LYNNのいたずら毎日

LYNNのいたずら毎日

2007年06月18日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 今月上旬、友人が亡くなった。まだ30歳代前半だった。山形に行ってからは、メールと年賀状のやりとりになっていたが、それでもいつも彼女のことは、心のどこかで気に掛けていた。なぜなら、数年前に皮膚ガンをわずらっていたからだ。

 独身時代、机を並べて数年一緒の仕事をしたけれど、いつも明るかった。大きなほくろが悪性だとわかったとき、号泣していた姿が今でも忘れられない。それでも、外科手術で患部をとれば、もう大丈夫なの、と自分を励ますように言っていた。昨年の術後五年目の検診でリンパへの転移がわかり、療養するも肝臓に転移してしまったとか。同じ会社の友人から電話がかかってきて、亡くなった彼女の話を始めたとき、すぐわかった。私はもう、妹のように思っていた彼女と会うことは、叶わないのだと。

 彼女の告別式の日は、雨だった。時折激しく降る雨が、彼女の死を信じられないでいた私を打つように感じた。今でも信じられない。眠っているようだったという彼女の顔を、私は、まだ見ていないのだし、今後も見ることができないのだから。

 時折書き込みしてくれていた、こちらの掲示板のコメント。読むたびに、私はやはり、彼女に会うべきだったと強く強く後悔する。でも、きっとどこかで笑って見守ってくれているのだろう。改めて言いたい。ほんとうに、ありがとうね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年06月18日 21時43分09秒
コメント(1) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


ご冥福をお祈りします。  
♪ふえ♪ さん


ショックです。信じられません。
最後に会った時も笑顔だったのに。

心からご冥福をお祈りいたします。

(2007年06月19日 20時40分54秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: