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北方領土対策根室地域本部北方領土対策室からのお知らせです。
6月28日(金)から7月1日(月)の日程で、 第3回自由訪問
が実施されました。
~自由訪問とは~
元島民とその家族による北方領土への渡航が、最大限に簡素化された手続きによってできる取組であり、いわゆる 「ふるさと訪問」
をすることができる事業です。この自由訪問は、平成11年から国の補助を受けて、元島民の団体である公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟が実施しています。
今年度第3回目となる今回の自由訪問では、51名が国後島の ブニ、オタトミ、古丹消(こたんけし)、ハッチャス を訪問しました。 国後島は面積1,499平方キロメートル、長さ123キロメートルの細長い島で、沖縄本島より大きく、日本では 本土4島を除いて2番目に大きい島 です。また、終戦当時は1,327世帯、7,364名の日本人が住んでいました。今回訪問したブニ、オタトミ、古丹消、ハッチャスはオホーツク海側に面しており、知床・羅臼町に近い地域にあたります。
※Yahoo Japan 地図から引用 目印は訪問地のひとつであるブニ。
○中央にある島が国後島です。こんなに近いって知ってましたか
●6月28日(金)
天候にも恵まれ、出発式を終えた団員の皆さんは、四島交流等使用船舶「えとぴりか」に乗りこみ、午前9時に根室港を出港しました。
出港後、団員の皆さんは国後島古釜布(ふるかまっぷ)沖で入域手続きを行い、最初の訪問地である国後島のブニ沖に向けて出発しました。午後7時30分に目的地に到着し、この日はそのまま船に泊まって、翌朝からの上陸に備えました。
○出発式で挨拶をする野口団長
●6月29日(土)
午前中に国後島ブニに上陸した団員の皆さんは、慰霊祭を行いました。
ブニ墓地周辺は、草に覆われた手つかずの状態で、しかも墓標は高い小山の上にあるため、歩いて行くのはとても大変です
そこで、小山の下で慰霊祭を行いました。
慰霊祭が終わると、 ブニ浜を散策する班
と えとぴりか2で材木岩沖を海から視察する班
の2班に分かれ、それぞれ終了時間まで視察を行いました。
※えとぴりか2とは、えとぴりか本船に積まれた小型船です
視察が終わり、ブニからえとぴりかへ戻る際に、団員全員で材木岩沖に寄ることができました。船の上から間近に見える「材木岩」や「おばけ岩」、「屏風岩」などに、皆さんはとても満足している様子でした


○右の写真が おばけ岩
です。 よ~く見ると人の顔に見えませんか…
えとぴりかに一旦戻った団員の皆さんは、午後からオタトミ浜に上陸しました。浜で慰霊祭を行った後、1時間ほど浜を自由に散策して、この日を終えました

●6月30日(日)
早朝から古丹消に上陸した団員の皆さんは、すぐに慰霊祭を行い、その後、2班に分かれて散策をしました。散策途中に 温泉
があったので、砂を掘って足湯を作り、ゆっくりと休憩をしている団員の方もいました。
元島民の団員の方からは、「昔に比べて、浜辺がどんどん浸食されている。幼少の頃の思い出が浜辺と共に削られていくようだ。」などと複雑な思いが語られました。
視察を終えて一旦えとぴりかに戻った団員の皆さんは、午後から、今回最後の訪問地であるハッチャス浜に上陸しました
ここで団員の皆さんは、ハッチャス墓地に向かって黙祷を捧げ、その後、海岸沿いを散策しました。
砂浜は黒く、それを見た元島民の3世の方は、「このような環境は今まで見たことがない。」などと大変驚いていました。
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団員のみなさま、そして関係者のみなさま、大変お疲れ様でした。
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