LYNNのいたずら毎日

LYNNのいたずら毎日

2006年07月01日
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カテゴリ: 音楽
 7月1日、一年半ぶりに私は舞台で自分が失っていた「何か」を取り戻した。娘を身ごもってから今日まで、演奏会には出演はおろか、じっくりヴァイオリンを稽古する時間も気力もなかった。でもとうとう、昔からの仲間たちと一緒に舞台にのれた。嬉しい。

 今日の演奏会は、秋葉原の教会で弦楽合奏。水戸の恩師を慕って集まった門下生を中心にするものだから、あまり余計な言葉はいらないかもしれない。二年前から指揮者なしでチャレンジしているのも、子どもの頃に培われた共通の言語のようなものが存在するからできることなのかもしれない。年のころは50歳代から18歳までが集まっているが、年代差を感じさせない雰囲気が私には嬉しく、心地よい。モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」はノン・ヴィブラートで、純粋な響きを追求し、次のバッハはごく少人数で、最後のドヴォルジャークのセレナーデは雄大に、朗々と。一歳になろうとしている娘が見ている前で演奏できるなんて、幸せなことだ。

 来年は東京に戻る予定だから、練習もたくさん出られるはず。いまから来年の演奏会が心待ちでたまらない。





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最終更新日  2006年07月14日 10時49分27秒
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