今日は次男のレッスン日だったのですが
レッスンが始まる前に
8歳まで診察と訓練に通い続けた病院に行ってきました。
次男は6ヶ月でてんかん発作を起こし、それからは機能訓練と投薬の日々でした。
そのときにお世話になっていた訓練の先生方に会ってきました。
5年ぶりでした。
先生1「あれ!?ゆうき君!?」
先生2「え~!?ゆうき君!?うわあ~、すっかり、大きくなって!!
わからへんかった~」
先生1「あの時の落ち着きのなかったゆうき君が嘘みたいに落ち着いている!
じっとできひんかったもんなあ。
いつ飛び出すか、わからへんくらいやったのに。
ちゃんと止まってる!!」
と、喜んでいいのか悪いのか・・・
母「ウクライナに行くことが決まりました。」
先生1「え?ウクライナ!?」
母「はい、バレエでウクライナに来月行くことになりました。」
先生1「バレエ!?そういえば、やってたよねえ~。
からだはホントに柔らかかったもんなあ。
それにすごいジャンプ力やったし・・・」
先生2「ホンマにすごいなあ、ここからそんな子どもが出るなんて・・・」
(基本的には重度の障害を持った子どもたちの病院なんですから)
そうです。次男はここでからだをきちんと整えることをしてきました。
家でも1日20分の機能訓練を4回。
そりが強く(背筋が強く、腹筋が極端に弱い。
抱いてもそりが強くてしっかりと抱けない・・・。)、
腹筋がないことで、口が開いてしまい、
2歳までよだれが出て、ずっとよだれかけをしていました。
5歳でバレエを始めましたが、腹筋はなかなかつかず、
本当に落ち着きがなかったんです。
今では、考えられないけれど
じっくりと落ち着いていろんなことに取り組める。
読書が大好きで集中して読むことができるようになっている次男。
おそらく、ここに行ってなかったら
今の次男はありません。
毎週毎週、訓練に通った場所。
ここで、からだを整え、バレエで筋肉を鍛え・・・からだを作ってきました。
からだの機能が正常に働くことが脳の機能を開花させていくことを学びました。
とても小さなうちから適切な訓練を開始したことが
今、こうやっていい結果につながっているのだなあと思いました。
まだまだ乳児の頃、訓練を始めるととても泣いた次男・・・
今でも、あのときは親としても辛かった。
いつのまにか、泣かずにじっと訓練に耐えていた次男。
3歳まではからだの機能を正常にさせるための機能訓練を。
そして、それから8歳までは行動療法。
先生1「よく頑張ってきたよねえ。
ここで走り回ってた時のビデオがまだあるわ~。」
先生2「そうそう、毎回、ビデオ撮ってた。
ちょうど、ここの集団訓練が始まったときやったし、
その時の1期生やもん。」
先生2「頑張ってや!!ゆうきくんはここの期待の星や!
先生たち、楽しみにしてるしな!!必ず、また、いい姿を見せてな!!」
先生1「小さい時みたいにぎゅ~ってしたいわ~!!それくらいうれしい。
だから、しっかりやっておいでや!!」
そして、最後は先生方としっかりと握手をしてきました。
ありがたかったです。
次男のこと、こんなに大切に育てていただいたことに感謝です。
こうしてみると、
次男は、神様からいろんなポイントでたくさんのチャンスをいただきながら、
ここまで育ってきたなと感じるのです。
祐生の「祐」は神からの助けという意味があるんですよね。
次男がおなかにいるときに近くの稲荷山に上りきったところで
フラッシュした文字が「祐」でした。
この文字をこの子につけようと思ったのですが・・・
意味があったのだなと感じます。
もしかしたら、障害を持ったまま成長し、
てんかん発作のために機能が後退していたかもしれない次男なのに。
改めて感謝の気持ちでいっぱいになる母でした。
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