love&peace♪マチオの脱力生活日記!

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2004/09/01
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カテゴリ: こわれ者の祭典
 “こわれ者の祭典”行ってきましたw

 こわれ者の祭典に参加する前に、同日16:20からのKaccoさんのHPの新潟市でのオフ会に友人ふたりとともに出席。出席者はオレら3名と他に5名の計8名で、特別な自己紹介も無く、まったりと自然な雰囲気でおしゃべりした。
 皆さん穏やかで人当たりの良い人ばかり。遠く埼玉から来たI子さんは、この前のアート展でお会いしたときよりもくつろいで楽しんでいるように見受けられた。ネットでのお知り合いのいる場だから、ということもあったのだろう。せっかくはるばる新潟まで来たのだから、存分に楽しんでいってほしいと思った。引きこもりの女性、Aさん。オレが『(引きこもりの期間は)通算3,4年くらいかなぁ?』と言ったところ、『勝った!わたしは5年だもん』とのこと。・・・負けた(笑)。こんなふうに、問題行動を恥じるのではなく、自慢して張り合うような空気も、“こわれ者の祭典”の活動とその精神がもたらしたものなのだろう。Aさんの笑顔を、とてもうれしく感じた瞬間だった。
 AさんとI子さんには、この前におぼえた手品を披露。ウケたので、うれしかった。うはは。
 どの参加者の人とも、初めてお会いしたとは思えないほど打ち解けて話せたことがうれしかった。傷のなめあい・・・?でも、いいじゃない。そうやって癒しあうことで、力を分かち合うことができるならさ。皆さんのおかげで、とても楽しい時間を過ごすことができたことに感謝したい。

 18:30開場。最前列の一番良い席に陣取る。おかげで迫力満点のパフォーマンスを体験することができた。

 引きこもり・アルコール依存症自慢の月乃 光司さんと、強迫行為自慢のアイコさんのコラボのパフォーマンス。アイコさんの自作の詩を、ピアノ伴奏に合わせてふたりで歌っていました。・・・まさに、美女と野獣(笑)。アイコさんの美しい歌声と、詩にこめられた正直でまっすぐなせつない気持ちに大きく心を動かされました。月乃さんには申し訳ないけど、アイコさんの歌だけを聴きたかった(笑)。とてもよかったです。

 月乃氏の“生きていれば大丈夫”のメッセージには心から同感です。何故、生きていれば大丈夫なのか?オレなりに考えるに、生きてさえいればその人の可能性は失われることがないからだと思う。失敗して、立ち止まっても、後ろ向きでも、いつかまた歩き出す日がきっと来る。そのために命をただ明日へ繋いでいくことの尊さを訴えていたのではないかと感じた。

 オレに“こわれ者の祭典”の存在を教えて誘ってくれた、木原大吾さんと彼の後輩の周佐則雄さんの脳性まひブラザーズ。木原氏は自作の詩を音楽にあわせて朗読した。今回はド派手な衣装が印象的。木原さんのメッセージからオレが強く感じたのは、憐憫の情がときに人をひどく苦しめ得るということだ。哀れみって、自分が優位に立っているという意識がないと起きないものではないだろうか?障害がある、精神疾患その他の問題を抱えているというそのことだけに目を向けて、その人自身の在り様を知ろうとすること無く不幸だと決めつけて哀れむことは、蔑むことと同義ではないかと感じる。それに抵抗し、打破していこうという姿勢は、ノイローゼ自慢の木林おずさんの歌、“福祉テロリスト”の中にも強く感じた。劣った者として特別視されること。誰もがそんなことを望まないのに、障害を持つ者や問題を抱える者に対しては安易にそれが許されている。そのことに対する憤りは、オレも常々感じている。自らを“スケベ大王”と自認する木原氏には、強い共感をおぼえる。障害者とか、引きこもりという前に、誰もがあたりまえのひとりの人間なんだ。抱えている問題は、その人の一部分でしかないのに、そこだけを見て判断される。知ろうとすることを、拒否されて、判りやすい問題の部分だけで判断されて、自分の在り様を知ろうとされなければ人は傷つく。そういう経験をオレは多くしてきたから。


 摂食障害・引きこもり自慢のKaccoさん。この日は白黒のふりふりレースのついた、ゴスロリ系のメイド風ドレスのいでたち。あれで彼は男性です。自分の望む姿が、自然体の自分なのだという気持ちのあらわれですよね。とても素敵だと感じます。Kaccoさんは、引きこもっていたころの葛藤の様子を、自らの心の内の天使と悪魔になぞらえて、詩の朗読をしていた。自分へのダメ出し(あるいは叱咤激励)と、自分を支えるために自らを励まし、いたわる気持ち。せめぎあいの中で、自分の無力さにいやおうなく向き合わされ、それでも生きていた自分自身の引きこもっていたころを思い返して、深い共感を覚えた。今現在引きこもっている人たちも多く会場に来ていたのではないかと思う。そういう人たちにとって、福音となる内容だったと感じた。劣っていると感じる面において“自分が特別じゃない”という感覚が、ひとりでも多くの人の心を軽くできたらいいよね。そういう面でとても意義深いパフォーマンスでした。

 公演が終わったあと、それぞれのこわれ者メンバーの方たちと言葉を交わさせていただいた。与えてもらったパワーに対しての、感謝の気持ちを伝えたくて。皆さん穏やかで、やさしい雰囲気の持ち主ばかり。それにしてもアイコさん、かわいかったなぁw

 この日記を読んで、少しでも多くの人たちが関心を持ってくれたらいいと思う。・・・余談ですが、この日はフジTVが取材に来ていました。またもやインタビューを受けたけど、新潟では放送されないのだとのこと。残念っ!(ジャジャン←ギターの音:笑)。ちなみにスーパーJチャンネルだそうです。

 その後も、オフ会メンバーで食事をしながら談笑。さらに交流を深め、新潟市から帰ってきたあとも、友人HとT・Yさんとで朝の5時まで語り合った(オイ)。・・・そんな、興奮冷めやらぬ長い、ながーいいち日だったなぁ。

 表現者としての活動の原点である、自身を明らかにしていくよろこびに目を向けようと思わされた。これがこの日の最大の収穫だろう。実り多き出会いに、感謝の気持ちを忘れずにいようと思う。





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Last updated  2004/09/03 05:10:28 PM
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