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スクールカウンセラーの先生から、土日は美術館に行ったり、好きなところに連れて行ってあげて、ゆっくり過ごしてくださいと伝言され、前から娘が行きたがっていた「幽霊画妖怪画大全集」を観に行きました。円山応挙の幽霊画から始まり、昭和初期までの、それらにまつわる日本画が集った、それはそれは面白い日本画展でした。YKI48(YOKAI48名の)総選挙があったり、音声ガイドもお岩さんとお菊さんが案内して、、お岩さんが「うちのだんなは顔だけはいいんだけど、性格は超悪くって・・・」と毒づく、面白いガイドになっていました。娘も私も大興奮で、とっても楽しい時間を過ごしました。日曜も主人と3人で主人の実家や義父のお見舞いお買い物と学校の事を忘れて、楽しく過ごせているように見えました。二人で出かけていた時に娘がぽつぽつと話してきました。「自分なりに、どうして行けなくなったのか考えてた。友達は楽しいけどめんどうくさい。悪気はないんだろうけど、言葉にぐさっと傷ついたことがある。」「そっかそっか。人と接するのは楽しいけど、色々あるよね。ママも今は流せるけど、思春期は勝手に怒って無視したり、落ち込んだりしてたわ。ホルモンがな~増えてるんやな~ママは減ってきてしんどいんやけどなぁ」と話してました。友達数人からメールが何度も届いてたけど、なんて返していいかわからないから、放置していると。夜になって、「明日は行く。遅れてでもいい?みんなに返信しとく」と言って返信していました。月曜日は4時間目から行きました。「あれ?ママ一緒に行ってくれないの?てっきり行ってくれると思ってた」というので、付いていきました。中学の時も何度か付いていきましたが、「あ~ドキドキする。いやや。吐きそう」と言っていました。今回は「途中から行くのいややねん。」とは言うものの、全然ドキドキしないと言ってました。私は2時からスクールカウンセラーの先生と面談だったので、時間をつぶし、カウンセリングのあとも時間をつぶし、一緒に帰ってきました。「みんな一人一人○○ちゃ~ん!って言って抱きついてきた」「ノート夜中にコンビニに行ってコピーしてくれてた」とちゃんとホッチキスで冊子にして、「テストがんばろう!」ってかわいい絵を描いてくれているコピーの冊子を見せました。「ありがたいね」「なんで休んでたん?」とみんなに聞かれたらしく、中には「TDL行ってたん?30日間無料パス当たったんかと思ったわ」という子もいたそうで、その発想にびくりしたと言ってました。うれしかったけど、やっぱり疲れるのですね。「勉強全然わからんようになってた。もういや」「あ~好きな事だけしたい」それから、ずっとお休みしています。私の方は、まあなるようになるだろう。と思っています。とてもいい環境だから、その中で得ることは色々あるだろうな?という気持ちはありますが。娘には将来というものが、あまり浮かんでこないようです。それを口に出さないだけかもしれませんが、「ニートになりたい。結婚もムリ!」といいます。今、楽しみたい。今、したいことだけしたい。ようです。今は。それは、今そんな事を考える状態ではない精神的な不安定さからきているのか、同世代に比べて精神面が成熟していないのか?ちょっとそこが私が自分とは違うなぁと感じているところです。ただ、やはり、エネルギーがなくなっているようではなく、家でやりたい事は色々あるようで、楽しそうに過ごしていて、それは何よりだと思います。こんな状態でも、やはり我が家は笑が絶えないのが、まぁいいのかしらね~~と思ってます。
2013年05月16日
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高校に入って、勉強がイヤだけど、お友達も出来て、GWも遊びに行って、「みんな面白すぎる」「先生もみんなやさしい」と楽しそうにしていた娘ですが、一昨日から学校に行かなくなりました。休む前日は「夏休みにみんなで旅行に行こうっていってる」とか、楽しい話を聞かせてくれていたので、ちと驚きました。中間テストが近い事や、英語と古文がちんぷんかんぷんらしく、「勉強いや~!もう行きたくない~!!ぎゃ~~!!もういや!!」とヒステリックに叫んでいました。娘の学校は、ほとんどが推薦で大学に進学するらしく、先生も生徒ものんびりとしていて、勉強も前の学校に比べるとずいぶん楽なようですが、それでも、不登校だったお子さんが多く通う学校ではないので、一年全く勉強をしていなかった娘にとってはかなりしんどいのだと思います。多分、一日中座っているだけでもしんどいですよね。楽しいといっても、気もそうとう使うだろうしね。一年生は専門の時間が6時間だけれど、2年3年になると15、6時間が専門の時間になります。勉強がイヤだ、好きな事がやりたいといってた娘には、いいのかな?と思っていましたが、なかなか難しいようです。ちょうど息子も、高校入学後毎日通っていて、GWが明けて一日だけ行ってその後全く行かなくなりました。毎日「あ~面白くない。しょうもない。いやや。いやや。ほんまいや。」と暗い顔で帰ってきていた息子とは、娘の表情は全然違ったのですが・・・。口数もとても多くて、楽しい事だけじゃなく、いやな事も話すようになってたので、以前のようにためこまないかな?と感じてたんですが・・・。主人と私の中にはやはりGWはある種トラウマのようになっていて、想定内のことなんだけれど、「は~やっぱりGWかぁ」と思ってしまいました。学校の方は「不登校だったお子さんも自分の好きな事を表現する場が出来て、本校に入ってからは通えるようになった方もいますから。」と娘の受験の時も快く「是非受けてください」といってくれた学校なので、入学直後から担任の先生とスクールカウンセラーの先生と連絡を取り合って見守ってくださっていることがありがたいです。「休みたいときは休ませて、勉強なんかいいから、友達の顔見においでって言ってあげてください」と言ってもらい、私も気が楽になりました。どんと構えてないといけないとわかっていても、やはり、心の中は波風が立たないわけもなく・・・。わんこの散歩中、制服の学生さんをいっぱい見かけると「・・・なんでや!?・・・・なんでや?(なんでうちの子は行けないんだ?)」と自問自答してしまってたりして・・・。でも、しっかり踏ん張っていこうと思います。「なんでや?」は娘が一番思ってるんだもんね。今日は友達と舞台を観にいきます。「スウィニー・トッド」なんだけど・・・心は晴れるかしら?逆にど~んよりするかなぁ・・・まぁ気分転換してきます。(^^)
2013年05月10日
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