星の髪飾り

星の髪飾り

2007/02/16
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今は福祉施設や老人ホームなどで歌を歌えたらと,「街路樹」にきた頃裕子に

嬉しそうに話していた。 


「大変だよね、フロア―は。 いつも違うお客様がみえるんだからさ。 いろんな
人がいるし、笑顔は欠かせない。 わかるよ! 」

「こいつでさえ、少しは社会の役に立っているんだから、大丈夫っすよ! 」

 矢沢が童顔の竜也の方を見てそういうと、奏がクスッと笑って涙がを拭いた。

明るさを取り戻した休憩室に小林は戻ってくると、裕子がアンチョビのピザを

真ん中に置いて、竜也と奏と食べ始めた。

「ああ! 美味い! 労働の後の飯は美味いな! 」

 竜也が労働と言った後、小林が「生意気な奴だ」と空かさず口をはさんだ。

頑張っている人が落ち込んでいる時は、励ましより共感。 太陽により近く、心が

向かうのはきっと「わかってくれた」という実感なのだろうと裕子は思った。



「裕子さん、私のパパはね」

 奏が口をもぐもぐさせながら、そう言って白い手で胸を叩いた。

「大丈夫? 咽ないでよ・・・・・・うん、それでなあに? 」

「北海道にいるの。 釧路なんだけどね」

「そう・・・・・・」

「パパに会いたいのね」

「うん。 ママに内緒で一度は会いたい」

 離婚して母親側についた竜也がそうであるように、やはり奏も父親に会いたいと言う。

「その言葉、倉田さんが聞いたら喜ぶな、きっと」

 矢沢がそういうと、隣の小林が小さく頷いた。

「そういうことか・・・・・・倉田さん」

 裕子はそれぞれの事情を思った。 

「世の中うまくいかないな」

 19歳の竜也が最後のピザに手を伸ばしながら、そう言った。  



 裕子は離婚より、もう少し残酷な両親との死別によって、竜也や奏の歳よりずっと幼い頃

親戚の家に引き取られて、一夜で五人兄弟の長女のなった。

16歳も離れた弟もいて、「よいお姉さん」に力を入れタリ、抜いたりしながら

やってきた。 時折吹き込む心の隙間を小さな両手で塞ぎながら。

 そうやって幸運にも生きてこられた[生い立ち]という深鍋。

そこに遺伝子やら、突飛な細胞やら、五大栄養素なんかが入り込んで、裕子という

おかしなスープができたのだ。

 熟したスープは大小どんな器を選ぶことも、何故か好まない。 

器に水が添うように、馴染む。 馴染んでさらに熟して美味しいスープになりたい。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・photo by kitakitune05さん

 リフレッシュ体操 3

ss.jpg

 膝を曲げてこんな感じで座る。 両足は少し開く。

ff.jpg

                正面から見るとこんな感じ。 

足を曲げたまま床に、右、左と倒す。 何度か繰り返す。 股関節にはたらく。


pp.jpg

足を肩幅くらいに開いて、両手を腰に。

nn.jpg

上半身をムリなくゆっくり右へひねる。 左へ・・・・
脇腹の脂肪をしぼりだすつもりで。


mm.jpg

                うまく書けなかったおまけの一枚。
                膝を左右に倒したところを書いたつもりが

両親.jpg

 図工が2だった息子が書いた「両親」 大掃除の時に出てきました(笑)





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最終更新日  2007/02/16 03:46:02 PM コメント(9) | コメントを書く


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