松木幸夫 ギタリスト的思考

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choco.yukio @ Re:曲の性格(11/27) remain-iihamaさん。 素晴らしいコメント…
remain-iihama@ 曲の性格  いつも楽しく読ませていただき  示唆…
choco.yukio @ Re:音楽(とギター)の見え方(10/30) remain-iihamaさん。 > ただ、最近の課…
remain-iihama@ 音楽(とギター)の見え方  私も全く同感です。  自身もかつては…
choco.yukio @ Re[1]:リサイタルの音源(10/07) ぽん太夫さん。 笑っていただけてよかっ…
ぽん太夫 @ Re:リサイタルの音源(10/07) >自分の演奏を聴くのは、とても大胆にま…
choco.yukio @ Re[1]:息が合わないと云うこと(09/15) あやさん。 コメントありがとうございま…

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Feb 4, 2010
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カテゴリ: 音楽
 発表会が終われば、そこで演奏した曲は一応卒業と云う形をとって新しい曲を決めることになる。これは曲決めと呼ばれる儀式のようなものである。

 与える立場としては、それ以前よりも少し難しく、美しく、ギターを音楽の良さがさらに分かりやすくなるようなものを選ぼうと苦心するものである。

 与えられる生徒の立場で云えば、彼らは明らかに僕よりも曲を知らないのが通常であるから、自分で新曲を決めることができないので、僕に決めてもらうことを余儀なくされる立場にある。だから彼らはこの次はいったいどんな無理難題を押し付けてくるのかと云う疑念が多少心のうちにあるような顔で教室にやってくるのが習いである。

 ある生徒に僕が選んだのは、ソルが書いたスペインのフォリアによる変奏曲、ジュリアーニが書いたスペインのフォリアによる変奏曲、バッハのラルゴBWV1005、同じくバッハのシチリアーナBWV1001、その他である。

 初め僕が普段レッスンで使っているギターで弾き、生徒である彼女が「こっちで弾いてください」と自分のギターを指差すので楽器を持ち替えて再び弾き始める。

 何故か呆気なくジュリアーニは候補から消えた。それはそれ以外の曲よりも技巧的に難しすぎたからである。

 ソルとバッハは、どちらもよかった。

 何度も弾いて、何度もうっとりとした。

 さて、 これまでのHP

 まだ新築の家みたいなもので家具も何もないがらんどうのような状態だが、次第にいろいろ中身が増えることだろう。
 よろしければご覧下さい。





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Last updated  Feb 4, 2010 12:36:44 PM


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