マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2013.06.27
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 津波の爪跡 


 毘沙門堂から裏道へ下り、岬の突端を廻って県道へ出る。この辺りはアップダウンの厳しい所だが、相変わらずK村さんK野さんが先頭を引っ張る形。坂を下りながら沖を見ると、真っ白い2つの島が見えた。まるで氷山みたいで、樹木が1本も生えていない。帰宅後に地図で調べたら「二つ島」と言う名前のようだ。




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                        ≪  二つ島 ≫



 坂を下り切った浜辺が吉田浜。ここで若者達がヨットの講習会をしていた。港内では3隻のヨットが帆走している。ここ七ヶ浜町は名前の通り7つの浜がある。迷子になった私が降りて行ったのが東宮浜。そして多聞山があったのが代ヶ崎浜。ここには古い火力発電所もある。そして今通過するのが吉田浜。これから向かうのが花淵浜、菖蒲田浜、松ヶ浜、そして仙台市との境にあるのが湊浜だ。




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                   ≪ 吉田浜のヨット講習会 ≫





 間もなく道路沿いに「鼻節神社」の標識。これは延喜式の神名帳にも載っている古い神社で、ここで作った塩が国府多賀城に届けられたとの古文書が塩竃神社に遺されている。「鼻節」が変化して現在の地名「花淵」になったのだ。「鼻」は「端」(はな)と同義で、岬の突端を意味する古語だ。

 高山の国際村周辺は、戦前から外国人牧師の避暑地だったが、その周辺の道路が無残。タイルが剥がれ、金属製の防御柵が全て歪んだまま。津波の爪跡の凄さを物語る異常な光景に、思わず身がすくむ。後日「戦場カメラマン」ことT田さんから送られて来た写真をお借りし、掲載しよう。




七ヶ浜町高山集落の歩道.jpg


                 ≪ 七ヶ浜町高山地区の無残な歩道 ≫

                     T田さん撮影の写真を借用


 坂道を登り切った浜辺が菖蒲田浜。ここの小さな岬が通称「月見岬」で、私が高校3年から数年間通っていた教会のキャンプ場がある。ここは青年時代に何度か訪れた懐かしい場所。今でも130曲ほどは讃美歌を歌えるはず。良く見ると岬の先端にも、亀裂が入っていた。




27月見岬.jpg


                        ≪ 月見岬 ≫







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                  ≪ 津波の塩害で枯死した松林 ≫




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                   ≪ 菖蒲田浜の津波被災地 ≫


 2台のブルトーザーが堤防から見えた。今日は土曜日で工事はお休みなのだろうか。わずかに残ったのは農協の建物か。あれは頑丈だったため。流されなかったのだろうか。ここは県内でも有数の海水浴場だが、今では全くその面影がない。松ヶ浜へ向かう周辺は道路が狭く、かつ迷路のようだ。M仙人が道端に立ってA班を誘導。だがその先で私は再び迷いかけた。

<続く>







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Last updated  2013.06.27 04:21:55 コメント(10) | コメントを書く


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