの場合、宿主はエルヴィンでしょうが、リヴァイはエルヴィンを当然守るつもりでいたと思われますが、それでも「死んでくれ」ってことも言ってますよね。エレンも本当のことに嘘を混ぜて説明してるのかもですね。一方、リヴァイはピクシスがエレンを他の誰かに食わせようとしてると気づき、それならエレンを操ってると思われるジークの獣の方を他に移すことに。そりゃそうですよね。なんでこれまで必死に守ってきたエレンを今更手放すのかと思いますよね。エレンを守るためにどれだけ犠牲を払ってきたのかはリヴァイが一番身に染みてるわけで。それだったら憎っくきジークを食わせる方がいいに決まってます。でなければエルヴィンとの誓いが果たせませんよね。ピクシスには事後承諾という形にするつもりのようです。が、それを察したのかジークはワインが残っていないことを確認すると突然叫び出して・・・!ヒィイイイイイイ (((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル 木の上でジークを監視してた兵士たちが悉く巨人化して落下。なんだこの光景は ジークは自分を監視する兵士たちを無効にする術も予め準備していたってことですよね。これで兵士たちが自分を襲うことはなくなり、ジークは自由に行動が出来るようになりました。リヴァイとしては自分の部下を倒さなくてはならないことになり辛い状況ですが、ジークにとっては足止めになりますからね。もし、リヴァイがピクシスの命令通りに動いたとしても同じように兵士たちを巨人化させるつもりだったんでしょうね。そうすればエレンを守れますし。はぁ・・・それにしてもまさか兵士たちが巨人化してしまうとは思ってもみなかったので衝撃大きかったです。どこまでも容赦ない展開です。
2019年01月05日
怒濤の展開が続いてもう何が何やら┐('~`;)┌毎月衝撃を受けてますわ。取りあえずは27巻の感想をざっくり。これまでの感想はこちら。進撃の巨人(27) (講談社コミックス) [ 諫山 創 ]楽天で購入いつもの通り既に別マガ連載時に感想を書いてますので全体を通しての感想と本誌で読んでいた時点での感想の追加&訂正のみ。 若干のネタバレを含みますのでご注意を。 別冊マガジン連載時感想は以下の通り。107話 108話 109話 110話毎回、ちょっとどうなるのよぉおおお!?と思いながら読んでますがホント衝撃の連続で頭が追いつかない。単行本で確認必須ですね。ずっとエレンはジークに触発されて動いてたと思ってたんですが、改めて読み直すと、鏡に向かって「戦え」って繰り返したりしてるのもジークが道を使ってエレンを操っていたようでもあり・・・。そこからしてよくわからない(・_ .*)? 一体、エレンは操られているのか自分の意志で動いているのか。でも、明らかに依然とは思考が違ってますよね。ミカサやアルミンを最前線に立たせることを嫌がっていたエレンが、今は全く気にする素振りもなく。それどころかガンガン使ってますし。104期を大切に想ったのに、サシャの死を目の当たりにして笑ってたと思われるのも・・・。自責の念に駆られてぶっ壊れてのことかと思ってたんですが、どうもそうとも言えなさそうで・・・ワインが出てきてからは何でもありというか、エレンを操ることは造作も無いことだったようですから、あのエレンの変わりようをみると操られていると考えた方が整合性がとれそうだなと。ヒストリアのこともジークの提案には反対だったのにいつの間にか賛同する形になってますしね。以前のエレンなら考えられないですよね。イェレナの入れ知恵なのは確かでしょうが。イェレナはジークの獣の巨人が王家の者に継がれるのを阻止できましたが、兵団はエレンの「始祖」を誰か他の信頼出来る者に継承させようとしてたようで。現在までの本誌の内容を知ってから改めて27巻を読むとワインの存在がはっきりと描かれてますよね。ジークを乗せた馬車にもそれらしき樽が乗ってますもんね。色んな伏線の回収と情報の提供があって、まだまだ混乱中。「私の行動のすべてはエルディアを想ってのことです」って言うイェレナの顔に影が入ってますし、これも本心ではないかもですね。上手い嘘の付き方は時折 事実を混ぜて喋ることまさにピクシスが言ってる通りのことをしてるんじゃないでしょうかね。イェレナもジークもどこまで本当のことを話しているのか、エルディア人のために行動しているのかすら怪しく感じてしまいます。エレンもジークの影響を受けていることは確かでしょうが、それだけでなくこれまで継承した巨人の中の人の影響も受けているでしょうし、もう本当のエレンかどうかもわかりません。先の展開が読めないまま追っかけてる状況です。ライナ―はガビとファルコを救出するためにパラディ島奇襲作戦を進言してます。本当はこれ以上、エルディア人同士で戦いたくはないでしょうが、ガビとファルコのことを考えたら今はマーレ軍の中で動くしかないですもんね。ピークが既にパラディ島に潜入してますが、どうなるんでしょうね。ピークもエルディア人なんだからもうマーレ軍に従って戦うのは勘弁して欲しいのですが。ホントこの先どうなるんでしょ。本誌読んでてもさっぱりです(^^;
2019年01月05日
いやいやいやいや ワインでしたか。そういう考察をされてる方もいましたね。凄いなぁ~~確かにニコロが上層部にオススメワインを出してましたよね。あれだったのか・・・これまでの感想はこちら。別冊 少年マガジン 2018年 12月号 [雑誌]楽天で購入フロックを初めとする100名あまりの兵士がエレンの脱獄と同時に離反開始したようで。思ったよりも大勢だったんですね。彼らは反兵団破壊工作組織として「イェーガー派」と呼ばれることに。ハンジはこれだけ多くの兵士がエレンについたのは兵団がエレンから他の兵士へ「始祖の巨人」を移そうとしたからだと。調査兵団に何の知らせもなく行おうとしていたことをハンジも不服そうですが、確かに知らせていれば阻止されたことは明らかで。そんなことミカサが許すわけないですもんね。エレン自身は残りの年数を考えて自分の後継者を決めておかないととは思ってたようですが、さすがにまだ生きられるのに食われるのはごめんでしょうし。巨人化するってことは残りの寿命が大幅に減るってことで、ミカサは近いうちにエレンもアルミンも失うことをわかってるわけで・・・なんか残される側も辛いですよね。ザックレー総統が亡くなった今、兵団を束ねるのはピクシス司令。彼はエレンたちとは戦わない方針のようです。兵団内で分裂し戦うことの無意味さを知っているし、自分たちのやり方がまずかったからこのような事態を招いたことも認めてます。ザックレーだけでなく、上層部はピクシス以外、あまり使え無さそうにないのですがジークはこういうのも想定してたんでしょうかね。どこも上層部は無能が多いってことを。上層部が動かなかった時、もしくは使いものにならなかった時、真っ先に自分の意のままにできる巨人として彼らを選んでいたってことですかね。いなくてもいいような者たちってことで。ハンジはジークとイェレナがフロックを懐柔することだけでなく、他にも「保険」があると考えてたのはさすが。イェレナが頑なにマーレ人捕虜の労働環境を守ったことを怪しいと踏んだとこも読みが素晴らしいです。実際、マーレ人が作ったワインにジークの脊髄液が仕込まれていたんですからね。彼らを使うためには働く環境が必要だったってことですね。ニコロはワインの中身を察してましたが、知らされていたわけではなさそうなので共犯者という位置ではなかったぽいですね。私はサシャを射殺したのがガビだということはサシャの両親が知ることはなく、後でガビたちだけが知り考え方が変わる切っ掛けになるのだろうと予想していたのですがそれどころじゃない展開きました(><)ひぃ~~~~~~最悪の状況・・・ガビとファルコは、ガビが射殺した女兵士は自分たちが世話になってる人の娘であり、自分たちを助けてくれたカヤの憧れの人だったことを知り、ニコロも自分が大切に想ってたサシャの仇がガビとファルコだと知り、サシャの両親も自分たちが助けた子供が娘の命を奪った者だったと知り、修羅場ですわ。(ノД`) ガビはこれまで自分たちは被害者であり、サシャを仕留めたことは正義の証だと思っていたのに、自分たちが加害者であることを自覚させられることに。でも、ガビたちだってサシャによって大事な人たちが殺されたのは確か。もうどっちが先かとかじゃなくなってますよね(><)ニコロもマーレの戦士だったのに、悪魔の末裔であるエルディア人のサシャにこれほど入れ込んでいたとは・・・サシャの死は負の連鎖の縮小版を見せつけられることに。サシャの両親は修羅場の中にあって冷静でした。娘が殺された哀しみは消えないでしょうが、それを憎しみに変えることをしませんでした。ガビやファルコを憎しみの連鎖から救い出すことを選択。自分たちが被害者であると同時に彼らもまた被害者なのだとわかっているのですね。サシャの両親はマーレの南方の訛りがあるってことでしたし、もしかしたら何かまだ隠されていることがあるのかもですね。記憶の改ざんを受けてないのかもですし。そしてニコロは衝撃の事実を告げます。ファルコを殴ったワインの瓶には恐らくジークの脊髄液が入っている・・・もうファルコの口には入ってしまったでしょうね。ということはファルコはジークが指示を出せば無知性の巨人になってしまうってことですよね。ジークはファルコたち世代には継がせず、自分たちで終わらせたいと願ってましたからショックでしょうね。どうせ巨人になってしまうのであれば、自分の獣を食わせるか、ピークが潜入してましたし、顎か、またはライナーもパラディ島へやってくるなら鎧の可能性も。ファルコが無知性の巨人になってしまうのは考えにくいですもんね。ニコロはイェレナから兵団上層部にこのワインを勧めるよう指示されていてそれで中身の見当をつけていたんでしょうね。これはエレンにも使われた可能性がありますよね。エレンは既に巨人化する力を持っているので、座標だけが入り、ジークと道で繋がることで操られているのかもです。どうもエレンにしてはキビキビ動いてますし、戦い方もエレンらしくないってことですからジークの指示に従っていた可能性がありますよね。「地ならし」にはエレンの意志が不可欠ですが、エレンをジークが押さえているとしたらもうジークの思い通りですよね。でも、エレンが真にジークに賛同してるわけではないのなら、どこかで反旗を翻すことになるのかもですね。このままジークやイェレナの計画通りにいくとも思えず。ますます今後の展開が気になるところです。アズマビトのキヨミさまは自分のしてることの浅ましさを自覚しているようですが一族の誇りまでは失ったわけではないと。ミカサの前で一杯汗をかいてますが、それだけは本心だと信じたいものです。
2018年11月10日
続けて110の感想です。先月の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2018年 11月号 [雑誌]楽天で購入ラガコ村の住民が全員巨人化した謎が判明。やはり、ジークによるものでしたが、注射とかではなくガスでしたね。しかもこれ、私が旦那に方法論として話したこととほぼ同じでしたわ。注射して回っていたのでは、途中で見つかって失敗する恐れがあると言われたので、じゃガスとかじゃない?って適当に考えただけだったんですけども。ただ、こんなに大々的ではなくこっそり夜中に各家庭を回ったんだと思ったんですけども。始祖の巨人の力は他の巨人を操ったり、エルディア人の記憶を操作したりできますが、ジークは自分の脊髄液を用いて、自分の意のままに操れる巨人を生み出すことができるようです。これは獣の巨人の力なのか、王家の血を引く者の力なのでしょうか?たぶん、王家の血を引く者なら誰でもできるのではあれば、既にその方法をロッド・レイスが使ったでしょうから、やはりこれは獣の巨人の力ってことでしょうね。イェレナはジークの作戦遂行のためにエレンを誘導するというつもりはなかったようで、ただ、純粋に彼ら兄弟によってエルディア人が救われることを見たいという思いだったようです。でも、ずっと顔に影があるから彼女が本当のことを言っているのかは不確か。オニャンコポンもイェレナのことはよくわからないようですが、彼女のこれまでの行動によって信頼してきたようで。ハンジはイェレナについて少し疑念を持ってるようですね。もしかして、イェレナこそが二重スパイだったりしませんよね。アルミンがまたアニに会いにきてますが、それは本当に巨人の記憶を入手しようとしてのことだったんでしょうか。それともアニに触れたかったんでしょうか。アルミンはベルトルトの記憶は見てないって言ってましたが、彼の記憶を覗いたことでアニがどういう者なのかを知って興味を覚えたってことはありそうですよね。ヒッチの切り返しが上手いwアルミンとミカサはエレンの面会を申し込んでいたようですが、それをザックレーは断りました。理由はエレンがイェレナと密会していたことが判明したことと、エレンがジークに操られているという疑いがあるからのようで。う~~~ん、どうでしょう。始祖の巨人の力を持つエレンを思うとおりに動かせるとしたらジークにとっては好都合ではありますが・・・もし、イェレナが例のガスをエレンに用いたとしても、ジークは離れていたわけですから命令を下せるとは思えず。っていうか、ガスなんか使えるような状況ではなかったですよね。注射も怪しまれるし、他の方法を用いたんでしょうか?道が繋がったら距離には関係なくジークから指示が出せるとしたらエレンが操られている可能性もないことはなく・・・ザックレーがあの特注椅子に視線をやったことからエレンを自分の趣味の餌食にしようとしてるのかと焦りましたが、あっさり吹き飛んでしまいましたね。一歩間違えば、アルミンとミカサも巻き込まれたわけですが、ミカサの危険予知能力は凄いですわ。これもアッカーマンの力ですかね。エレンが脱走し、調査兵団の新兵からもエレンに味方する謀反者が続出してるようです。エレンが別人のような表情をしてしかも切れ者のように動いてますがこれってやっぱり操られてるんでしょうかね。エレンが鏡をみて「戦え」って呟いていたことも気になりますね。あれは道を通ってジークから伝えられたことだったりしますかね。まず、エレンはジークの居場所を特定し合流するつもりのようです。そして、いつの間にかパラディ島にピークが潜入してます!!なんと!?これにはびっくりですわ こんなにあっさり潜入できるということは、手引きした者がいると考えた方が良さげですかね?イェレナか?とか思いますが、ピーク自身が彼女を裏切り者だと疑っていたのですからさすがにそれはないですよね。今回のタイトルは偽り者ですが、誰が偽り者なのかさっぱり。ジーク、イェレナあたりが一番怪しいのですが・・・
2018年11月01日
大幅に遅れた感想なのでざっくりとだけ。これまでの感想はこちら。別冊 少年マガジン 2018年 10月号 [雑誌]楽天で購入なかなか考えさせられる回でした。タイトルが「導く者」ってのも非常に意味深です。ガビとファルコが連れて行かれたのはサシャの父親のブラウス厩舎。孤児を育てているようです。以前、巨人に母親を食われていくのを見ているしかなかったあの女の子がカヤだったんですね。うわぁ・・・・これは因果というのか、何というのか・・・カヤはサシャによって救われ、またサシャの両親?によって救われていたんですね。そしてカヤが救ったのはサシャを殺したガビ(とファルコ)。命の恩人を殺した犯人を助けてるってのがまた・・・サシャの両親にしても娘を殺した者たちを匿ってることになるんですもんね。多分、お互いサシャのことに触れることはないからこの事実は本人たちには知られないままでしょうが、ガビとファルコは後に知ることになる可能性はありますね。もしかしたら、マーレ人の経営する店で明らかになるのかも・・・カヤは4年前に母親が巨人に食われた話をします。ガビはエルディア人が世界を支配し蹂躙した結果だと主張しますが、カヤにとってはそんな大昔のことが母親が無惨な死を遂げる理由とは受け入れることはできなくて・・・何も悪くないし、誰も殺してない母がなぜ殺されたのかと問います。当然、自分の母親が直接罪を犯してないのに殺されたのと同様にマーレに生まれたからといって、ガビやファルコが悪いと考えているわけではなくて・・・ただカヤはどうしてなのか理由が知りたいというだけで・・・ファルコはガビとは違って既にエレンによって両方の立場を理解しかけているから、カヤが理不尽な状況に苦しんでいることを放っておけずに4年前にパラディ島侵攻の目的が威力偵察で、その実験的攻撃にカヤの母親が巻き込まれたのだと教えます。そして、お母さんには何の罪もないと謝罪。ファルコとしては謝らずにはいられなかったんですね。でも、カヤはファルコが謝ることではないと。サシャが生きていたら行く当てのない人を決して見捨てたりはしなかっただろうからとカヤもまたガビとファルコを見捨てるつもりはないと。カヤはサシャのようになりたいと思っているんですね。カヤはサシャによって導かれた者ということですね。はぁ・・・これはサシャが亡くなることでしか成立しない状況で何とも切ないです。大局をみるか、目の前のことをみるかの視点の違いで一つの事象をどう理解するのか差違がでますね・・・立場の違いによっても物事の見え方は変わりますし。キヨミさまがパラディ島にやってきてますが、目的は氷爆石を燃料にした世界初の飛行艇によって「地ならし」を見ることのようです。ってことは「地ならし」を起こすってことですね。シガンシナ区から全住民強制退去命令ってことですからここでやるってことでしょうか。区の住民にとっては迷惑な話ですが、街のない荒野で地ならしをしても成果を見ることができないですもんね。何かとシガンシナ区は災難を被ってるようです(><)市民へはエレンを「導く者」とみてる新兵たちが情報を流したようです。彼らはエレンの力なくしてはエルディア側の勝利はないと考えていてエレンの解放をハンジに要求。ハンジも自分がジークの作戦を完遂する決断を下したのだからそうするべきだと思っているようです。でも、組織としてはそれが許されない。上の命令には従わざるを得ない。それはかつてサネスがハンジに残した言葉と重なってきてるようです。自分の意志とは関係なく板挟み状態。ハンジも大分疲れてますね。一方、懲罰房へ入れられたルイ―ゼですが、彼女は以前ミカサに救われていたんですね。あの馬車が出口を塞いでた時か・・・ルイーゼはミカサのように力を手にしなければ何も守れないと知って兵団に入ったようで。彼女にとってはミカサが「導く者」のようです。そして、ミカサにとってはエレンこそが「導く者」。ミカサはエレンに救われた日のことを思い出してますが、また頭痛がしてるようです。このミカサの頭痛は何が原因なんでしょうか?意味があってのことだとはわかるのですがこれがどんな意味を持ち、なぜ起きるのかは私にはさっぱり┐(-。-;)┌oループ説とかもありますがよくわからずwエレンが単独行動を取るようになったのはイェレナとの接触後のようです。フロックも彼女の影響を受けてるようですね。イェレナはジークの作戦の遂行のためにはエレンを動かす必要があったんでしょうね。エレンとジークが協力しなくては「地ならし」はできませんし、二人が協力するためにはエレンに正確な情報を伝えなくてはなりませんから。エレン自身、道を通じて色々と知ってますし、ジークが信頼できると踏めばエルディア人のために行動に出るでしょうね。
2018年10月31日
今回は哀しみの連鎖のまっただ中。サシャを失ったショックは癒やせず(><)前巻の感想はこちら。進撃の巨人(26) (講談社コミックス) [ 諫山 創 ]いつもの通り既に別マガ連載時に感想を書いてますので全体を通しての感想と本誌で読んでいた時点での感想の追加&訂正のみ。若干のネタバレを含みますのでご注意を。別冊マガジン連載時感想は以下の通り。103話感想 104話感想 105話感想 106話感想毎月細切れで読むより、コミックス1巻まとめて読んだ方が断然わかりやすい。とはいえ、毎月、次の展開が気になって我慢することができないのですよね、うちの家族が。それに別マガの他の連載も楽しみなようですし。まとめて読むと今回のマーレ襲撃がジークの発案であり、それに単独でエレンが乗ったという構図がわかります。そして多くの民間人を巻き込むやり方を調査兵団のみんなは快く思っていなかったことも。エレンはライナーたちがパラディ島で自分たちに対し行ったことを「仕方がなかったのだ」と理解を示してますし、エレンとジークは強硬派というか、個人的な感情に支配されなず大局をみているようです。彼らには自分たちだけではなく、巨人から受け継がれている記憶もありますし真に「エルディア人の解放」を目指すのならば多少の犠牲は厭わないということなのでしょう。ジークは自分の両親すら犠牲にしてるのですから、他の人たちとは覚悟の度合いが違うってことで。エレンも、フクロウの記憶も父・グリシャの記憶もあるわけだからそれを擦り合わせれば、二人のすべきことが一致するのは当然かなと。ただ、誤算があったことでサシャを失うことになったのは残念惜しいキャラを亡くしました・・・エレンは「進撃の巨人」「始祖の巨人」「戦槌の巨人」の力を手にし、ここにジークの「獣の巨人」の力が加わり戦力としては相当だし地ならしの発動もこの二人によって可能に。パラディ島にはアルミンの「超大型巨人」もあるし、協力するかは不明でもアニの「女形の巨人」もあることに。でも、エレンの強硬策はエレンと調査兵団の間の信頼を崩すこととなり、アルミンたち104期生もエレンを信じられなくなっていて。話合いで解決の道を探ることは出来なかったのかと考えるアルミンとそのためにも時間を稼ぐ必要があり、それには手を出されないようにしておく必要があると考えるエレン。平行線のままなんでしょうか。このままではジークの計画通りに進むことは難しそう。それが正しいのかどうかもわからないのですが。マーレ側ではやはりピークがいち早くジークの裏切りに感づいていたようです。イェレナのことを記憶していたのも凄い。個人的に関心があったというのが気になるところです。ライナーは生きる意志を失っていたのにガビたちの声で再び巨人化。本人としてはもうこれ以上何もしたくないといったところでしょうが仲間の命を守るためなら辛うじて気力を奮い立たせることができるようです。惨劇を経験することになったマーレ側の巨人たちですが、ジークが裏切ったとはいえ、元々はエルディア人の解放のためであり、それは仕方なくマーレ軍に従っている戦士たちや収容区の人たちのためでもあり、そこのところは今後どう考えていくんでしょ。ジークがなぜそういう行動を取ったのかではなく、自分たちを苦しめた敵として認識し、また戦うことになるんでしょうか。同じエルディア人同士で。ライナーだけは自分たちがしてきてたこと、されたことの両方を知るわけですから単にガビやファルコを取り返すだけではなく、その先も考えて欲しいなと思うのですが。ライナーもまた複雑な立場に置かれますね。飛行船に乗り込んでしまったガビとファルコですが、この二人の認識にも違いがあって。エレンとライナーのやり取りを聞いていたファルコは一方的に相手が悪いのだとは思えなくなっているよう。この視点は重要だと思いますが、このファルコとガビが今後どのような立ち位置で活躍するのか注目したいところです。理想だけでは平和を手にすることはできない。かといって負の連鎖では解決できるとも思えず。重くズシーンとのしかかる犠牲の山・・・一体どうなってしまうんでしょうね。この後も重苦しい展開が続くわけですが、つくづく笑いの要素であったサシャの存在の損失が惜しまれます(><)
2018年08月26日
ヒストリアのお相手が判明してびっくり今回も情報量多いです。8月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2018年 09月号 [雑誌]義勇兵の拘束は軍上層部で決めたことで、調査兵団には知らされてなかったようです。ピクシスが指揮をとってるようですね。上層部ではジークを全く信頼してなくて、島に着いたら巨人化したヒストリアに食わせるつもりだったようで。それを知ったヒストリアは妊娠することでそれを避けたようです。ヒストリアに情報を伝えたのはジークを生かしたい者、つまりイェレナが疑われているようです。仮に、彼女だとしてもヒストリアは何かしらの取引をしたのではないかと思われ・・・ヒストリアが自分のことだけを考えて「獣の巨人」の継承を遅らせたとは思えませんしね。ジークを生かすことで何か得があるか、ヒストリアにとって良い結果をもたらす条件で了承したってことではないかと。ヒストリアの顔は好きで身ごもった顔じゃありませんもんね。相手は以前、彼女に石を投げていた者だったとは思いませんでした確かに既出の人物ではありますが、そんな存在がこんなことになるなんて想像できないですよ。今では後悔してるようで、ヒストリアが力を入れてる孤児院を助けてて悪い奴ではなさそうです。だからといって、積極的にヒストリアが好きになったとは思えないので無難な相手を選択したんでしょうね。何れにしても望まれて生まれてくるわけではない王家の子が不憫です。エレンは潜入中にやはり単独でジークと接触したようです。その時にフクロウの記憶が蘇ったんでしょうかね。彼の記憶を知れば、ジークの思いも理解できそうですし。でも、彼ら二人が何を考えているのか分からないものだから104期生はエレンに疑念を持ってます。ミカサは今でもエレンが104期生のことを思っていると主張。それは以前、エレンが104期生に対し「大事だから巨人の継承をさせるつもりはない」と言ってたからですね。エレンが面と向かってそんなことを言うのはこれまでもなかったからミカサは特に嬉しかったのでは無いかと。エレンの後継者を決めないといけないという話になったら全員が相応しいのは自分だと言い出したのは面白かったです。ミカサは元々アッカーマンと東洋の血が混ざってるからユミルの民とは言えず巨人化できなさそうだし、ジャンは将来に必要な人材だから命に期限があることをさせられないってことになるし、コニーとサシャはお互いバカだから任せられないって言い合ってるしww確かにそうではあるですけどもwwココは笑えましたわwやはりこの二人の絡みは和みます。みんなには長生きして欲しいとエレンが顔を赤らめるのも意外でしたわ。そんなエレンだったのにみんなはエレンは変わってしまったと感じているようです。特にサシャが死んだ時、エレンが笑っていたことでコニーは完全にエレンのことがわからなくなってるようです。あれは笑いだったんでしょうかね。笑いだったとしてどういう意味があったのか・・・私には自分のせいでサシャを失うことになって、自分の愚かさに思わず自虐的に笑ったように思えたんですけど。が、もっと他の意味があったのかもです。今、エレンを動かしているのはエレンの意志かというとそうでもないのかもしれませんね。これまで“進撃の巨人”を継承してきた者の記憶を共有することで別人のような思考で動いてるのかもです。アルミンはエレンの真意を確かめて自分たちと違えば、信頼できる他の誰かを巨人にしてエレンの「始祖」を継承させるつもりのようです。さすがにこれはミカサが許さなそうですけど。ガビ達は脱走して河原で休んでいるところを女の子に助けてもらいました。この子何者でしょう???一方、マーレではジークの手足のみしか死体の部位が見つからないためジークがマーレを欺くために工作しパラディ島勢力と手を結んだとみてるようです。ピークは少なくとも4年以上前からジークが今回のマーレ襲撃を計画して共謀者を集めていたと推測してます。ピークは冷静ですね。あの脱出に使った飛行船はマーレのもので、高度な飛行技術を持った者しか操縦できない代物だったようです。オニャンコポンが飛行船を操縦し登場したのがあまりに唐突だったので何事かと思いましたけど、いてよかったオニャンコポンです。ライナーは半年以内にパラディ島に戦闘を仕掛けることを支持するも世界連合の終結を待っていては遅いと、パラディ島への奇襲を提案。ジークは必ずマーレ軍の襲撃に対し、策を講じてくるはずだから、先に動いてジークの策を挫くつもりのようです。でも、ライナーで大丈夫でしょうかね。頭を使うことに関してはジークには勝てないと思われ・・・マーレの巨人たちを率いるにしてもライナーでは荷が重いような・・・はぁ・・・今回も内容が濃くて消化するのに時間がかかりそうです。色んな思惑が交差して複雑に進んでます。
2018年08月16日
またも衝撃の連続。あまりにも濃厚展開で処理が追いつきません。7月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2018年 08月号 [雑誌]価格:619円(税込、送料無料) (2018/7/17時点)エレンは牢に入れられてるんですね。単独で動いてしまったことに対する懲罰ってところでしょうね。先月「戦え」って自分を鼓舞してたところをハンジさんに見られてました(^^;ハンジさんの冷静で個人的な分析は今に始まったものではないけどエレンにしたら堪ったもんじゃないですよね。ハンジさんはエレンの心を素で抉るのが上手すぎる。で、「君がヒストリアを犠牲にすることは無いと思ってた」って言ってますが、それってラストに繋がるんですかね!?だとしたらヒストリアのお腹の赤ちゃんの父親はエレン???ってことはないと思うんですけども。ヒィズル国のキヨミさまはあのマーレでの出来事の前にパラディ島に来てたようです。港が完成して最初に訪れた要人がキヨミさまってことで。そして今回ついにミカサのあの入れ墨が何であるのかが判明。東洋の一族であるってことの証明になるものが掘られてるとは思ってましたけど、で、あの家紋が怪しいとは思ってましたけど、まさかヒィズル国の将軍家の末裔だったとは。そりゃ家紋も受継がなくちゃですよね。東洋の一族=将軍家ってことを知る人はいなかったんでしょうか。アッカーマン一族もそうですが、少数は虐げられる対象になってたってことでしょうけど知らないのは怖いですね。キヨミさまは末裔の情報が欲しいだけではジークとは手を結ぶことは出来ないと強か。しかしヒィズル国にも利益がもたらされるとなれば話は別。これまでとても品があってかっこいいと思われていたキヨミさまが地下資源の話になった途端に涎垂らすとかびっくりあらら・・・そういう人だったのね。キヨミさまはジークとある取引をしてました。そしてジークが自分の両親をマーレに売ったのは両親のやり方では甘いと感じたからだったようです。コレも衝撃。あのままでは両親や復権派がみな楽園送りになるだけでなく、自分や祖父母もヤバいとわかったため、敢えてマーレ軍に忠誠を誓っていると思わせる行動に出ていたんですね。あの歳での判断だから凄いとしか言えませんわ。父親に対し、怒りを抱いていると思ってましたが、やり方が甘かったということと、同士を自らの手に掛けなくてはならなかったやるせなさからくる怒りだったんでしょうね。衝撃的ではありましたが、両親を売ったのは本意ではなくあれもまた仕方がなかったのだということですね。それにしてもジークがやってきたことはフクロウと同じく並の精神で出来ることではなかったでしょうね。ジークは地鳴らしで再びエルディア人が世界を支配しようと考えているわけではなくて、パラディ島の軍事力を世界水準まで引き上げるまでの時間稼ぎということみたいです。他国と対等に渡り合えるようにするには必要なことですもんね。私はてっきり圧倒的な力を見せつけて支配するつもりなんだろうかと思っていたんですが違っててよかったです。それだと全くエルディア人のためにはなりませんもんね(^^;ジークのやり方としては、まず地鳴らしがどういうものかを世界に知らしめ、パラディ島に手出し出来ない間にヒィズル国の協力を得て国力の土台を築くというもののようです。江戸時代から明治に至り、日本が富国強兵に突き進んだのと同じ展開ですね。そのためには50年は必要ってことで、その間ずっと地鳴らしが機能するように「始祖の巨人」の保有者と「王家の血を引く巨人」の保有者の継続的維持が不可欠。そりゃそうですよね。「獣の巨人」は王家の血を引くものが継承し、「王家の血を引く者」は13年の任期を終えるまで可能な限り子を増やすことが課せられるようです。ということはジークかヒストリアが子作りに励まなくてはならないということのようです。これもまた血を絶やさないために王家にはよくあることですよね。ジークはもう任期が少ないから獣は誰かが継承しなくてはならないとしても、王家の血を絶やさないようにするにはジークの方が効率よくないですかね。一度に何人も産ませることが可能なんだし。ヒストリアでは一年に一人ですからね。それとも同時に行うってことなのかしらん。ジークはとてもそんな待遇ではなさそうなんですけども。エレンはヒストリアのことを考え、それ以外の方法も模索すべきだと提案しますが・・・結局、他のやり方は見つからなかったようですね。ヒストリアも受け入れたようです。でもなんで、エレンが単独で潜入するってことにしたんでしょう。他に方法が無かったって焦燥感にかられてのようですが、よくわかりません。エレンは他の巨人も捕食するつもりだったようですし、出来るだけ自分に巨人の力が集めて自分で何とかしようとしてたってことですかね。全ての巨人の力がパラディ島に集まればそれだけ脅威ですし。ガビたちは捉えられていた場所から脱走。またややこしいことになりそうです。ジークは巨大樹の森の中へ。エレンとは引き合わせてもらえないようです。どうするんでしょ。ヒストリアは妊娠中。これもまた衝撃でしたわ。お相手はどちらさま???新キャラさんなのか、既出さんなのか。この虚無感を抱えた表情が辛いですね。望まない子を妊娠してしまったというか、生まれてきても不幸にしかならない子に対する憐憫か・・・まるで自分と同じ境遇の子ってわけでもないですが、決して幸せになれない子供の未来を思うと、子供に背負わせてしまう自分たちの罪深さを思うととてもやりきれないでしょうね。自分たちの代で終わらせたいと願っているのにそれが出来ない現状。はぁ・・・もう一気にいろんなことが溢れ、怒濤の展開・・・まだどういうことなのか全く理解が追いつきません。この先、楽しくはならないことだけはわかりますが(><)
2018年07月18日
周回遅れですが気にせずUP。6月号の感想はこちら。もうざっくりとだけいきます。3年前のマーレ潜入前のお話。戦士隊を打ち負かされたマーレ軍はパラディ島の実態を本国に伝えようと情報集めにやってきますが・・・ハンジ率いる調査兵団にあっさりつかまってしまって。そりゃもちろん、巨人がいるんですからね。エレンは軽々と船を担ぎ上げてますし。ハンジは友好的に出ようとするも、当然、パラディ島側とは仲良くする気なんてないマーレ軍は抵抗。ところが、イェレナが乗っていて、さっさと降参。というか、最初からパラディ島側と手を結ぶ気だったんですね。彼女とオニャンコポンはジークの命を受けて活動する反マーレ派の義勇兵。目的はエルディア人の解放。やっぱりなぁ。ジークの要求は彼をパラディ島へ受け入れエレンと引き合わせること。そのための条件として、パラディ島の安全を保障、武器や最新技術の提供、友好国との橋渡し、マーレに対する情報工作の支援をすると。ジークはエルディア人の問題を一挙に解決する「秘策」として地鳴らしをしようってことのようです。つまりはジークも「不戦の契り」を出し抜く方法に気づいたってことのようで。それにはジークとエレンが揃えばいいわけですもんね。ここでやっとエレンは他の隊士らに自分が「始祖の巨人」の力を発動したときの状況を説明。エレンがそのことをこれまで黙っていたのはヒストリアの身を案じてのことでした。どう利用されるかわかったもんじゃないですし。イェレナたちは港を作ったりと協力的。捕らわれのマーレ兵ニコロは料理人としていつの間にか良い感じにwサシャのお陰。ニコロはマーレ人ですけど、なんかそれなりに仲良くやっていけそうですよね。元々は個人間で憎み合ってたわけじゃないですから。ああ・・・サシャ・・・まだここではサシャが生きているのが嬉しいけど辛い。アルミンはマーレ人とも仲良くなれていることからジークの作戦以外の話し合いで解決できる道を模索したかったようですが、でもそれには時間が必要で、その時間稼ぎのために地鳴らしが必要なんだというエレン。今回の作戦ではサシャを初め8人が犠牲に。エレンが単独で動いたことにはアルミンは不満があったようだけどでも、それしか仕方なかったということもわかっていて・・・勝てなきゃ死ぬ、勝てば生きる。戦わなければ勝てない。はぁ・・・どこまでも安息の時間はモテないようです。「戦え」と自分を鼓舞するエレン。これは自分自身やりたいわけではないけれど、やらなくてはならないことだから自分自身を納得させてるようなものですよね。エレンも好きで民間人を巻き込んでの虐殺をしたわけじゃないんですよね。自分が潜入したことでライナーたちがどんな気持ちでいたのかも理解したでしょうし。それでもやらなければならないことがわかってるから前に進むしかないんでしょうね。個人のためのレベルではなくてエルディア人と世界のために。だけど、今のままでは完全に負の連鎖でしかなくて・・・どうするんでしょうね。アルミンはアニに話しかけているようですが、やっぱり何かベルトルトの記憶から知り得たことがあるんでしょうかね。アルミンとエレンの間に溝が出来てきてるようです。というか、これまではエレンの考えていることが理解できたアルミンでしたが、今はわからないようで・・・もっとエレンがアルミンと話をすればいいんでしょうか。エレンがかなり単独で突っ走ってるようですが。
2018年07月17日
またも遅れてます(^^;今週には7月号が・・・衝撃の展開だったのですが、他のコミックスの感想を優先させてしまってました。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2018年 06月号 [雑誌]飛行船に乗ってきたエレンと引き上げるアルミンの表情から察するに今回の作戦はアルミンもあまり乗り気ではなかったと思われますね。エレンの潜入は作戦だったのかもですが、ジークと接触を図ったことや今回の件はエレンの単独行動だったような。兵団としてはエレンのやり方を認めるわけにはいかないようですけど、パラディ島とマーレでエルディア人がどういう状況にあるのかを本当にわかっているのはエレンとジークですもんね。エルディア人全体の未来を考えた時、どういう選択をすべきかという視点とパラディ島のエルディア人という視点では相違が出るのは仕方のないことかなと。パラディ島側は自分たちを“新生エルディア帝国”と呼んでます。ガビは自分たちを酷い目に遭わせた者たちが許せなくて、飛行船へ乗り込み敵討ちする覚悟。なんてことを考えるんでしょうね(><)そんなの無理に決まってるし、撃ち落とされるだけやん・・・っと思ったんですが、なんと成功してしまうとは。ファルコはライナーの苦悩とエレンとのやり取りを目の当たりにしたことから、ライナーたちがパラディ島でしたことが切っ掛けとなり、今があることを理解してしまっていて・・・現実に見たわけではないですけどね。ライナーやエレンの様子から状況が裏付けしてるってことで。ライナーの言葉がガビを守りたいファルコを動かしました。「鎧の巨人」を継承するのは俺だ!!って言ってますが飛行船にライナーがいるわけじゃないから二人とも継承は無理とわかってるでしょうに・・・二人が飛行船に乗り込んだところで悲劇が・・・!まさかサシャがこんなに呆気なく死んでしまうとは・・・誰かが命を落とすことになるらしいってのは聞いていたんですが・・・サシャだったのか・・・あまりの突然の展開に理解が追いつかないほどの衝撃を受けました。サシャ・・・好きだったのに。コニーがジャンとサシャを特別だと言ったのは完全フラグだったんですね。いいよな~~~同期。なんて思ってる場合じゃなかった・・・(><)どうすんのよ?これからサシャ無しってことはシリアス展開のみってことですよね。あのサシャの無双的な笑いがもう見られないなんて。コニーとジャンのショックが痛い・・・ガビにしてもパラディ島のエルディア人は悪魔だと思っていて「ジークが残した意志を継いだ真のエルディア人がお前らを呪い殺す」と言ってますが、その首謀者がジーク自身だったとは思ってもみなかったでしょう。これもまたショックでしょうね。今回の策はジークによるもので、ピークたちを陥れたのはジャンかなと思っていたら全然違って、ジーク信奉者の女性でした。これはわからんわ・・・びっくっりぽん。イェレナと言うらしいですが、彼女が「顎」と「車力」を拘束する予定だったんですね。ピークの機転で脱走されてしまいましたけど。ピークは相当賢いのでしょうが、普段から警戒を怠らなかったのは、それだけ何か警戒すべきことがあったからでしょうね。マガトが使える柱といってたのはピークだったんでしょうか。ピークはジークがやられた時、戦士長呼びから即、ジークと呼び捨てにしてますが、ずっとジークを警戒してて、あの時点で裏切りを確信したってことかもですね。ピークはパラディ島での作戦にジークと同行してたようですし、そこで何かあったのかもです。ジークは巨人を全員パラディ島へ集めるつもりだったようですが、巨人を集めてエルディア人の状況を共有し共闘させようとしてたんでしょうか。これ以上、巨人同士やエルディア人同士が戦わなくてすむように。ピークによって誤算が生じることとなりましたが。イェレナに対して「信奉者」という言い方をしてるのも気になります。ジークを恋愛対象と見ていたのならこんな表現にはならないでしょうし「信奉者」っていうのはその思想とか意志に心酔してる意味だと思うのでピークはもしかしたらもっと以前からジークに対し何らかの疑いを持っていたのかもですね。これでパラディ島側に「始祖の巨人」と「王家の血を引く巨人」が揃うことにはなりましたが犠牲も多かったですね。犠牲の上にしか自由は得られないってことなんでしょうか。辛いなぁ・・・ガビとファルコもまたこれからパラディ島へ行くことでそこで何があったのかを知ることになるんでしょうね。憎しみの連鎖は断ち切ることができるんでしょうか・・・
2018年06月03日
ついにエレンが巨人化し、パラディ島側の兵士がやってきました。やっぱりパラディ島側が動くと上がりますよね!!話が大きく動いてます。これまでの感想はこちら。進撃の巨人(25) (講談社コミックス) [ 諫山 創 ]いつもの通り既に別マガ連載時に感想を書いてますので全体を通しての感想と本誌で読んでいた時点での感想の追加&訂正のみ。 若干のネタバレを含みますのでご注意を。 別冊マガジン連載時感想は以下の通り。99話感想 100話感想 101話感想 102話感想本誌を読んでた当時では先の展開が読めないままあれこれと考察を巡らしてますので、若干見当違いのものも。結局タイバー公は自分を犠牲にして世界を味方につけようとしたってことだったようですね。私はエレンとタイバー公が裏で繋がってるのではとかも考えたんですが違っていたようです。彼の言葉に裏はなく、完全にマーレ側の人間でした。この作品の場合、台詞の裏を読む必要はないと何度も感じてるのにまたもしかして・・・っと思ったものですから(^^;言われた台詞はほぼ事実と受け取って正解なのだといい加減素直に受けとらねばwエルディア人を悪魔の末裔と呼び、パラディ島を救うなどとは塵ほども考えてなかったようです。同じエルディア人だから、エルディア人全体のことを考えてて欲しいと思ったんですけど残念。アズマビト家のキヨミさんはタイバー公が何をするのかわかっていたから巻き添えを食らうことを避けて帰っていったんですね。でも、彼女が完全にマーレ側だとも思えなくて。エルディア人に対し寛容だったというか、虐げられている現状を良しとは思ってないようでしたし、マーレとは違う対応してましたもんね。なので彼女はまだ今後別の動きを見せると思われ・・・ミカサとも繋がるのかもですし。ライナーに対して理解を示したエレン。何も知らない大人が何も知らない子供だったライナーたちに壁の中には悪魔がいると叩き込み作戦を実行させたのだとライナーたちの置かれていた状況を把握してますもんね。でもライナーはそれだけではないと自責の念に苛まれていたんですね。時代や環境のせいではなく悪いのは自分自身だったと。自分は英雄になりたくて、誰かに尊敬されたくて・・・それはずっと自分が成果を出したいのに出せなかった焦りを埋めるための自己防衛の行動であり自己評価を上げ安心したい弱い心の現れだったんでしょう。自分の心の内を赤裸々に告白。それはあの首を吊った男と同じように自分を誰かに裁いて欲しいという思いと重なるのでしょうね。ライナーはずっと苦しんでいて・・・。エレンはライナーの更なる苦しみを知って腹立たしい思いもあったでしょうが、それでも理解を示したようですね。お互いに「仕方が無かった」ってことで。ライナーのこの場面はとても胸が痛いです(><)ライナーに理解を示すことは同時に自分がこれから行うことにも自分自身、仕方が無いことなのだと受け入れる、またライナーにも仕方の無いことなのだと受け取らせるってことでしょうし。それしか手が無いのかなと思わずにいられず・・・エレンは予定通り巨人化して大暴れ。これは巨人の力を見せつけるために行ったことでしょうか。でも何のためにそれをしたのかがまだよくわからないのですけど。この後、どうするつもりなのか。「この戦いの先」に何があるのかジャン達もわかってないようですし。見極めるって言ってるからある程度の予想は立ってるのかもですが。サシャは狙撃の精度が上がってるようで、ジャンも何人かの兵士の指揮をしてるからそれなりの立場になってるようです。髭具合からピークたちを誘い出したのはどうやらジャンっぽいですよね。リヴァイも相変わらずのようで。ここからまた戦闘が激化するわけですが、お互いに背負っているものがあるだけに簡単に倒すべき敵だと言い切れないのが辛いところ。この世界は残酷ですわ。負の連鎖しか生まれない・・・この先にあるものがどうか光であって欲しいのですけど・・・
2018年05月05日
またも遅れて5月号の感想です。もうすぐ6月号でますけど。4月号103話の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2018年 05月号 [雑誌]いきなりアルミンの超大型巨人。まるでアルミンを連想させる要素はないですよね。アルミンはかなり巨人を上手く操れてる感じなのでこれまでも何回か巨人化してるようで。たぶん、マーレの調査船をエレンとともに破壊してきたんでしょう。でも、街を潰したり、非戦闘員を潰していくのは初めてのことでしょうから・・・その光景は辛かったようです。そしてそれはかつてベルトルトも見た光景だったと考えているようで。ジャンは外しましたね。あの軌道ではファルコには当たらなそうでしたが、ピークすら外してしまうとは。撃つのすら躊躇うのではと思われましたがしっかり撃ってるし。外すつもりもなかったようですから蒸気で逸れたとも考えられますしやはり子供を前にして本気では撃てなかったとも考えられます。取りあえずはファルコのおかげでピークは助かったようです。ガビはライナーの助けを欲しがってますが、ファルコはもうライナーを戦いの場に立たせたくないようで・・・ガビは知らないけどファルコはライナーの苦悩を目の当たりにしましたからね。彼がパラディ島で何をしてきたかは具体的にわからなくても今、エレンたちが行っていることと同じ光景がライアーたちによって展開されたことくらいはわかるでしょうから。光の道は誘導灯だったようです。これは想定内。飛行船で逃げるとは思いませんでしたが。私はてっきり、これで残りの仲間がやってきて一斉攻撃かと。逆でしたね。発案はアルミンのようです。かなり無茶な作戦のようですが、これにハンジも乗ったよう。で、オニャンコポンってwなんて名前つけてもらったんでしょw可愛い。飛行船を見てパラディ島側の退却を阻止しようとするガリアード。でも、ミカサがそれを読んで動いてました。両足を切られてはさすがの顎の俊敏な動きも封じられてしまいました。って、それだけでなくエレンが顎の力を利用するとは・・・!あの堅い結晶に顎の爪が傷を入れたことからさらに顎の力を使い結晶を噛み砕かせるなんて・・・なるほどですが。顎の力を確認したときのエレンがまぁ美人さんです。今いちばんの別嬪さんでは??顎の力により結晶は砕かれ、戦槌の巨人の力がエレンに移りました。っと、何かエレンに影響を与えたようです。戦槌の巨人の記憶がエレンに渡ったってことでしょうが、何か特別なことがありそうな気配。タイバー家の記憶とか全部戦槌の巨人が引き継いでるわけですから、もしまだ隠されてたことがあったとしたらそれも全部エレンに渡ったってことですよね。気になるところです。ガリアードもエレンに喰われる・・・ってところでガビ達の声がライナーに届いたようです。ライナーはもう静かに死にたがっていたけれど、また巨人化。ライナーもまた辛いところですね(><)もう自分だけの意志でどうこうできないところまで来てるから。が、今回は不完全な巨人化のようで。コレまでと違って顔がまんまライナー。ちょっとこれどうよ??これまでこんな人間の顔を残したままの巨人化なんてなかったですよね?ちょっとイケメン巨人w巨人化したライナーにはもう鎧は無くて・・・全裸のライナーと言えなくもなく・・・なんか生々しいw力はもう残ってないようですが、ガリアードをエレンから取り返すことはできたようです。ライナーがエレンに殴り倒されてガビとファルコはショックを受けているようですが、ミカサは覚めた目で・・・対照的。「ライナーは今は殺せやしないだろう」ってことでライナーを残し去って行くエレンとミカサでしたがライナーを見るエレンの目が切なそう。色んな思いがあるんでしょうね。「ライナー またな」って呟いてますし、近いうちにまた再会することになりそうですね。これでアルミンの策が終了とは思えませんから。これは始まりですよね。ミカサは“私たちの家”に帰ろうとエレンを連れて行ってますが、それって飛行船のこと?それともパラディ島を家と呼んでいる???それとも二人は一緒に住んでてその家のこと???新な謎がでてきましたw逃げる飛行船をガビは追いかけるようですが、さすがにガビが討ちとるってことにはならないでしょう。でもジャンあたりが負傷しそうな予感。
2018年05月04日
では、今月号の感想を。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2018年 04月号 [雑誌]やっぱりファルコはライナーが守ってたんですね。そりゃあの場面で守れなければライナー残念過ぎる。エレンが行動を起こすことにも気づいてたわけだし。ライナーが再生を拒否してるのが痛々しい。ライナーにはもうこれ以上の試練を与えないでぇって思いますわ。十分、罪の意識に苛まれて苦しんできたんだから。それもやりたくてしてきたわけじゃないし、メンタル崩壊するまで悩んだんだし。取りあえずライナーはじっとしてたら今は安全なのかも。ファルコは巨人化したエレンをクルーガーさんだとすぐに気づいたようですね。自分を騙したことを思い出して呼び捨てにしてますが。パラディ島側は本気でマーレ側と戦ってるし、ジークもパラディ島側の兵士を攻撃してるからやっぱりエレンと裏で繋がってるってのはないんですかね。う~~~~ん。ジークが石つぶての攻撃を仕掛けているとき、ジャンは「避けろ」って指示を出し、それを避けきれなかった者たちが被害を受けたようですがそれを知った時のジャンの顔と仕返ししようと攻撃に出た者たちを「待て」と止めていることから、ジャンとか一部の者だけがジークが敵ではないと知っているのではないかと思ってみたり。ピークによって兵士たちは撃たれましたけど、ジークは兵士たちを払うくらいで殺す気はなかったのかも。「車力の機関銃を無効化する」って言うのも巨人の力だけなら何とか押さえることはできるけど、銃による攻撃があると無駄に兵士を失うことになるからってことですかね。ピークはパルツァー隊を背負っての攻撃が有効に見えたのに真上からの攻撃に弱いって・・・それじゃ立体起動の動きを甘く見過ぎ。ガリアードが兵士を叩き落としてピンチは免れてますが、マーレ側の巨人はお互いに会話が出来るんですね。エレンは戦槌の巨人を水晶体ごと捕食しようとしますが、水晶体は堅くて無理だったようです。アニと同じ水晶体だとエレンが考えてやはり歯が立たないと思ったってことはアニの水晶体でも試してみたってことですね。で、ダメだったってことだろうからアニはまだ水晶体の中のようです。串刺しの巨人を捨て、新たに巨人化するエレン。おお~~~エレンはすっかり巨人の力を使い熟し、まだ手札が残ってると余裕を見せてます。ピークの判断は冷静で、エレンを倒そうとするポッコにこちらの方が優勢なのだからアッカーマンから戦士長を守ればいいだけだと。確かにマーレ軍が集結してきてますからね。パラディ島側は退路を断たれれば補給もできないし袋のねずみ。ここでジークはさすがピークだとその考えを支持し、その後でわざわざ「エレン・イェーガーは俺の敵じゃない」と言ってます。ピークたちにエレンを攻撃させないために言ってるとも考えられ・・・そして「出てこいよ リヴァイ」と挑発。あれ~~~リヴァイの名前って知ってましたっけ??ライナーが報告したのか、エレンから伝わってるとかですかね?記憶が曖昧。その頃、軍港ではアルミンが巨人化したようで。アルミンはどんな超大型巨人になってるんでしょうか。ビジュアルが気になります。軍艦が飛び散ってるってことでやはり超大型の破壊力は圧倒的。アルミンの表情が冴えないのはこれから多くの者の命を奪うことをするからでしょうか。ベルトルトの死を察したポッコは逆上しエレンに向かっていきますが、迎え撃つミカサがかっこええ。で、ピークも総攻撃に気を取られていた隙になんとリヴァイがジークの項をザックリ。ええええええ~~~~~~~~!?ですよね。あれだけ以前、死闘を繰り広げた相手であるリヴァイを挑発しておいて項を無警戒ってのは不可解。以前だったら項を守ってましたよね。なのに、今回はあっけなさ過ぎる。しかもリヴァイがジークを倒すにしてもリヴァイはジークの本体を項から取り出して、確実に動けなくしてからエレンに捕食させるか、巨人の能力を奪うために連れ帰るかすると思われ・・・手榴弾でうなじを吹き飛ばすのは確実に獣の巨人を仕留めるためとも考えられますが、ジークがやられたと見せかけるための派手な演出ではと。獣の巨人から立体起動で誰かが離れたような噴射の描写がありますし。あれってリヴァイが獣の巨人に飛び乗ったとしても、もう着地するのにガスを噴射するとも思えず。だからあれは誰かがそこから離れるためのガスの噴射だと思われ・・・ってことはジークはみんなの視線が自分に向いて無い時に脱出したってことでへないかと。あまりにもあっけなくやられすぎですもんね。やっぱりこれは裏で繋がってるってことですよね。そうでなければ、グローブとかの伏線が回収できないですよね。仲間と連絡を取ったと言ったのもエレンにとってはジークは身内とは考えていなくて、仲間だということでは???もちろん、パラディ島側との連絡だったかもですが、エレンはみんなの潜伏先は知らされてなかったんじゃないかと思われ・・・「みんな来てくれたのか」って言ってたことからも、エレンが潜伏する頃はまだ全員が今回の作戦に賛成してるわけではなく、意見が分かれてる状況だったのではないかと思われ・・・。エレンの潜伏は危険なことだしミカサは反対していたのではと。他にも民間人を巻き込むことへの反対意見があってもおかしくないですし。取りあえず、ジークはパラディ島側と繋がってると考えてよさそうかなと。ジークの脱出をピークが見てしまって、それで不信感を持って「ジーク?」って呼び捨てにしたのではないでしょうかね。それまで戦士長って呼んでいたのにあそこだけ呼び捨てなのはファルコがエレンを呼び捨てにしたのと同じ意味合いの描写ではないかなと。サシャの狙撃でパルツァー隊のカルロが倒れ、直後ジャンがピークに対し雷槍を発射。「あの時はどうも」ジャンはライナーを奪われた時のことを言ってるんでしょうね。ここはジャンがかっこいいところなんだけど、パルツァー隊と車力の巨人は雷槍の一斉攻撃を受けて・・・ああ・・・なんかパルツァー隊に思い入れしてただけにこれは辛い。今まではマーレは敵だったわけですが、マーレ側のエルディア人の事情もわかった今となっては・・・特にピークとパルツァー隊の仲の良さとか知ってしまった後ですし・・・うう・・・ピークはどうなってしまうのでしょう。事情がわかればピークはわかってくれそうなんですけども。ピークにトドメを刺そうとするジャン。そこへファルコが飛び出して・・・「撃つな!!やめてくれ!!」うわぁ・・・ファルコまでがガビの目の前で死んでしまうことになるんでしょうか。それはあまりにも悲しすぎる・・・ジャンは以前、敵を目の前にして撃つことが出来なくて、次は絶対に躊躇しないって宣言してたからここはやっぱり撃つんでしょうか・・・ファルコまでがいなくなるのはホント悲惨過ぎ。この世界の残酷さをまだ味わうことになるんでしょうか(><)ファルコの声を聞いてライナーが意識を取り戻し、また身体を張って出てきたりはしませんかね。ライナーはもう戦意喪失してるし、これ以上は苦しまず、何とか上手くやっていくことはできないでしょうか。ジャンは躊躇わなかったけどライナーが命を呈して守るって形になるになりそうな気が・・・ファルコもライナーもピークも死なないで欲しいのですが、そういうわけにはいかなさそうで・・・ああ・・・負の連鎖がホント止まりません。どうなってしまうのでしょう。
2018年03月12日
もう今月号が発売されたので先月号の感想と一緒にUPすることに。すっかり遅くなってしまいました(^^;これまでの感想はこちら。別冊 少年マガジン 2018年 03月号 [雑誌]ついにパラディ島側の兵士たちが登場!!これが見たかったんですよね!!マガトはマーレ軍の兵を3万終結させることに。レベリオ収容区を封鎖するつもりのようですが・・・ヴィリーの思惑通り、世界に「エルディア帝国」の危機が知れ渡ることになり、世界がパラディ島側の者たちを生かしておけない状況になったのは予定通りのようですが、マガトが不審に思うように、なぜパラディ島側の人間は敢えてそれをしてきたのか?ハンジやアルミンが作戦の指揮を取っているはずなので、絶対に抜かりがあるはずはなく、意図があってやっていることは確か。その目的が未だ分からずです。しかもジークとエレンは手を結んでると思っていたのですが、どうもそうでもなさそうで・・・ますます訳がわからなくなってきたので、一旦自分の予想は置いといて事実のみに対する感想を。取りあえずジャンは髪を伸ばし髭を生やしたようです。なかなか精悍。そして生き残りのフロックは見た目が随分と変わった印象。ジャンとは仲がよろしくないようです。エレンはフロックと同じ考えのようで容赦なさげの行動を続けてますがミカサはエレンに民間人まで巻き込む戦闘をして欲しくない様子。ミカサも体型が逞しくなってますね。エレンを片手で運んでしまうとは。サシャもすっかりかっこよくなって!二人とも良い感じのお姉様になってますvコニーはかなり背が伸びたようです。髪は伸びてないというか、髪型にあまり変更なし。コニーとサシャは作戦の一貫で灯りを設置してるようで。ガビは目の前で仲間やら軍人やらが殺されていくのを何度も目撃してしまいましたね。これは相当パラディ島側に対し憎悪を深めてますね。憎しみの連鎖を見るのは辛いです(><)時間までに「戦槌の巨人」を無効化しておく必要があるようですが、その時間ってのは何の時間なんでしょう。ジャンはみんなを指揮してますから今は兵長の立場とかですかね?エレンは戦槌の巨人の本体が地下にいると見抜いたようで。ほぉ~~~~だからすぐに再生したり、地下から色んなものが出てきたわけですね。そんなことが出来るのか。が、エレンが戦槌の巨人を捕食しようとした時、ガリアードが待ち構えていて・・・!逆にエレンが捕食されそうに。エレンを手に入れれば始祖と進撃の二つの巨人の能力を奪えることになり形勢は一気逆転しちゃいますからね。このヤバ~~~~~って状況でキマシタヨ!!!!(゚∀゚)リヴァイさんがぁああああ!!!!!!ガリアートの顎を動かす筋だけを斬ったってことのようです。はぁ・・・鮮やか。相変わらずお強い。ガリアートは巨人相手に人間が向かってくることに脅威を覚えたよう。そりゃこれまでそんなことなかったでしょうから。ミカサにリヴァイ。二人の戦闘が見れるとは・・・ ( 〃▽〃) なんて興奮してたらそこへ現れたのは「車力の巨人」さすがピークは過去に調査兵団と戦った経験があるからその対応策は考えていたようです。水晶のような塊からまたビヨ~~~~ンって物質が伸びて戦槌の巨人がエレンを攻撃。うわ・・・串刺し。ま、うなじが無事なら問題ないですけどね。絵面的には衝撃。っと今度は「獣の巨人」が登場。ジークはどういう戦い方をするんでしょう。う~~~~ん。エレンと裏で繋がってると思うんですけどね。獣の巨人を見たエレンの顔は意味あり気に思えますし・・・とうかそうであって欲しい。あのグローブとかの伏線は必ず回収されるはずですし。どう繋がっていくのか気になるところです。ジークは「逃がすな、殲滅しろ」リヴァイは「死ぬな、生き延びろ」完全に敵対してるようです。この対比の構図がまた粋ですわ。ただ、リヴァイの顔が伸びてるのが気になりますが。リヴァイは元々三十路だったはずなので、今更数年経ったところで成長するはずもなく・・・なのになんかみんなと一緒に成長してる気が???成長というか元々凄く若く見えてたのが年相応になったとか??ま、ジークの顔も伸びてる気がするので、そこは作画のもにょもにょってことでそのコマだけのことかもですが(^^;だとしたら通常運転。気にするところではないですね。
2018年03月11日
すっかり遅くなってしまいましたが、「進撃の巨人」も凄い展開になってますよね!ゾフィアはいきなりだし、戦槌の巨人とのバトルや、大人っぽくなったミカサの再登場でてんこ盛り。先月号の感想はこちら。別冊 少年マガジン 2018年 02月号 [雑誌]ガビたちはエレンの巨人化によって、かつて彼らが経験した恐怖を知ることになりましたね。これが今後どう影響していくのか。そして戦槌の巨人を継承していたのはやはりあの地味目な女性でした。予想通り妹でしたね。“タイバー家の務め”が何を意味するのか気になるところです。ヴィリーが行ったことは真の歴史を世界に開示することと、パラディ島への宣戦布告、敵はエレンであると公表すること、進撃の巨人に喰われること。他にもマーレ軍への関与とかもありますが「立派に果たした」ってことから最期は喰われることまでが含まれるような。派手に暴れ回るエレンですが、街を壊したり人々を死に追いやることは不本意なはず。この作戦の意図が何であるのかこちらも気になります。マガトは反撃を起こしてますが、あまりにも冷静な対応なので彼はこれら全てが予め起きることを知っていたのではと思われますね。一番槍を入れたのは私だとか言ってますが、それは後々有効なんですかね。ピークはやはりあの兵士が怪しいと感じ自分たちを尾行するように指示を出していたようです。パルツァー隊から慕われているのがよくわかりますwアイドルみたいな感じなんでしょう。微笑ましい。すぐに対応を指示するピークがかっこいいですが、彼らの頭上には立体起動装置で移動するパラディ島の兵士の姿が・・・!調査兵団なのか他も含まれているのか不明ですが、確実に何人かが潜入してることが判明。これは上がりますそれにしても戦槌の巨人の形態は変わってますね。巨人の身体の上に冑を装着してるような感じ。巨人化直後でまだ能力を発揮してない間のエレンの攻撃は効いていたようですが、その後は全然いいとこなしで(^^;いつものエレンですね。戦槌の巨人は巨人化する物質を自分の意志で自由に操ることができるってことでしょうか?地面から色んなもの出してくるわ、武器は使うわでこれまでの巨人よりかなり便利そう。マガトは式のフィナーレの祝砲用に「対巨人野戦砲」を丁度用意していたと言ってますが、これも予め予想して準備してたのではないですかね。エレンを仕留めるつもりのようですが、もしタイバー家が始祖の能力を持つエレンを捕食しなかったとしても、エレンが死ねば、またユミルの民の中に能力を持った子が生まれるんじゃなかったでしたっけ?だったらエレンを仕留めてもキリがないように思うんですが。マガトは既に巨人の時代は終わりつつあるから今「始祖」が散れば敵勢力は終わりだと考えているようですけど。ってことは次の「始祖の巨人」を継ぐ者が現れる前に壁の破壊も行うってことでしょうかね。現存する巨人もユミルの民も全て消滅させてしまえば今後、巨人を継承する者はいなくなるってことですかね。だとしたら恐ろしい。それをタイバー家が先導して行うつもりとかじゃないでしょうかね。エレンはヴィリー妹にやられ捲って首まで吹っ飛ばされてしまいましたがこれも作戦だったようで。相手に隙を作らせてそこへミカサが攻撃を入れるってことだったよう。戦槌の巨人は話すことが出来るんですね!これにはびっくり!!そしてミカサにタイミングを指示するエレンがイケメンであることにもびっくり!!ちょっとぉおおおお ここまでかっこよくしちゃうんですかぁ~って単に先生の画力が上がっただけってことかも。で、ミカサの登場ですよ!!全身黒尽くめで雷槍がたくさん持ってる。全てを戦槌の巨人のうなじに刺して爆破。うわ~~~~~凄い。相変わらずお強いですvこれで戦槌の巨人の中の人は捕獲されるかお亡くなりになってることでしょうが、能力を奪う方が良さげですよね。でも、戦槌の巨人もタイバー家の人間でなければ能力使えなかったりするのかも。とはいえ、能力はいただいておいた方がいいかと。立体起動装置を駆使した兵士も一気に登場しましたね!!これには久しぶりの高揚感♪誰が来てるんでしょう。エレンが「みんな来てくれたんだな」と言っているので調査兵団の彼らだと思うのですが。ピークを罠に掛けた兵士もジャン辺りでは無いかと思われます。ミカサが「帰って来て」と言ってることからミカサはパラディ島にいてエレンだけが潜入してたってことのようです。でも、第一声が「元気だった?」とか「大丈夫?」とかではなくて「帰って来て」なのが違和感。エレンがまた何か無茶をして独断で動いていた可能性も無きにしもあらずといったところでしょうか。ミカサの表情が寂しそうなのも気になるところです。単にエレンと長いこと離れていて心配が過ぎて暗い表情が板についてるだけならいいのですが。ここに至るまでパラディ島で何があったのかそろそろ明かして欲しいところ。来月号ではエレンが兵士たちと合流するでしょうから期待したいです。それにしてもショートカットのミカサがかっこええッス。大人になりましたね!!!憂いを帯びた表情も色っぽくて。他の兵士たちもどう成長しているのか楽しみですv
2018年01月26日
マーレ編は衝撃の連続ですよね。ついにエレンとライナーが再会。はぁ・・・どうなるんでしょ。これまでの感想はこちら。進撃の巨人(24) (講談社コミックス) [ 諫山 創 ]表紙のアニの右手が長すぎると娘。うん、確かにそうだよね。ライナーの右手の辺りに手の平がくるくらいだよね、普通は。いつもの通り既に別マガ連載時に感想を書いてますので全体を通しての感想と本誌で読んでいた時点での感想の追加&訂正のみ。若干のネタバレを含みますのでご注意を。 別冊マガジン連載時感想は以下の通り。 95話感想 96話感想 97話感想 98話感想100話までを読んで改めて読み返すと・・・もうホント辛いわ。世界は残酷。ライナーたちがどうやってパラディ島にやってきたかが判明の今巻。その後、訓練生になるまでどうやって過ごしてきたかとかアニが王都を行き来していたこともわかりました。アニは身体が小さいから溝に入れるってことだったんでしょうかね。でも下りることは出来ても梯子がないと登れないような・・・どこかにあったのかもですが。エルディア人=ユミルの民ではないこともわかりました。他人種系エルディア人ってのは「始祖の巨人」の影響は受けないから壁の中で権限を与えられていたんですね。そしてやっぱり気になるのは病院からエレンは誰に手紙を送っていたかということなんですが。パラディ島の他の人たちが軍の内部に入り込めていたのだとしたら何もエレンも病院内にいなくてもよかったような。あそこにいた理由はなんでしょう。何かを探っていたのか、それとも病院内の方が利点があったのか?ジークと連絡を取っていたのは確実だと思われるのですが、それも最初どうやって接触を試みたのかも気になるところ。まだわかりませんが、ジークが何を考えて今後行動をするのか、ポッコが何かを疑っているようにも思えるのですがどうなのか、またマガトの立ち位置も今ひとつわからないのですよね。間違ってもエルディア人側でないことは確かだと思うのですが、タイバー公であるヴィリーとも本当に協力関係にあるのか不明。そもそも、ヴィリーのこともわからないのですよね。パラディ島を殲滅させようと思っているのか、エルディア人を救おうと思っているのか、マーレの味方であるのか・・・本当のことを言ってるようで言ってないかもしれませんし。私は裏でエレンとヴィリーも繋がっているのではないかと思っているのですが・・・う~~~~ん、わかりません。100話まで読んでいてもまだ色んな可能性が考えられますからね。次の101話辺りからエレンたちの計画がどのようなもので誰がどのように関わっているのかが判ってきそうです。その先には「悲劇」だけが待っているって25巻予告がまた切ない。エレンは祭りが終わったら故郷に帰るって言ってるのでパラディ島へ戻るってことだと思うのですが、エレンたちが描いてる未来ってのはどういう形なんでしょう。「進撃の巨人」も佳境に入ってますよね。
2017年12月29日
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