ヴィヴィアン・リーはまさにスカーレット・オハラそのもの!本当にこの映画は語り継がれる、文芸大作。名作中の名作だと思います。 自分の父も映画好きなので、子供の頃よく”日曜洋画劇場”とか見せられてたんですが、この映画もそれで観たのが最初でした。その頃は私も子供だったんで、「このスカーレットって人、わがままで嫌なやつだなー」とか「ずい分長い映画だなー」くらいにしか感じなかったんですが、後々大人になってからちゃんと観たら、なんと素晴らしい作品なことか!! 昔は嫌いだったスカーレットのわがままさが、今観ると自分の感情に正直で羨ましかったり、かわいく見えたり・・・ ラスト、スカーレットが大地に立ち言うセリフ、 「Tomorrow is another day(明日は明日の風が吹くわ)」「I'll never be hungry again!(私は2度と飢えない!)」・・・ この時のスカーレットの、どんな逆境に遭っても力強く立ち上がる、そのすがすがしさになんだかとても感動しました☆ 観てるこちらにも勇気と強さを与えてくれる、そんなシーンでした。 名作とは、こういう心に響く映画のことを言うんでしょうね。 こんな大作が1930年代に作られていたなんて、ハリウッドってやっぱりスゴイ!サントラ試聴へ