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友人から「大岩山まで、そうめん食べに行きませんか?」と誘われ、喜んでホイホイとお供してまいりました上市町大岩にあるドライブイン金龍の“そうめん”です。何とまぁ、きれいに盛り付けられてるじゃありませんか程よいコシと、爽やかな喉ごし、ふんわり甘いけど濃すぎない出汁が美味しかったです人気のお店なのですね。着くまでの道中は寂しい感じでしたが、お店の中は混んでました。ぶっちゃっけ、3分ぐらいで食べ終わりまして、これにて当初の目的は完全に達成されたのですが…。これで帰ってしまってはあまりにもつまらないので、すぐ上にある日石寺に寄ろうということに。この坂、本当に百段あるのかな…最後の段を昇って、日石寺に到着。僕が数えた限りでは、195段ありました正面の本堂の中に不動明王像が奉られています。一つの大きな凝灰岩に、5体の像が彫られているのですね。不動明王像は3.2m。圧倒的な力強さを感じました。写真は撮ってませんよ。罰が当たりそうですから…六本瀧。ちゃんと申し込めば、打たせてもらえるそうです。この日は申し込まずに帰りました。当たり前か少し下ると、ここにも瀧が…。「富山県内涼しい処選出場所」って、他にはどこがあるんだろうでも確かに、ここだけ他の場所より3~4度は涼しかったかも下界は良い景色ですな~写真では伝わりにくいけど…これまで何度かニュースなどで読んだことはありましたが、実際に行くのは初めてだった日石寺。心が穏やかに洗われるような気がしたので、また来ようと思いますせっかくなので、もう少し足を延ばしてみることにしました。といっても、僕は友人の車に乗せてもらっていただけですが…続いて訪れたのは眼目山立山寺。ここも僕は初めて。ちなみに、立山寺は「りゅうせんじ」と読みます。「哲学の道」って、どこかで聞いたことあるような…。ていうか、京都総門まで続く栂(トガ)並木の参道は300mあります。かつては5Kmもあったそうですゆらゆらと歩きながら、立山寺の総門に到着。なんか雰囲気がありますね。本堂に中に入ると、自動的にテープが流れて、寺の由来や、見どころ、ありがたいお話などが聞けます。本堂の奥の山に大山観音という大きな観音様があるそうなので、そこまでは車で行ってみよう(だんだん体力がなくなっていた…)ということになったのですが、途中で道に迷ってしまい断念坐禅石も見なかったので、合わせて次のお楽しみにしておきます。富山に住んで18年ですが、まだまだ知らない場所がたくさんあります。時間はあるんだから、ぶらぶら探訪してみるのも良いですね
2008年07月29日
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※昨夜書いたものから減筆(そんな言葉はないか?)しました…仕事を終えて自宅に戻り、しばらくボ~~~としてたのですが、突然、何か映画を観たいなと思い立ちまして…。『秒速5センチメートル』(上映中:シアター大都会)で、観てきたのがコレ。短編3話で長編(といっても63分ですが…)1話になっています。マジで良かったです。『ストロベリーショートケイクス』で女性のリアルな生態を感じたばかりですが、この映画にはまた別のリアルがあって、リアルっていろいろあるのですね…。◆第1話『桜花抄』貴樹は明里に会うために、東京から栃木へ向かいます。中学1年生にとっては大旅行。年齢的背景か、時代的なリアルさか、2人は携帯を持っていません。これが良いんです。思わず携帯捨てたくなります(笑)。上手く書けませんが、知った後で解る「知りたくなかった恋の現実」は、いつか必ず知ることになり、その学習が次に繋がるとは限らない恋の不思議…。そんなことを感じずにはいられない作品でした。僕は40歳になっても、同じような恋をしているのです。といっても、あんな経験はしたことありませんが…。中学生が夜遅くまで…、ここまで独りで…なんて言いだすと、下らない倫理観が映画の余韻を壊してしまいます。いいんですよ。恋すること自体が冒険なんだから。 ◆第2話『コスモナウト』同じ種子島コーヒー(凄く気になる…)を飲んでいても、飲む人によって甘さや苦さ(紙パックのコーヒーに苦味はほとんどないけれど…)が違うんでしょうね。頭の中にオフコースが流れてきます(映画では流れてないけど…)。高校3年生になった貴樹は携帯を持ってました…。打ち上がったロケットから出る飛行機(ロケット?)雲の画がとても印象的でした。この映画はあらゆる景色が本物以上にリアルで、それは各地で取材をしたからだそうです。でも、登場人物の恋心もリアルなのです。 ◆第3話『秒速5センチメートル』山崎まさよしさんの『One more time,One more chance』の歌詞と上手くシンクロされていて、第1話と第2話を観た上での第3話は、本物のプロモーションビデオよりも曲にはまったプロモと言えそうです。終わった恋を大人の階段にできるのは、男性より女性の方が多いんじゃないかな…なんて、言ってる自分が恥ずかしい…。どこにもH2Oは流れてませんよ。僕はもともと「映画は独りで観る派」です(っていうか、何でも独りのことが多いのだけど…)が、この映画は特に独りで観て良かったなと思いました。よほど映画が好きで、感性が近くて、僕のわがままな愛し方を許してくれる人とでないと、この映画を共にすることは出来ないような気がしました。でも、そんな人いませんから…。
2007年05月19日
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『ゴモラ』(3/3~16:フォルツァ総曲輪)公式サイト:http://www.eiganokuni.com/gomorra/イタリア南部ナポリを本拠にかつてのマフィアをはるかに凌駕する権力と経済力を持ち、ドラッグの売買、産業廃棄物の不法処理、オートクチュール・ファッションの製造、海外不動産への投資など利潤追求を至上とする犯罪組織「カモッラ」の暗部をセンセーショナルに暴いた超重量級社会派エンタテイメント!《感想》「ゴモラ」って聞くと、僕は『ウルトラマン』に出てくる怪獣が浮かんできます。その怪獣の命名が本作のタイトルと同じところから来ているのかは不明です。本作は、凶悪な犯罪が渦巻くナポリを、旧約聖書のエピソードで有名な、神の怒りにふれて焼かれた悪徳の街ゴモラになぞらえているそうです。敢えて言うなら、この街そのものが怪獣みたいなものです。大きく分けて5つの物語で構成されています。そのことを知らずに観たので、序盤では頭が少し混乱しましたが、それは観ているうちに分かるので、すぐに集中することができました。物語はフィクションですが、ほぼ実態に基づいているとのことです。確かに、僕が知らないだけで、こういうことは現実にありそうです。いや~、怖いですよ~。“甘ちゃん”の僕には生きていけない世界です。こういう組織って、入った時点で文字通り「命がけ」な部分があって、組織の中で生き続けても、抜けることになっても、身の危険はつきまとう訳です。少し距離を置いて・・・と、自分では思っていても、そうは思い通りにはいきません。もともとは堅気だったのに、知らない間に巻き込まれて・・・ということもあります。ただ、映画の中でずっと“死”の緊張感が続いているということはなかったです。それは、この世界がこの街に当たり前のように根付いているからかもしれません。そこがまた、怖いところでもあります。まぁ、本当は日本だって同じなのかも・・・。また、組織としては大きな金が動くんだけど、当然のことながら、関わっている全ての人が裕福なわけでもなく・・・。ていうか、ほとんどの奴らが、全然、幸せでもなんでもないんですよ。そして、たとえ、この世界から抜け出せたとしても・・・。いわゆる「若いチンピラ2人」の話がありまして、これがまぁ、なんでそんなに破滅に向かいたいんだ?と聞きたくなるような生き方。彼らにはやり直すチャンスが転がっていたように思うのですが・・・。ちょっと書いちゃいますけど、この2人の殺され方は現実的やな~と思いました。こうやって殺されていく奴らはいっぱいいるんだろうな・・・。仕立て屋の話がありまして、彼が仕立てていた華やかな衣装の行き着く先は・・・。つまり、あの街だけの話じゃないってことなんですね。今日もどこか、そして、それは世界の表舞台でも・・・ってことなんですよね。いきつくところ、金の力と怖さ(恐ろしさ)を感じずにはいられないなぁ。キャスティングも映像の雰囲気も、大衆娯楽作品には程遠い映画ですが、こういう世界にどっぷり浸りたい映画ファンは、富山にも少なくないのではないでしょうか。そうそう、上映しているフォルツァ総曲輪では、『世界で一番◎◎な芸人たちのお笑いライブ』の前売券を・・・って、さすがにしつこいか?(汗)
2012年03月08日
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