私が悪い!

私が悪い!

八百長格闘技!!


だけど、実はそうではないだす。

やってはいけないジャンルもあります。ボクシングとか野球とか
囲碁とか将棋とか・・・・

しかしプロレスから派生した格闘技に関してはちょっと事情が異なるのでは?
と思う。

会場に来たお客さんを料金分楽しませて帰さなくてはならない。

それがショー的なものでも、真剣勝負でも。

かつてのUWFやパンクラスでは秒殺という言葉が使われ、コアなファンや
マスコミが絶賛したが、興行として成り立つほどの集客が望めなかった。

数千円から数万円のチケットを購入し、試合が数秒で終わるのでは
お金出してじゃんけんみるようなもの、という一部の感想も
うなずける。

ある団体では、「八百長はいかんが、1ラウンドは双方勝ちに
行かない事」という内部規定を作ったそうだ。
真剣勝負を標榜しても客が入らなければ元も子もない・・・・

それに反発して団体を辞めた選手もいたが、その選手は
今ではプロレスラーとなって活躍しているという。皮肉な話だ。

しかし真剣勝負であれば「秒殺」は常にありえる。

その対応として、秒殺されないシステムが自然発生した。

ひとつは「ワンデイトーナメント」試合が多いので結果的に
興行の時間が延ばせるし、スタミナ配分の問題から、秒殺
されるような試合が少なくなる可能性が高い。

もうひとつは「片八百長」

圧倒的な実力差があるカード。強いほうが勝つタイミングを
調整できる試合。

ボブサップVSボビーオロゴンなんて典型。

ボブサップはいつでも勝てたはずだからね。

ただし、だれもが真剣にやってることは確かだ。

格闘技もプロレスも。

あるプロレスラーがOFFでこんなこと言ってた。

「プロレスが真剣勝負ならそんなに楽なことはない。でも、
 体壊して、すべてをなげうってプロレス作ってきた年代の
 先輩たちはどうなる?ぼろぼろになって若手のために
 リングでやられ役になってるかつてのチャンピオンたちは?
 ガチンコのほうが
 ある意味安全だ。俺たちは2m160Kgなんて外人の
 蹴りとかパンチとかさ、毎日まとも受けてるんだから。
 勝負とかさ誇りとかはさ、それぞれの世界にそれぞれの価値観
 で存在するのさ。ガチンコだから尊くて、プロレスは
 ・・・みたいな簡単な割り切りは難しいんだよ」


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