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2006年11月09日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のS陽新聞の「読者のページ」に

雨の中で泣いている女の子のイラストで、
制服の袖で涙を抑えようとしても
心の中に降っているかのような雨の中で
体中ずぶぬれになっている。

今もどこかでこんな風に
一人で泣いている子がいる。
小さくて、やわらかい心が

誰も信じられなくて、
誰かに助けてもらいたくて
自分を大切に思って欲しくて・・・

そのイラストを見ていると
あまりにもかわいそうでかわいそうで
すぐにでも行って抱きしめてあげたいと思った。

イラストの女の子は制服を着ている。
そう、子どもたちにとっては
学校は世界のすべてに等しい場所だ。
いじめられて辛いのなら学校を休めばいいのにとか
学校を変わればいいのにとか、簡単に言うけれど

自分のいる世界がどんなにひどくても
それが自分の居場所。
外にどんなにすばらしい世界があっても
それは自分の場所ではない。

きっとそんな風に思って

そんなの悲しすぎる。
まだまだ小さいから、
世界を変える力もなくて
そこから逃げ出す方法も見つけられない。

大人が助けてやらなくて
だれが助けることができるだろう。
どうして子どもたちは大人に助けを求められないのだろう
そんなに私たちは頼りないのだろうか?
大人たちだって、子どもを助けられない無力さを
悲しんでいるのに。

たしかに昔からいじめはあったし
どんなに対策を練っても
これからも無くなる事はないだろう。
それに、いじめられた経験をもつ人は
そこから「人を思いやる心」を勉強できる。
いじめる方は、そうと自覚せずにやっていることが多くて
「気づかないうちに人を傷つけているかもしれない」
という謙虚さも
傷ついたことのある人でなければわかるまい。

だけど、取り返しのつかなくなるほど、
死を選んでしまうほどのいじめだけは
どうしたって防がなくてはならない。
もっと子どもと話をして
信頼してもらえるような大人にならなければ。
大人だっていじめられることはある。
傷つくのは大人も子どもも同じなのだ。
同じように苦しむことがあるのだと
子どもにもわかってもらいたい。

一人ひとりの力は小さくても
ほんの少しでも世界をかえていこうと
一緒に泣いて一緒に考えて
かっこわるくても、生きていこうと
それだけは言わなくては。


泣いている女の子の絵のそばには
こんなコメントが書いてある。
「何もかもひとりでかかえこまなくてええよ。
力をぬいて生きていこ。命を大切に。」

このイラストを描いた子もきっと
こんな風に泣いたことがあるんだ。
この子はイラストを描くことで
客観的に自分を見ることができる。
そして自分自身へのメッセージを
イラストに描いているのだ。

なにかひとつでもいい。
子どもたちにはこんな風に
自分を表現できる方法を見つけてもらいたい。
誰にも言えず、誰にも気づいてもらえない
そんな悲しい心を
どうにかして外に現してほしい。

小さな命が
小さな心が
風に吹き消されないように
そっと手で包んで
大事に育てていかなければ







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最終更新日  2006年11月09日 22時53分37秒
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