LYNNのいたずら毎日

LYNNのいたずら毎日

2001年09月12日
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 世界を震撼させるとは、まさにこのこと。「これを戦争だと思うか」という問いに、アメリカの多くのひとが「戦争行為だ」と答えたという。真珠湾攻撃以来の「奇襲」でもあるとも。4人に一人が「(犯人が特定できなくても)直ちに報復すべきだ」とも言っている。いったい、特定できないのに、誰に対して報復をするというのだろうか? もちろん、「被疑国」である。
 考えてみればアメリカは湾岸戦争を行い徹底攻撃し、またその昔ベトナム戦争ではベトナムで虐殺をおこなっている。どちらも「正義」という名のもとに。それでは今回の事件を起こしたテロリスト達にとっての「正義」はなかったのだろうか? 無いはずがない。彼らにとっての「正義」がなければ、我が身を犠牲にすることなど、不可能だからである。大国は常に勝者である。勝者であるが故に、その正義は「人道的」とすり替わりやすい。所詮テロリストの正義など、「非人道的」である。そういうアメリカの声が聞こえるようでならない。
 私はこの世界が真に平和な世界になるようにと祈らずにはおれない。エゴイズムむき出しの国家の姿を見るにつれ、悲しみと諦めとを感じる。それはあまりにも私たちの日常の姿と酷似しているからだ。私たちは国家の、そして世界の縮図。家族を愛し、友人を愛し、隣人を愛したい。それが平和の礎となるならば。





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最終更新日  2001年09月18日 20時55分15秒
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