レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2008/07/10
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カテゴリ: 観光



そこからもわかるように、
最近の日本の若い人たちは、対して海外に興味を持っていないことがわかります。
(80年代とそれ以前の生まれの人々との比較では)

そういう結果に対して、
「最近の若いやつは…」
「若者は外に出る意気込みが大事で…」
というような意見も聞こえてきてます。

がしかし、考えようによっては

無理に海外に行かなくても国内で十分、という気持ちもわかる気もします。

僕たちも、研修を通じて、
多くの企業で20代の方々に対して色々質問させてもらっています。
中でも仕事柄、観光に関することを聞くことが多いす。

聞いてみると、
ハワイやバリなど海外に行ったことがある人も結構いますが、
「では、次にどこに行きたい?」と聞くと、
「別に…うーん、ないなぁ。無理に行きたいとは思わない」という
正直な意見が多くて驚いたことがあります。

「高級なレストランやホテルのサービスに憧れて、
フランスやイタリアに行ったけど…全然大したことなかった」とか。



僕のバリ島旅行の話をしたら、
「それだったら、屋久島に行ってみたい」と切り返されました(汗)。

憧れる服もバッグも靴も日本国内にあるし…、
あとは、何かスポーツなどの趣味を体験するようなものがないと
(あるいは、歴史に興味があなど)


今や、日本国内のサービスと比較してしまうと、
海外に行っても、そうそう珍しいことや上回るサービスを体感するのは
確かに難しいかもしれません。

そして、
僕らの世代と違って、生まれた時点で外国に憧れを持っていないから、
海外旅行にについてはとてもクールな印象を受けました。

考えてみれば、
近年、海外の若者たちが憧れる、ジャパニーズ・ポップカルチャーは
こうした海外に憧れていない人たちが作ったもの。
洋楽を聴いて、ジーパンを履いて、海外旅行に行ってハシャイでいた世代とは、
完全に立場が逆転した世代なんですね。

これまた凄いことですね。
こちらが遊びに行くのではなく、
来させる方になったわけです。

しかも、たいていの国々は過去の歴史的建造物で集客しているのに対して、
現代の日本は、主に若者の文化、つまり現在進行形のコンテンツで集客しているわけだから、
これはなかなか素晴らしいと思います。

海外にはない、独自の観光産業が生まれていきそうな予感がしますね。





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Last updated  2008/07/11 12:15:28 PM
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