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2005年10月27日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
お久しぶりです。娘が生まれてからすっかり育児に追われて楽天する時間もなかなか取れなくなってしまいました...前回の日記ではたくさんのお祝いの言葉をありがとうございました!お返事がかけなくてごめんなさい...

今日は忘れないうちに私の出産体験でも書いてみます。

予定日が9月28日でしたが、結局何事もなく2日が過ぎた9月30日の朝、いつも感じるはずの胎動が全く感じられなくなり、不安になったので一人で病院まで運転していきました(Tはすでに仕事に出ていた)。病院に着いたとたん、赤ちゃんは動き出したものの、「せっかくだからNST(赤ちゃんの心拍数と子宮の張りを観測するモニター)だけやっていきましょう」と言われ、初めてのNST体験!!「2時間くらいやって、今日は帰ってね~」なんて看護婦に言われました。ところが…その時から次々と院内でお産が始まり、忙しさで私はほったらかしにされる羽目に…気付いたら4時間近くもNSTに繋がれっぱなしで…お腹もすいてきたお昼ごろ、ようやく看護婦さんが入ってきました。ところが、「帰っていいよ」と言われると思っていたら、「赤ちゃんの心拍が乱れてるからあなたを帰すことは出来ない」と告げられ…超音波検査の結果、羊水が少なくなっているので誘発分娩で急遽出産ということになってしまったのです!!入院準備も心構えもできないまま…

ところが、子宮口は指先程度にしか開いておらず、とりあえず子宮口を広げるための膣剤とやらを入れられました。それが金曜の夕方6時のこと。小さなプラスチックのタンポンみたいなものなんだけど、それを12時間入れっぱなしにしておかなければならないのです。先生曰く、それをしてもそれほど効果は期待できず、1センチ開けばいい方と言われました。で、金曜の夜は誘発分娩の「準備段階」のようなものだから、何も起こらないのでTにはその晩家に帰ってもらうことに。出産は翌日になるので、そのためにしっかり睡眠をとっておいてもらいたかったので…

さて、子宮を開くための膣剤を入れてから6時間後の午前0時、うとうとしていたら急に看護婦と医者がバタバタ入ってきて、「赤ちゃんの心拍数がもっと乱れてきているので今すぐ膣剤を取り出します!」との事…12時間入れておくはずなのに、どうやら赤ちゃんに強すぎたらしいのです。そして、膣剤を取り出してみたら、なんと子宮口が2.5センチ開いてました。1センチ開けば良いと言われていたのに…!!

膣剤を取り出してから自然と一定間隔で陣痛が来るようになりました。今晩は何も起こらないと聞いていたからTにも帰ってもらっていたのに、思いもよらず陣痛がきて、しかも夜中の2時ごろから明け方までずーっと…寂しくて心細くて泣くかと思った。

その陣痛も朝とともに消えてしまい、土曜日の午前8時ごろ、丁度Tが病院にたどり着いた頃から誘発剤を投与。しかーし…10分もしない間に、看護婦と医者がバタバタ入ってきて誘発剤をストップ。また赤ちゃんの心拍数が乱れてしまったのだ。医者の推測によると、羊水が少なくなったことが原因でへその緒が押しつぶされて赤ちゃんに十分な酸素が行かなくなっているのかも…との事。人口的に破水させて、そのあともう一度子宮に羊水のようなものを入れて、赤ちゃんがどうなるか観察してみましょう、と提案されました。ただし、その時点でやっぱり心拍が乱れるようであれば帝王切開になると言われてしまったのです…そして落ち込む暇もなく、万が一の場合の「帝王切開承諾書」みたいな書類にサインをさせられ、丁度その時に帝王切開の手術が行われていて手術室が使用されていたため、その手術が終わり次第、人工的に破水をさせることになりました。

まさか自分が帝王切開になるとは思っていなかったので、私もそしてTもかな~りショック…心の準備が出来ていなかったので…(ど、どうしよ~)と不安に思っていたら、その頃丁度、勤務交代の時間になって私の担当医が代わりました。そしたらその医者は「とりあえずもう一回誘発剤を投与してみよう」との意思。これ以上赤ちゃんの心拍数を乱れさせてしまうのは不安でしたが、とりあえずトライする事になりました。すると…今までとは打って変わって、赤ちゃんの心拍数は超安定!!これには看護婦たちもびっくり。そのまま誘発剤を投与し続けることになったのです。それが土曜日のお昼12時の事。

誘発剤を投与すると、薬で無理やり陣痛を起こすのだから普通の陣痛よりもずっと辛いと聞いていました。でも、陣痛が来るたびに全身の力を抜いてリラックスを心がけていたら、意外と楽に…なんのトレーニングもなしに自己流ソフロロジーって感じ!?しかし、夕方6時ごろからさすがにありえない痛みになってきて、看護婦が点滴をチェックしに来た時に、「痛みのレベルは1~10の間でどれくらい?」と聞かれて、「7…くらいかな…」と言ってみたら、その3分後には麻酔医師が来て即無痛分娩開始。アメリカでは無痛分娩が当たり前なのです。背中にチューブを入れられ、冷たい液が入ったな~と思ったら、その瞬間から陣痛の痛みはすーっと消えました。不思議な麻酔で、足の感覚とかは全然あるのに、見事に陣痛の痛みのみが消えるのです。



生まれたあとはすぐにお腹の上に乗せてくれました。すっご~く暖かかった!!赤ちゃんは元気に泣いていて、大感激!!しばらく性別を確認するのも忘れて、はっとして確認すると待望の女の子!!もう感無量でした!後で知ったんですが、助産婦さんは生まれたときにちゃんと「It’s a girl!!」と言っていたらしくて、性別に気付いてなかったのは私だけだったみたい…

娘を胸に抱いたまま、今度はTがへその緒をカット。すると、へその緒がめっちゃ短かった事が発覚!!30センチ程度しかなかったのです。結局、それが原因で心拍数の乱れがあったんだねってことになりました。

娘の体重なんかが量られたりしてる間に、今度は胎盤がスルッと出されて、それが出たとたん、チョ~スッキリ!!頑固な便秘が一気に解消したような感覚でした!!そして助産婦さんが私の会陰の状態をチェックし始めたと思ったら「WOW!!」の一言。超超超安産だったのです!!

おかげで、産後2時間後には歩いてトイレ。会陰がヒリヒリすることもなく、痔ももちろん無し。痛いところは一つもなく翌日には元気に退院!!一週間も経たないうちに運転もしてたし…

無痛分娩最高!!そして安産で良かった~!!

ちなみに出産にかかった費用は100ドル(一万円くらい)でした。
さすがに保険に入っていればアメリカでは安心して出産できます。





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最終更新日  2005年10月28日 02時01分03秒
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