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マドリッドからAVE(スペインの新幹線)で30分くらいの古都トレドは、中学生の頃に写真で町並みを見て以来絶対に行ってみたい場所のひとつでした。マドリッドから日帰りで行くには最適のところです。

乗り心地がかなりいいRenfe
トレドの駅に着くと、そこから20分くらい歩いてトレドの町へ行くんですが、タホ川の向こうに見える町の眺めが素晴らしいです。

古く情緒溢れる町の景観
トレドの町は観光業で成り立っているようで、町そのものが16世紀で時間が止まったみたいでした。同じ古い町並みでも、数日前に見たスコットランドの町並みともかなり違う感じ。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の影響を受けている町だというのが、ところどころに見受けられました。

土産物屋が並ぶ通り
キリスト教芸術や大聖堂に興味を持っている私がとても楽しみにしていたのが、トレドのカテドラル(大聖堂)。10年近く前にベネズエラに行った時に、訪れた全ての町の中心に教会とプラザ(広場)があって、その一つ一つを見て周るのが楽しかったのですが、今回もスペインとイタリアでそれぞれの町の中心にある大聖堂または教会を見て回るのをすごく楽しみにしていたんです。その中でもトレドのカテドラルはスペインカトリックの総本山だとのことで、格別楽しみにしていました。

トレドのカテドラル
200年以上かけて建てられたというカテドラルは外観も素晴らしいですが、中は本当に息を呑む素晴らしさでした。内陣や聖歌隊席の装飾には圧倒されました。写真禁止だったので内部の画像はありませんが・・・。
大聖堂を訪れると、その時代の権力者の思惑や芸術家の情熱、そして信者の一途な信仰心を考えて不思議な気持ちになります。私は今ここに観光客としているけれど、それぞれの時代に様々な人が、いろいろな気持ちを抱いてここにやって来たことを思うとゾクゾクする感じ。なんだかうまく言えないけれど。
カテドラルを見学した後は、トレドにあるそのほかの教会をいろいろ見て周りました。

サン・フアン・デ・ロス・レイエス教会の回廊
この教会はイスラム的な雰囲気があり、内部の彫刻が素晴らしかったです。回廊の天井の様式なんかもとても面白かったし。
サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会
以前はユダヤ教会(シナゴーグ)だったというこの教会はまたこれまでとは違った雰囲気の建築様式でした。
トレドの町の歴史についてはガイドブックに載っている以上のことは知りませんが、それでも充分楽しんでいろいろ見ることができました。高台から眺めた町の景色も忘れられません。スペインに行く人には絶対にトレドは訪れて欲しい町です。
ワイナリーツアーとメルボルン観光 2010.03.29