I歯科医院の高楊枝通信。

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重曹はみがき


前々からうちでもやってみようかな。。と思ってはいて、
材料を揃えてはいたのですが、発表がのびのびになっていました。

というのは、「重曹はみがき」で歯茎が痛くなるとか、浮腫になったとかいうクレームがたまにあるので、
うちでは、ま、飲食後の「重曹うがい」くらいにしておけば?と患者さんには指導していたからです。

でも、重曹は虫歯予防どころか虫歯を治す効果があり、
その静菌作用により歯垢付着の抑制、歯周病、口臭の緩和にも効果があるようですので、やってみない手はありません。

「重曹はみがき」のレシピはアロマ系のサイトにいろいろあって、材料の通販サイトもあります。
基本は重曹20gにグリセリン11g位を混和して、ちょうどよい粘稠度を得るというものです。
それにお好みでハーブを加える(アロマ的にはここが重要?)ようです。
また、研磨剤としてクレイ(粘土)、蜂蜜、塩を加えるというのもあります。

ここでは歯医者的にシンプルに、重曹とグリセリンにハッカ油を少々というので作ってみました。

これらの材料は局方扱いになっていて全部薬局でそろいます。
また、注意点はプラステックの容器では保存しないようにというのがありました。容器にヒビが入るそうですが、未確認です。

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使ってみると、グリセリンのおかげでさほど塩辛くなく、粘膜への刺激も少なそうです。
クールミントの爽やかさもあって、よさそうですね。
あとは、歯磨きチューブなどに入れるなど、使いやすさの追求でしょうか?

まあ、安いし、フッ素とか合成洗剤とか抗菌剤とか危ないものは入っていないので、安心です。
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