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2012.01.30
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 石狩振興局農務課です。

 私たちが食べているものには、人の手がいっぱい加わって、長い時間をかけて作られているものがたくさんあります。普段食べているものがどのようにできているのか実際に自分で作ってみる「手づくりとうふ体験」と出来たて豆腐とパワーアップ食材を使った「料理教室」を開催しました。

◇ 日 時 平成24年1月18日(水) 10:00~14:00
◇ 場 所 サッポロさとらんどセンター(札幌市東区丘珠町584番地2)
◇ 講 師 豆腐づくり:サッポロさとらんどセンター職員
                 料理教室:範國有紀さん(ごはんソムリエ/フードコーディネーター/栄養士)

<手づくり豆腐の作り方>
□ 材料 2丁分
   大豆 300g                                           
       水(大豆をつけておく)  1200cc(A)
         (ミキサーをすすぐ)   200cc(B)
          (鍋に沸かしておく)    1200cc(C)
       にがり(ぬるま湯に溶く)     50cc


写真1.jpg
豆腐づくりに使用する道具

□ 作り方  
1. 大豆をよく洗い、一晩水(A)につけておきます。この日は、青大豆を使用しました。
2. 一晩水につけておいた大豆をつけ汁ごと、3回にわけてミキサーにかけます
   (1回1分ぐらい)。どんどん大豆がどろどろとした「生呉(なまご)」になっていきます。
  最後に水(B)を入れ、ミキサーにかけて、その水も加えます。

写真2.jpg写真3.jpg写真4.jpg


3. 水(C)を沸騰させておき、それに生呉を加え、こげつかないようにしながら一度沸騰させます。
  するとふわ~と表面が持ち上がります。その後、火を弱めてからさらに5分ほど煮ます。  

写真5.jpg写真6.jpg写真7.jpg


4. 呉汁を袋状のふきんをセットした「しぼり器」に入れ、上から力を加えて搾り、豆乳とおからにわけます。

写真8.jpg写真9.jpg写真10.jpg


5. 搾った豆乳を鍋に戻し、温度計を入れながら火にかけます。78℃になったら、火を止めます。
   50ccのぬるま湯ににがりを入れ、にがりを溶き、木べらで静かに全体を回しながら、にがりを入れ、蓋をして15分待ちます。 

写真11.jpg写真12.jpg写真13.jpg


6. 15分たったら蓋をあけ、透明な上澄みがでて鍋を軽く揺らして固まっていたら、お玉ですくい型に入れます。

写真14.jpg写真16.jpg


7. 落とし蓋を置いた上におもしをのせて、10分ぐらいおきます。おもしをとり、蓋をとり、水の中にひっくりかえして、そっと布をはがすと豆の風味と甘みのある豆腐の出来上がり。

写真17.jpg写真18.jpg木型がない場合には、ざるにふきんを敷いて固めれば「ざる豆腐」ができます。




  さて、出来上がった豆腐を使って「石狩スペシャル肉豆腐」を作ります。この日に使用した食材は、いしかりのこだわり食材です。深いうまみと柔らかな肉質を持つと評判のプロも認めた「望来豚(モーライトン」。石狩市厚田区嶺泊にあるノース・ベスト・ファームで飼育された豚です。

 自分で作った豆腐に望来豚、寒締めほうれん草、長ねぎ、にんじんと石狩産の農畜産物がたっぷり詰まった「石狩スペシャル肉豆腐」が完成です。豆腐と豚肉はとても相性が良く、疲労回復、美肌効果、骨や歯の補強、ストレスの緩和などにつながります。

写真19.jpg写真20.jpg写真21.jpg


 豆腐づくりの際のおからも上手に料理するアイデアレシピもご紹介しました。おからをフライパンで乾煎りし、白ごま、黒ごま、青のり、かつお節を加え、全体に色づいてきたら、調味料を加え、全体に味がなじんだら「おからふりかけ」の出来上がりです。このほか、お味噌汁に入れると、とろみづけにもなります。

写真22.jpg写真23.jpg写真24.jpg

tohfushiryouura2.jpg



 皆さんも「いつも買っている食べもの」を自分で作ってみませんか。

札幌市東区丘珠町にある札幌市農業交流体験施設「サッポロさとらんど」で手づくり体験ができます。豆腐づくりのほか、バター、ソーセージ、そば打ちなどのメニューがあります。

札幌市農業交流体験施設 「サッポロさとらんど」
 住所:札幌市東区丘珠町584番地2 電話番号:011-787-0223
www.satoland.com






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最終更新日  2012.01.30 18:58:02

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