絵本の読み聞かせをしている人が、五年生を対象として「百万回生きた猫」を
読むべきかどうかで、悩んでいました。 理 解できるか、どうか、ということです。
内容を忘れた、と言ったら読んであげようか、と子供たちに聞かせるのと
同じように、肩のあたりに本の位置を保ち、見開きにして、
ゆっくりと上手に読んでくれました。
子供にかえったような穏やかな気持ちで聞きました。
つきつめれば、大人にとっても難しい内容です。
難しいけれど、何か心に残るから、増刷され続けているのです。
五年生、今は分らなくても、この時期に聞いておいて、再び自分の意思で
読んだとき、今聞いたことが下地になるのではないかしら。
ぜひ読んであげて、とすすめました。
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