静かな時が流れる｢風の庭」

ローズヒップ。　薔薇の実のことです。

ローズヒップティに使われているのは、ドッグローズという野バラの実だそうですが、

普通の薔薇の実ででも、ジャムやティに加工できるそうです。

微量ながら毒性もある、とのことなので、そうとう丁寧に、

皮を取りはずしたり、綿毛を取ったりの下処理が必要なようです。

そんなに沢山のローズヒップが出来るわけではないので、

私はもっぱら、他のバラの蕾や、ススキといっしょにドライフラワーにします。

去年のネコヤナギ、ルドベキア、紫陽花、といっしょに飾りましょう。

ネコヤナギなんて、一年経っても、まるで変化していませんよ。

ドライフラワーに最適ですね。

こっちは本箱の上のドライフラワー。

アメジストセージ、ベルガモット、ラベンダー、ミニバラなどなど。

作っては、古いのを外し、新しいのを足していきます。

何年も色あせないのもあり、ドライフラワーは大好きです。

友人と、庭で菊を見ながらおしゃべり。

もうすぐ年末が来るね、と話していたら、

「先日ね、姉が来て二日間泊まっていったのよ。

その姉に手伝ってもらって、家中の障子を張り替えたのよ」　と言います。

障子16枚、欄間4枚ですって。

うえ～、すごい！　一人じゃ出来ないね。

ちょうど雨の日に、庭に障子を出して湿らせたら、

具合よくはがれて、二人であっちとこっちを引っ張ったりして、

すべて順調にできて、とてもいい気持ち、といいます。

いいなあ、羨ましい！　と言ったら、やるなら手伝うよ、と言ってくれます。

が、今年は、まあ我慢できる程度かなあ、とすでにやらない方向の私です。

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