体験記～出産
真冬なのに天気がよく、ぽかぽかとした昼下がり、ついソファーでウトウト寝ていると
突然 激痛！！！ で目が覚める
息もできないほどの腹部の痛み ・・・あかちゃん生きてて・・・お願い・・・
その瞬間 破水
痛みが落ち着いた時、すぐトイレに行って対処する
病院へ電話 落ち着いて話をすることができた
・・・色々勉強していて良かったぁ・・・
病院へ行き その場で入院
検査の結果 あかちゃんは元気♪ ・・・よかったぁ・・・
＋＋＋＋＋＋＋入院＋＋＋＋＋＋＋
自然に陣痛が始まる
入院１日目 夜：陣痛のリズムがだんだんついてきた 初めての入院 心細かった
・・・あの激痛はなんだったんだろう
陣痛がもっともっときますように
明日にはあかちゃんと会えるかなぁ・・・
入院２日目 朝：陣痛が遠のく
昼：陣痛がもっと遠のく
実家の母が新幹線に乗って駆けつけてくれた
「陣痛が強くなったら、腰さすってあげるからね。がんばりなさい。」 励ましてくれるが。。。
入院３日目 朝：微弱陣痛のため 促進剤を服用
朝７時～１時間おきに６回、ひと粒ずつ陣痛促進剤を服用
・・・ひと粒ひと粒、陣痛が強まります様にと祈りながら・・・
昼：陣痛が３～４分間隔
子宮口が開かない（３～４ｃｍ）
検診－あかちゃんは元気 羊水も残っているが、破水時の炎症が心配と 血液検査をする
・・・夫に電話で連絡「夕方まで陣痛の様子をみよう」だって・・・
夕：血液検査の結果 炎症反応の数値が通常の ２０倍
あかちゃんが危険！ すぐに手術を
・・・あかちゃんを助けてあげて下さい
手術が怖いとか、なかった
ただ、ただ、会いたいって思った・・・
＋＋＋＋＋＋＋手術＋＋＋＋＋＋＋
医師「同意書にサインを」
母 ただ泣くばかりで、立ち尽くす
・・・夫に 手術いってきます って連絡しなきゃ・・・
夫に電話一本もかけることができない状態で、血液検査の結果を伝えに来た医師に連れられ
そのまま手術のため検査をする
検査終了
すぐ 手術台へ ・・・まさに緊急手術 時間がないって感じがする・・・
背中からカテーテルをいれ麻酔をする
下半身だけの麻酔なので、意識もあるし産声も聞こえるから と説明を受ける
麻酔が効いているか 確認後
手術開始
切開 「おおぉ～」
医師、看護士たちの声が聞こえてくる
「おおきいぃ」「大きいですね」
医師「何週？」
婦長「４０週２日です。」
医師「ふぅ～～ん」困惑した感じ
・・・２２週以降、大きいって何度か言われた
でも私は小柄だし、体重も ５ｋｇしか増えてないから
エコーの誤差だろう ということだった
誤差じゃなかったんだ（笑）・・・
婦長「あかちゃん出ますからね。お腹少し押しますよ。」
私 「はい」
その瞬間
部屋中響く産声 ・・・すごくダイナミックで元気な声に ひと安心・・・
その後のことは覚えていない
麻酔を追加したのか、ここ数日の緊張と寝不足によるものか、わからないが眠っていたらしい
名前を呼ばれて、目が覚めた
あかちゃんを抱いた看護士が
｢女の子ですよ」
あかちゃんの顔を見た途端
感動して声にならず、涙が出るだけだった
あかちゃんと目が合う 小さな手をさわる
半開きの目をしながら、しっかりと私を見てくれたって思った
・・・うわあぁぁ よかった ほんとよかったぁ 生まれてきてくれて ありがとう・・・
＋＋＋＋＋＋＋病室＋＋＋＋＋＋＋
病室へ移動
夫が泣きながら
「よかった ほんとよくがんばったね 産んでくれてありがとう」
頭をなでてくれた
私が検査＋手術中、母は夫に連絡
麻酔は全身？局所？ 所要時間は？など夫の質問に母は何も答えられずオドオド
・・・もう心配で心配で、何も様子がわからなかったから 夫と母・・・
あかちゃんはすぐ手術室から出て、新生児室へ運ばれた
その後すぐ私が出てくるものだと思っていたが、全然出てこないので何かあったのかと心配だったらしい
・・・寝てたの（笑）・・・
その後は、夫も母も新生児室と病室を行ったり来たり
「今寝てるよ」「泣いてたよ」その度に報告してくれる
・・・私も早くあかちゃんに会いたい・・・
昼の検査であかちゃんの無事が確認された時
「分娩方法はどうなるかはわからないけど、今日生まれるのは確実だから新聞買って来てね」
と夫に電話でお願いしていた
夫「キオスクで新聞買って来たよ
キヨスクでビニール袋に入れてもらったのは初めてだなぁ」（笑）
白いビニール袋に新聞紙がたくさん入っている
キヨスクに売っている今日の新聞を全種類買ってきた！
・・・早速、父バカぶりを発揮してる・・・
手術の後は全身が凍るように寒い
このまま寒さで死んでしまうんじゃないかって思うほど
しばらくすると 汗ばむくらい暑い
麻酔が切れると足首から順番に動くようになると説明を聞き
・・・麻酔が切れるまでに とにかく寝てしまおう・・・
夫と母におやすみを言って眠る
早朝 腹部の痛みで目が覚めるまで
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