一緒に歩こう

一緒に歩こう

PR

Profile

白い倍音の魔法使い

白い倍音の魔法使い

Calendar

Comments

白い倍音@ そうだったんですね ごちゃまぜアイスさんへ  ブログ閉鎖さ…

Archives

November , 2025
April 14, 2010
XML
カテゴリ: 死別
 なんとなくだけど

 自分の中に母の居場所を見つけてあげた気がする
なんとなくだけど、
 外ではなくて内に

 今まで、真剣に人は死んだらどうなるかと想った。
母は今どうしているか、死ぬ時はどういう気持ちだったか、
ずっと考えてた、
 別の世界に行っているのか、生まれ変わっているのか、

 私の傍にいるとはあまり想ってなかった、

 私の苦しみは、生きていた頃の母に対する罪悪感と、まだ死んで欲しくなかったという母の死を認めたくないことから生じてくる苦しみで、魂になった母を束縛するための苦しみじゃない。

 でも、今は、人は死んだらどうなるか、というのが問題なのではなくて
遺された人にとって、その人の存在がどうなのか、ということが
もっともっと大切なのだと思った。

 死んだらどうなるかは、自分が死んだらいつか必ず分かる
それよりも生きている今、
愛する人を亡くして、嘆き苦しんでいる私をどうするのか、の方が
もっともっと大切なのだと思った。
 だから、
変な言い方をすれば、現在の母が極楽にいるのか、生まれ変わっているのか、どうしているのかということより、

母の存在を自分の中でどう捉えて、これから生きていくのか、
 ということの方が、もっともっと大切なのだ

 生きている人が、生きていくためにどう亡き人の存在を自分の中で消化していくのか
それが多くの人が言う
「お母さんはいつもあなたを見守っているよ」


 自分の内に、母の居場所を見つけてあげること。

 実際に母の魂が私の中に入り込んでいる、というのではない
母との思い出(楽しかった思い出も、辛かった思い出も全て)や、母の愛を私の中に住まわせてあげること、それが
「お母さんはいつもあなたの傍にいる」
ということなのだと、
ようやく分かった。

 随分と、外や過去に求めて探していたな、と思う。

 母の魂はどうしているか、私には分からないけれど
(人は死んだら終りではなく、魂の存在は信じている)

 母の愛は、
私の内に居場所を見つけつつある。

 私は外にではなく
自分の内に話しかける
「お母さん」

 自分を大切にすることは
母の愛を大切にすることだ。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  April 14, 2010 04:08:27 PM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: