頑張らなくていいんだよ
「頑張らなくていいんだよ」
って旦那はいつも私にいいます。
生まれて初めてかもしれません。
こんなに頑張らなくていいっていわれるのは。
そんな旦那だから、好きになったのかもしれません。
幼いころからいい子になろうとがんばってきたような気がします。
頑張れば、できないことはない、
できないのはがんばりがたりないからだ。
私がだめなんだ、
って思ってました。
がんばってがんばってがんばって。
がんばれば、社会復帰だってできたし、お料理研究家にだってなれた。
がんばれば…。
周りに迷惑かけて生きるのはイヤだと思っていました。
足でまといになることを極端に恐れていました。
体が弱いというプレッシャーは、デメリットは、
兄弟や親、親戚の荷物になるわけにはいかない。
私が生きてるだけで、迷惑をかけてしまう。
自立しなきゃ。
ひとりでも生きれるようなならなきゃ。
強い心と生きてくチカラをみつけなきゃ。
そんな罪悪感と恐怖が心の奥にありました。
そう思って自分を責めていた時期もありました。
がんばってがんばってがんばって。
がんばればなんとかなる。
いつだってそうだったじゃない。
けれど、もう、ココロはパンク寸前だったように思います。
だから、体がギブアップしちゃったのかなって思います。
それでも、私は肩のチカラの抜き方が分からずにがむしゃらに走っていたような気がします。
それが正しかったのか、間違っていたのか、わからないけれど。
頑張らなくていいんだよ。
そのままのなみちんでいいんだよ。
どうしてそんなに自分を責めるの？
自分を許してあげなよ。
もう謝らないで。
誰も迷惑なんて思ってないから。
誰も悪くないよ。
なにも悪くないんだよ。
もうがんばらなくていいんだよ。
普通にしてていいんだよ。
そういわれて
いっぱいいっぱい泣きました。
死んじゃったら、どうするの？
体動かなくなっちゃったらどうするの？
こども、生んであげられないかもしれないよ？
先に死んじゃうかもしれないよ？
迷惑、かけちゃうよ。
足でまといになりたくないんだよ。
怖いよ。
怖いんだよ。
って言ったら、
そんなことはもうわかってる。
それも知ってる。
それでも
そのままでいいんだよ。
もう頑張らなくていいんだよ。
って、
それしかいわないの。
そのままのなみちんでいてよ。
なみちんはそういうひとなんだから。
無理に受け止めようとしなくていいんだよ。
がんばらなくていいんだよ。
それも全部なみちんだから。
あたしが仕事に行く前に旦那は必ずこういいます。
『今日もがんばらなくていいから！気楽に！肩の力抜いて！』
のんびりいこうと思います。
いつか、自分のことを受け止められる日がきたら、
私の体は治る気がする。
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