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母も手作りしてみましたよ! マカ坊の好きな「どせいさん」チョット和んでくれました(笑) マカ坊が6年生になってからもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。近頃の1週間って…終わってみればあっという間なのに、それでいて途方も無く長い気もする。妙な時間感覚の中に漂っているみたい。今の自分は、もう1週間前の自分とは大きく違っています…マカ坊は本当に忙しくなりました。特に春期講習を越えてからは、日付が変わるまで勉強勉強の毎日。休日は全く無く、友達とも放課後ほとんど遊べていません。それでも、まだまだこなせていないプリントや問題が山積みなんです…正直、中学受験を決意した時には、こんな生活が待っているとは夢にも思っていませんでした。本当にこの選択は正しいのだろうか…毎日の様に自問自答しています。何処にも答えはないのですけれどね。もしも答えがあるとすれば…マカ坊自身の中に答えはあるのかな。思えばいつでもどんな時も、彼は自分の中に自分だけの精巧な方位磁針を持っている子でした。他の子よりも幼く見え、言葉で上手く自己表現できる子では決してないけれど…誰よりも鋭く、周りの状況や人間の本質を見抜く力を持った子でした。これからもう暫く、彼があと少し大きくなるまで、私はそのコンパスがどのように振れているのか、それだけは注意深くみておかなくては、と思っています。子どものコンパスが直向きに一点を指している以上、例え親の心中では疑問を抱えていようとも、精一杯応援してやりたい……ただ、コンパスの動きにほんのわずかの異変でも感じられた時は、舵の向く方向が本当に正しいかどうか、真剣に考え直す手伝いをしてやりたいのです。何も考えずにふらっと進学塾へ子どもを通わせるようになって丸2年。右も左も判らずに、ただただ子どもを応援してきて、色んな事を色んな側面から考える機会を得られました。様々な出会いもありました。それらを通じて自分が至った場所とは結局、、ぐるっと廻りまわって、スタート地点に非常に近いところだったような気がします。こんなに勉強してきた(させてきた?)というのに、現在、中学受験というものに対して、可笑しな程ニュートラルな気持ちになっています。沢山の出会いと、感動と、そして幻滅…全てのお陰、なのかも。「最高の環境」とは、他を探し回って求めたり、他から与えられる物だけでは決して無い…そんな気がしてきたのです。「約束の地」を人は追い求めるものですが、マカ坊は既に自分の中に理想郷を持っていて、それは何処の誰からも取り上げられないし、変えられもしないのではないかと。本っ当~に頑固なのでね。。。何処にいても彼が彼らしくいられる限りは大丈夫。そんな風に確信できるようになってきました。逆に「マカ坊らしさ」を否定されたり、認めてもらえない環境には、彼を置いてやりたくない。親の力が及ぶ可能な限り。それだけは、強く強く意識しています。出会いといえば…マカ坊は今年も昨年と同じ、担任の先生に見ていただけることになりました。覚えておられるでしょうか…マカ坊が給食を溢した時、クラスの子ども達の様子に感動して我が家に電話を下さった先生です。6年最初の保護者会で、次のようなお話をしてくださいました。「お母様方、日本で一番高い山はご存知ですか?そう、富士山ですよね。それでは、二番目に高い山はご存知ですか…?…誰もご存じないですか。実は『北岳』という山なんです。みなさん、一番高い山、一番強いもの、一番大きなものには目が行くんですよね。一番有名な野球選手だとか。でも、2番目より下には何の価値もないのかというと、そんなことは決してないんです。勿論、頂点を目指すのは素晴らしいことです。子ども達みんなに、それぞれの一番をめざして頑張って欲しい。ただ、『高い』『大きい』だけが絶対の価値ではない事を知って欲しいんです。一番綺麗な山。一番透明な湖。いろんな『一番』があって、みんなが自分の『一番』に誇りを持ち、お互いの『一番』を認め合える。そんなクラスにしたいと思っています。1年間、よろしくお願いします!」尊敬でき、信頼できる「先生」に出会えること。何よりも嬉しい人生の贈り物だね。マカ坊にとって小学生活の締めくくりが最高の1年間になるよう。母も精一杯応援するよ!
2007.04.19
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