まった~り行こうぜ!

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戦略と戦術(余談:エリートの功罪?



僕は起業間もない頃、

興銀の元役員の人が主催する経営の勉強会に出席させて頂いていた。
(この人は経済界では有名で、すごいことをした人でもある(伝聞)

もう何十年も続いている勉強会だ。おどろき。


当時興銀といえばエリート中のエリートとかスーパーエリートと呼ばれ
今思っても頭は抜群によかったと思う。(いい意味でも悪い意味でも)

今思い返すと、僕みたいなアホとよくまぁ話をしてくれたと思う。



名だたる企業のOBや社長さん役員、前向きな中堅社員や個人事業家など
いろいろな人が出席していた。(なので、かなり場違いだった)

そこの勉強会のテーマのひとつが
「戦略と戦術」だった。

(いかに判断をしていくかを学ぶ会で、その判断要素として戦略と戦術がテーマとしてあった)


何回か出席したが、僕の頭ではよく分からなかったので、

会を主催しているその先生にある日聞いてみた。


僕:「あのぉ~結局、戦略と戦術ってなんですか?」

先生:『ん~目的と手段の関係に似ているが違うんだよ』

僕:「はぁ」

先生『ん~なんて言うのかな、一言ではいえないな。』 略・・・


5分ぐらい話をしてくれた後、その先生はこう言った。

先生:「でね、戦略と戦術はうまく説明できないんだな」

僕:「・・・ありがとうございました」


当時、未熟だった僕は・・・
「こいつらバカだ!何年も何十年も勉強しているのに答えられないのか!?」

「戦略と戦術なんていらねーじゃん!そんなもんなくても儲けられるよ!」

そう思ってしまった。

それからほどなく「戦略と戦術ってなに?」
ということが頭の中を駆け巡っていた。

いろいろ考えた。

戦術を鉄砲や、その打ち方、戦略を攻略すべき敵地とか
いろいろ置き換えて考えてみた。


でもそれをうまく商売に応用できず、ずっと考えているだけだった。

ポーターの本をはじめ、多くの戦略本も読んでみた。

でもこれをスタッフに理解させて仕事で使わせるには
ムダが多すぎる。そう思った。

実戦で使えなければ机上の空論になってしまう。

それから1年考えつづけ、何冊も本を読み、

仕事に役立つように僕が出した結論が

戦略とは「中長期的に儲ける方法・手段」
戦術とは「短期的に儲ける方法・手段」

ということに落ち着いた。

この結論に落ち着いてからは
かなり戦略と戦術という概念が
現場レベルでも使えるようになった。


詳しくは戦略と戦術を参考に(まだ途中だけど)


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