マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2013.11.21
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10淡路遠望.jpg 淡路島遠望


 ランナーは右手にJR神戸線(山陽本線)、左手に海を見ながら折り返し点に向かう。そのうち前方に淡路島が見え出す。島影が見えたのは16km地点付近くらいだけ。この島にはまだ橋が架かってない頃船で渡ったこともあれば、大阪からバスに乗って明石海峡大橋経由で徳島へ行ったこともある。鳴門で5年以上勤務したことがあり、私にとってはとても懐かしい島なのだ。



11明石大橋.jpg 明石海峡大橋


 その明石海峡大橋の橋脚が目前に迫って来る。いよいよ折り返し点が近い。道路の反対側には、折り返して来たランナーの群れと応援する市民の姿が見える。



12折り返し点.jpg 折り返し点


 舞子公園の手前に折り返し点があった。ここが17.6km地点で、4つ目の関門。各関門の制限時間のメモは持ってるが、時間はまだ十分に残されているため、それ以降はもう不要になった。



 チョコレートに続いてピーナツ煎餅を1枚半食べたせいか、脚はなかなか快調だ。最初の軽い痙攣以降、体調に大きな変化はない。フルを走るためには本来ならば月に2度ほど30kmのペース走を入れるのが理想だが、最近は一層老化が進み10km前後をゆっくりと走るのがやっと。その程度の練習でここまで来れたのは、きっと経験の為せる業だろう。大笑い



14中間点.jpg15中間点タイム.jpg


 ようやく中間地点まで来た。タイムは2時間50分36秒。単純に2倍すると5時間41分10秒でゴール出来る計算だが、そうは行かない。後半は疲労でペースが落ちるのは必至。10km程度の練習しか出来ない今の私には、どこまで走れるかでさえ大きな問題なのだ。ここからはきっと我慢の連続になるはずだ。

 それにしてもここまで給食が全く見当たらないのが変。私は念のためにピーナツ煎餅を半分残しているが、他のランナーはどうしているのだろう。大勢のランナーが歩いているのは、ひょっとしてガス欠なのではないか。こんな時こそこれまでの経験が生かせるのがベテランランナーの強みだ。ウィンク



17給水所.jpg 給水風景


 ここは27.2km地点の給水所。ここに半分に切ったバナナがあった。3個ほど小片を食べ、水とスポーツドリンクを飲む。私はペットボトルの飲料を適宜飲んでいるが、それでも大量の発汗で水分が不足する。ついでに目の前の緑地帯を撮影。


16小公園.jpg 黄金のイルカ


 10頭ほどの金色のイルカが群れている不思議な光景。だがほとんどのランナーは水を飲み、バナナを食べるのに夢中だ。



18宮城のランナー.jpg 宮城の女性ランナー


 間もなく前方に緑のユニフォームを着た女性ランナーを発見。あれは東北楽天の夏限定バージョン。きっと宮城県のランナーだろう。仙台から来たと言うが本当は県南の小都市らしい。他県では仙台なら通じても、地方都市の名前までは知らないのが普通。疲れて脚が出ない彼女にエールを送り、前へと進む。


19海辺.jpg 小さな河口


 コースは往路から離れ、より海岸に近くなる。そのせいか、所々に河口らしい風景が展開する。海に繋がる川や船が見える風景が、海の傍で暮らしていない私にはとても新鮮に感じる。こんな個所が幾つか見られた。



20:30km地点.jpg


 30km地点は和田岬手前の苅藻付近。ここの給水所には食べ物が全くない。それでも給水は不可欠だ。タイムはわずかに4時間を切っている。練習不足の老ランナーには、これでも良く頑張った方なのだ。この先の31km付近で、応援の人が手に持った不思議なメッセージを発見。

 1つは「足の痛み?気のせい!!」。う~む。これは分かる。だが「必死のパッチ」が不可解。パッチは多分下ズボンの意味だと思うのだが。何とここで神戸のブログ友、ドングリ大使が応援していたようだ。彼には私のゼッケンナンバーとシャツの色を「オレンジ」とブログで伝えていた。だが、彼はシャツを黄色と勘違いしていたようだ。

 それは帰宅後の書き込みで知った事実で、現実は分からないまま目の前を通過していたのだ。お会い出来なかったのは残念だが、友情は十分過ぎるほど感じた。私は家に泊めてくれると言う彼の申し出を断っていた。今年は体調不良で3度ランニングを諦め、そのうち1度はそのまま死ぬのではないかと思ったほど。だから神戸に来れたこと自体が、私にとっては奇跡だったのだ。<続く>





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Last updated  2013.11.21 04:00:46 コメント(14) | コメントを書く


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