マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2013.06.26
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 消えた仲間達 


 U海夫妻のASで力を得た私達は、ひたすら浜辺の道を走る。以前は雑草が邪魔だった道が、立派な歩道に変わっていた。この辺りは「東日本大震災」での被害もあったはず。きっと危険性が高いと判断し、道路を直したのだろう。まるで泥田のような利府の海だが、ここも松島の一部。記念に1枚載せておこう。




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                   ≪ 利府町浜田周辺の海 ≫



 間もなく塩竃市に入る。以前は小さな魚市場や、牡蠣を焼いていた小屋が消えて更地になっている。M井さんに聞いたら津波で流された由。松島に比べて島が少ない塩竃市は、あの津波で大きな被害を受けたのだ。塩竃観光港に浮かぶ塩竃神社の御座船を撮ろうとしたが、逆光が眩しくてダメ。慌てて皆の後を追う。皆は信号のある交差点にいた。近くの大型店で各自昼食の食糧を買う。




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                  ≪ 私の昼食は缶ビール付き♪ ≫



 私が選んだのは、冷やし中華、チーズケーキ、豆乳、笹かまぼこ、そして小さな缶ビール。それをカンカン照りの公園で食べた。中には小さな樹木の下に陣取った夫婦も。そこだけは唯一小さな日蔭が出来ていた。男性ランナーのほとんどが缶ビールを買ったみたい。もっとも何人かの女性も飲んでたようだ。ウルトラレース中に缶ビールを飲むのは特段珍しくはない。私も「いわて銀河」では、銀河高原ビールを飲むのが恒例。暑い時の冷えたビールは格別の味。そして良い刺激剤でもある。


 休憩の後、A班から出発。この頃になるとリーダーのM仙人より前に出る人が出だす。特にK村さんとK野さんの2人が速い。元々スピードランナーのため、ついついスピードが出てしまうのだろう。「ビールの影響」を感じた私は、コンビニで用を足した。その間に、皆の姿は全く見えなくなっていた。必死で後を追うと、M井さんとS木さんが見えたが、皆の姿はない。

 信号で止まっていた姿が一瞬で見えなくなった。左折し4つ目の町である七ヶ浜町へ入る。道が2つに別れているが、さてどっちへ進むべきか。M井さんに聞いて左手の道を選んだ。地元の方が自転車に乗って前方から来たので、ランナーを見なかったか尋ねたら「見てない」との返事。本当にこの道で良いのか不安。道路には誰もいないし、どうやら海岸の方向へと下りてしまうみたいだ。

 途中特別史跡の「大木囲遺跡」の前を通る。ここは縄文土器の編年基準になった「大木囲式土器」が出土した有名な遺跡。暫く行くと山の上に小さなお堂。だが喜び勇んで登ると、毘沙門堂ではなかった。人影のない道路を1人で走るのは心細いが、大体の方向は間違ってないはず。車の中で寝ていた人を起こして多聞山への道を聞く。それでも迷った。三叉路にようやく標識を発見。

 そこを進むと七ヶ浜町を一周する県道58号線に合流した。どうやら皆はこの道を行ったようだ。それにしても第2ASの遠いこと。道で遊んでいる子供達に、ランナーが山に登ったか聞くと、登って行ったとの答え。そこから多聞山への山道に入る。ずっと前の岡に、オレンジ色のシャツがちらっと見えた。慌てて岡に登ると、そこで皆が休んでいた。




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                 ≪ 多聞山の頂上から太平洋を望む ≫



 急いで水分を補給していると、M井さんが到着。「遠回りしたけどAさんにはちょうど良い練習だよね」と彼。帰宅後地図を見たら、私が走ったコースがより直線的だった。ただし、アップダウンがきつかっただけ。何しろ一旦海岸近くまで降り、また稜線の県道へ登ったのだから。A班が早くも動き出す。「今着いたばかりなのに早いよ!」と悲鳴。だがまた迷子になってはいけないので、必死に後を追う。

 岬の突端にある毘沙門堂からの眺めは絶景。目の前の馬放島(まはなしじま)は、かつて塩竃神社の神馬を放した島。潮風に当たってミネラル分たっぷりの草を食べた神馬は、直ぐに元気を回復したそうだ。お堂の前でA班の記念撮影。このポイントも「松島四大観」の一つだが、一番海に近い。有人島の桂島、野々島、寒風沢島では、津波で大きな被害を受け、島外の避難所で暮らしている島民が多いと聞いた。気の毒な話だ。<続く>




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                     ≪ 波穏やかな松島湾 ≫




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                 ≪ 松島を背景にしたA班のメンバー ≫





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Last updated  2013.06.26 13:55:15 コメント(14) | コメントを書く


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