LYNNのいたずら毎日

LYNNのいたずら毎日

2004年01月08日
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 前作から三年。待って待って待ちこがれて、ちょっと忘れていたその存在。コーンウェルの検死官シリーズ。その最新刊が先月下旬、漸く出版された。嬉しいのなんの。発売予定日より一日早く上野の本屋で見つけて、即、購入。

 読み始めてしばらく。「なんなのよーーー、こんなのありーーーーーーーー?!?!?!」と思わず叫んでしまった。以下ネタバレしないように注意はしますが…。
 こんなことってあるんだろうか。話の展開が上手すぎるというか、これまでのあのケイ(主人公)の苦しみはイッタイ!!! いや、そうでないにしても、やはりケイは苦しいのだ、仕方ないのかも!!! とその衝撃度150%。私自身が混乱してしまって話がよく頭に入ってこないほどだ。読んでない方々には、さっぱり何の事やらわからないだろう、すみません。

 ケイは、この作品から45歳にまで若返った。ま、これまでの話からすると少々拍子抜けというきらいもあるが、次作以降に望みをつなげるということかもしれない。それはそれで、ファンとしては嬉しいことでもある。

 内容について一言。これまでの数々の出来事の多くは、この「黒蠅」で訳がわかるようにはなっていますが、色々と突き詰めて考えていくと、更に謎が深まります。ファンにとって、極めて悩ましい作品と言えるだろう。個人的には、「業火」でシリーズ終了してもよかったのかなあ、なんて思うけれど。だって、その後のケイが哀れすぎだから。ついでに言うと、この「黒蠅」では、ケイは更に哀れだ。マリーノに、「先生は落ちぶれちまったんだ!」と言わせているあたり、ファンの方々には想像つくだろう。

 と、数週間前に読んだこの作品について書くうちに、また読みたくなってきた。お風呂に入りながら読もうかなっと。





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最終更新日  2004年01月08日 21時45分18秒
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