ひとまず腹を満たし無数のテントの中からなんとかわれわれのテントを探り当てついに到着。時間は12時を回っている。しばらくすると残りのメンバーが到着し、寝るかということになったが、なにせすさまじい角度である。愚痴っていると友達のケータイがなる。「わあ、やつだ。」 実はまだ到着したてでテンションが高かったころ今回Coldplayの通訳として同行している僕のアメリカ人の友達に電話をかけ、彼が滞在するプリンスホテルのロビーで待ち合わせることにしたのだった。友達のケータイにかけさせたのは単に僕のau by KDDIのケータイが現場でまったく使い物にならなかったから。毎度のことですがこの会社のケータイ、人が多いところではほとんど使い物になりません。番号のポータビリティとか確立されたら我先に変えてやろうと思ってます。もうソフトバンクでもイーアクセスでもさっさと参入してくれ。ちきしょーこの規制産業めが。おっと話がそれたがとりあえず僕はあのころの僕と違ってぐったりしてる。その上限りなく眠い。前日もほとんど寝てないわけだし。移動中ならともかくいったん休んでしまうとここから抜け出してドロの絡みつく地面を踏みしめながらプリンスまで行くのはたまらなく面倒なことだ。だが、そこは俺とてNoと言えない日本人。いやな顔せずに笑顔でGoだ。悪いか。まあ、誘ったのは俺なわけだしな。