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2007.08.25
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いつも帰国すると
私の属している教会に何度か足を運ぶ
その教会では毎月テーマ別に
いろいろな教えをひも解いて勉強する会がある

今回も母の勧めでその勉強会に行った
そして母から、その勉強会には
Cちゃんのお父さんさんとお母さんも来るって連絡があったって
言われた 
Cちゃんというのは...
私の幼なじみ
彼女とは幼稚園の年中組から一緒だった
彼女の家は大きな工場を経営していて
それも2-3箇所に工場があって
毎日何十人もの人が彼女の家のバスで
彼女の家の工場に働きに来ていた
もちろん彼女の家も
大きい家だった
そのころの私は彼女のすべてがうらやましかった
大きい家に住み、自分の部屋を持ち
私がお小遣いを月に300円もらっているときに
彼女は 月1000円もらっていた
いつもおしゃれな新しい洋服を着て
彼女の周りにはいつもたくさんのとりまきがいたし
彼女は小学校5年生で好きな子にチョコレートをあげるという
結構ませた面もあったけど
彼女はいつでもアメリカ流でいえば
ポピュラーガール
私といえば、父の仕事の都合で
父の働いている病院の用意してくれた
アパートに毛が生えたようなところに住み
彼女のようにお小遣いもたくさんもらっているわけではなかったし
それに休みごとに家族で旅行に行く彼女とは違い
うちは、父は夏休みなんて
続けてとることはなかったし(できなかったし)
家族でどこかに行く予定があっても
父に急患があるとそれもおじゃん
だから、毎年夏休み、冬休み、春休みは
おばあちゃんのところへ行って
いとこたちと遊ぶのが唯一楽しみだった 
子供心に
何でうちはCちゃんの家みたいにお金持ちじゃないし
大きい家にも住めないし
旅行にもいけないんだろうっていつも思っていた
それでも家が近かったので
彼女とはいつも一緒に遊んだし
彼女のお姉さんも一緒に遊んでくれたりもした
それから中学に上がり
私たち家族は父の仕事の都合で
そこから引っ越すことになった
私たちはお互いを親友だと思っていたので
別れは本当につらかった
それから中学、高校と月日は流れ
彼女ともお互いがお互いのことで忙しく
疎遠にはなっていたものの
母同士も結構仲がよかったので
彼女の噂は母からいろいろ聞いていた
その話では、せっかく入った高校を
何らかの理由で退学になり
ほかの高校に移ったとか...
ちょっと悪い友達ができて
かなりワイルドな生活を送っているとか.. 
そして、高校を卒業して私は東京の専門学校に
彼女も、東京へと出てきていた
一回だけ、東京ので待ち合わせてあったことがある
だけどそのときもCちゃんは昔とあまり変わらなかったんだけど
やはり、ブランド物の洋服を着て
ブランド物のバッグを持ち
そのとき六本木に遊びにいったんだけど
お金の使い方が私とはぜんぜん違う
その当時の私といえば6畳一間のアパートで
学校に通いながら仕送りをもらい
週に6日はアルバイトをするという
貧乏学生生活
ついていけない..
彼女はやっぱりお嬢さんなんだ...って思った
  それから彼女には会う機会がなかった
私は、その後、学校を卒業し、就職し
そしてそのあとこうやってアメリカへと渡り
何を間違ったかこうやってアメリカで暮らしているのだが
母からたまに聞く話では
彼女は19歳で駆け落ち同然で結婚し
子供ができたんだけど、すぐに離婚
お姉さんを頼ってしばらくお姉さんのところにいたらしいんだけど
シングルマザーはやはり経済的にも大変だったらしい 
そのうえ、生まれつきの障害があったらしく
骨盤の状態があまりよくなく 
普通に歩けない状態になってしまったらしい

そして、日本のバブルがはじけた同じころ
彼女の家の工場もその痛手を負って
経営困難に陥り結局その工場を手放したらしい
そして、そのお父さんお母さんはいま
彼女のことをも東京から呼び戻し 
その近くのアパートでほそぼそと暮らしているらしい
そしてその日、教会に行ったら
久しぶりに見るおじさんとおばさんの顔が会った
私は、XXさんですよね....
OOです....
といったら、はじめ向こうは気が付かなかったらしいが...
私だと気が付いてびっくり 
30年ぶりの再会だった
おじさんとおばさんはCちゃんのことを
いろいろ話してくれた
Cちゃんがあなたに会いたがっていたわって
もう何年も会ってないよねって
私はちょうど長男君と次男坊の写真を持っていたので
それをおじさんとおばあさんに見せたら
できればその写真をもらっていいかって
Cちゃんに見せてあげたいって
そして、おじさんはおじさんの財布の中から
Cちゃんと彼女の娘さんが写っているプリクラをくれた
20年以上も会ってないんだけど
そのプリクラのCちゃんにはやはり小さいころの面影があった
幼稚園のときから知っている彼女だけど
本当に人生は何があるかわからない
小さいころは彼女がうらやましくてうらやましくてしょうがなかったけど
そんな気持ちも今となっては小さいころのただのやきもちだった思っている
(まあ、隣の芝生は青いということわざにもありますが...)
いきなり会って20年の歳月が埋まるとは思えないけれど
もっとおばあさんになる前にCちゃんに会いにいけたらなと思う
そして、子供のころの思い出を
話せたらな...とおもう
きっと彼女もいろいろなことがあっただろうし
いろいろな苦労もしてきたんだろうしね 
私だって、こんなアメリカくんだりまでくるとは
自分でも思っていなかったし
そんないろんなこと昔に戻って
おしゃべりできたらいいなって思う 
だけど、その前に...
痩せなきゃ..... 





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最終更新日  2007.08.25 14:07:27 コメント(14) | コメントを書く


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