ロンドン偏食生活・偏食通信

ロンドン偏食生活・偏食通信

PR

×

Profile

偏食の嬢王様

偏食の嬢王様

Archives

2026/10
2026/09
2026/08
2026/07
2026/06
2009/06/04
XML
カテゴリ: 偏食旅行記
ガーデニングが好きな人にとっては祭典と言われている、
チェルシーフラワーショウ 。


そういえば、これを見に来るためにわざわざ日本から来るという
熟年婦人グループの航空券を手配したこともあったっけ。

口蹄疫でキャンセルになっちゃったけど。


それに、数年前はドイツから友達がその義理の母と
双子の子連れでやってきた。

5歳以下の子供は入場できないと入り口で知らされて、
近くの公園で遊んだみたいだけど。






去年の私も、和服でパンフレットを配るボランティアに声をかけられて、
行く気マンマンだったが、直前になって日程が違っていたので行けなく、
やはり縁が薄かった。


が、満を持したのか、今年は平服で
パンフレット配りのボランティアに参加した。

一日がかりの仕事だ。

晴れ女の面目躍如で、予定通り快晴。


麦藁帽子とサングラス、そして日焼け止めもバッチリ塗って「出勤」。

手首にピンクのスタッフ用リボンを巻く。

CH01

午前中は人も少なく、涼しく、ゆっくり見るには最適。

デザイナーの二宮さんに

パンフレット渡して」といわれた。

二宮さんの作品は茶室を望む和風庭園。

聞かれませんように、と願いながら、
作品に使われている植物の一覧表をジーンズのポケットに突っ込み、
お仕事開始。

CH02


お客さんの持っている冷たい ピムズ に目が釘付けになる。

うわー、美味しそう!!


パンフレット配りの合間に休憩でお茶を飲んだり、
ランチをしたり、他のブースを見に行ったりした。

隣の庭は小薗江さんは上尾出身の若き女性デザイナーの作品。

CH04

使っている植物はイギリス産だが、そのシンプルさに和が引き立つ。

CH03

こういう庭のある家いいなぁ、と思いつつ、
私が庭付きの家がほしい理由は猫なので、無理だと諦める。

ネコ様用の庭はすっきりしすぎていてはいけないのだ。


二宮さんの和風庭園は銀賞を貰ったこともあり、多くの人が
わざわざ探してまで見に来てくれる。

CH05

1日だけのボランティアとはいえ、見に来た人からしてみれば、
私もスタッフの一員。

「この庭、素晴らしいね、銀賞おめでとう!」

と声をかけてくれるお客さんに
「ありがとうございます、デザイナーに伝えておきます」
と満面の笑みで返答する。

CH06

朝一でフラワーショウに来る方は、英国の古きよき時代の
老夫婦が多かった。

ご主人はジャケットにアスコットタイ、
奥様はひざ下のボックスプリーツスカートに3センチのパンプス。

きっと郊外の大きな庭を庭師とともに管理しているのだろう。
奥様は一日中庭仕事を楽しんでいるご主人のために
濃いミルクティーを一日に何度も淹れる。


そんなほほえましい連想をしてしまうカップル。


それとプロかセミプロのカメラマン。
彼らはパンフレットを受け取ってくれないが、どの位置から写すのか、
チラリと確認。構図まで見れないのが残念なところだ。

CH07

ボーっとたったまま配っているよりも、たとえ1歩でも
近付いて渡すと受け取ってもらいやすいし、足もラクだ。

また黙って配っているのはつまらないので、
「いかがですか?」「もう受け取りましたか?」
といいながら配る。

すると、人好きのする人は返事をしてくれる。

それだけだが、言葉を交わすのが楽しい。

爪のきれいな人には「素敵な爪ね」、
変わったイヤリングをしている人には「それ好きだわ」
と賞賛を惜しまない。

なんだかハッピーの輪が広がっているようだ。

CH08


一人の老婦人が近付いてきた。
一見してインド系である。

熱心に見ていたのは気付いていたので、パンフレットを手渡すと、
流暢な日本語でお礼を言った。

あまりに予想外のことだったので一瞬、日本語だということに
気がつかなかったが、彼女は庭を褒めた後

「私は第二次世界大戦の時にシンガポールに住んでいました。
そこで日本語を習いましたが、ほとんど忘れました」

と言ったが、昨今の「コニチハ」ジャパニーズとは
一線を画す流暢さだったので、反射的に

「いえ、そんなことないです。とてもお上手です」

と正直に感想を伝えたら、彼女はかすかに笑って私の二の腕に
自分の肩をぶつけきた。

CH09

あとでデザイナーにかいつまんで話すと
「そういう人がいるんだよな。そういう人は日本にいい印象をもってないから」

と言ったが、

日本が嫌いだったら、なぜあれほどまでに熱心に庭を見ていたのだろう。

日本人が嫌いだったら、言葉を交わすのも、日本人に触るのも
イヤだと思うんじゃないかなぁ、とどこまでも楽観的な私は思うのだった。



お手数をおかけしますが、コメント・感想は 目次ブログ にお願いします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009/06/05 02:14:39 AM
[偏食旅行記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Calendar

Favorite Blog

龍馬がゆく 神田龍馬さん
アスクル代理店つば… つばめやさん
ハマの内装業、せつ… せつこマ〜マさん
カントリー・パント… かおりけりーさん
一日一図@図解思考塾 つねさん@zukaiさん

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: