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カテゴリ: フナ理論
翻訳本や自分で訳したものを読み返してみると、以外と見落としが多いことに気がつく。


フナによる人間の解釈では、肉体はミドルセルフとロウセルフの共同利用であるが、その内容はほとんどがロウセルフであり、ミドルセルフはごく一部でしかない。
肉体のほぼすべてはロウセルフが制御してるわけだ。

人は肉体と意識、精神で出来ている。この精神が実は三つの意識の集合体であると言うのがフナの理論である。

私たちは自分である意識をミドルセルフと言う風にフナの理論で学んでいるが、そこに間違いがあるのでは無いかと言うのが今回の趣旨だ。
もう少し人の意識について分析を行ってみようと思う。

人の意識とは二つの成分で成り立っている。
それは記憶と人格である。

では、どちらの成分要素が多いのだろうか。

これはロング博士の文献を見るとよく分かる。

ミドルセルフとロウセルフの分離による人格解離が起こった場合、全く別人と呼べるのは記憶の変化だろう。
人格が変化しても、記憶が残っていれば、その人自体は変わっていないと認識できるし、それは周囲も本人もそう思う。

つまり人を区別、認識するのは記憶であり、人格ではないと言うことだ。

記憶はそっくりそのままで、性格だけが変化した娘を受け入れた夫婦の話もあった。とてもおとなしい性格から活発な少女に変化したのだが、その変化が好ましいものだったので受け入れたわけだ。
これが記憶まで変化していたら、家族に受け入れられたかどうかは分からない。

フナによると、性格の部分がミドルセルフであり、記憶はロウセルフと言うことになる。
私たちの意識の大部分は記憶でできているので、実は私たちが自分だと思ってる意識は、そのほとんどがロウセルフと言うことになる。

ここで問題になるのは、おなかの意識との違いだ。いったい何がペンデュラムを動かしてると言うのだろうか。

人間の意識は、もともと脊椎動物の延長として発達した大脳に依存している。


外から受ける大量の情報を瞬時に判断し、反応を決める必要があったので、神経の束を増やし、記憶も増やして、様々な状況に自動的に反応できるようになってきた。
それさえも越えるような状況を即座に決めたり、熟考しなくてはいけない事が増えてきたために、論理的な判断を行う意識が出てきたと思われる。
だが、論理思考を必要とするような状況が常に続くわけではない。
普段の私たちはほとんど無意識と反射による単純な作業のみで生きている。
そういう意味では、私たちの意識の大部分はロウセルフなのだ。


つまりロウセルフには無意識の部分と意識の大部分が含まれることになる。
残念ながら無意識の部分は大半が独立経路になっているため、その作業内容を確認することはできない。
と言うか、そんなものを全部大脳が制御しようとしたら餓死してしまう。

ここで状況を整理する。

まず私たちが自分だと思ってる意識とはロウセルフの一部であると言うこと。
ペンデュラムなどを動かしてるのはロウセルフのサブ機関であると言うこと。
ミドルセルフとは人格、性格、特質と呼ばれるもので、意識とは別であると言うこと。
ただ、意識の作用に大きな影響は与えている存在なのは確か。

ようやく意識の全貌がかいま見えてきた。
さて、今後に考えなくてはいけないのは、祈りの主体についてだ。
今まではミドルセルフとしての私たちが祈りを行っていることになっていた。
だが、意識の概念が変わったのであれば、祈りも変わらなくてはいけない。

これについて次回から考えてみようと思う。





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最終更新日  2015.10.06 22:16:38
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