音楽三昧+α

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2017.11.16
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カテゴリ: 室内楽


パウル・ヒンデミット ​(独:作曲家,ヴィオラ奏者)の誕生日(1895年)
 パウル・ヒンデミット (Paul Hindemith, 1895年11月16日 - 1963年12月28日)は、ドイツ・ハーナウ出身の作曲家、指揮者、ヴィオラ奏者。その他にもヴァイオリン、クラリネット、ピアノなど様々な楽器を弾きこなす多才な演奏家であった。第一次世界大戦後、ロマン派からの脱却を目指し、新即物主義を推進。20世紀ドイツを代表する作曲家として同時代の音楽家に強い影響を与えた。初期の作風は後期ロマン主義や表現主義の影響が濃厚であったが、1920年代より新即物主義、新古典主義へ移行した。
 ​ https://ja.wikipedia.org/wiki/パウル・ヒンデミット

ヒンデミット/弦楽四重奏曲集1-第2番,第3番
 ​ https://www.amazon.co.jp/dp/B007V1S20G
 ​ http://ml.naxos.jp/album/8.572163
 卓越したヴィオラの腕前を持ち、また、ヴァイオリニストとしても存分な才能を発揮した作曲家ヒンデミット。彼は生涯7つの弦楽四重奏曲を書き、実質上、「シュポアの後継者」足りうるドイツの弦楽四重奏作曲家として讃えられるはずです。しかしながら、その作品を聴く機会は本当に少なく、同じ「新古典派主義」のバルトークに比べると録音の数も驚くほど些少なのは一体なぜなのでしょうか?さて、そんなヒンデミットの弦楽四重奏曲全集の最初を飾るのは第2番と第3番の組み合わせです。1918年に書かれた第2番は、彼の戦争経験が暗く影を落とした作品です。もちろん先人の影響は受けているものの、音楽はもっと簡潔であり、また、多くのことを語っています。驚くほど抒情的な第2楽章の変奏曲は、何かのパロディなのでしょうか。その2年後に書かれた第3番は、わずか2日間で書いたとされ、ドナウエッシンゲン音楽祭で華々しい成功を収めた作品です。こちらは若々しいエネルギーに満ちた情熱的な音楽で、彼の室内楽の中でも最高傑作のひとつです。
 弦楽四重奏曲第2番ヘ短調Op.10
  録音: 2010年4月, チューリヒ放送スタジオ大ホール
 弦楽四重奏曲第3番ハ長調Op.16
  録音: 2009年2月, チューリヒ放送スタジオ大ホール
 アマル四重奏団
  アンナ・ブルンナー(第1ヴァイオリン)
  イゴール・ケーラー(第2ヴァイオリン)
  ハンネス・ベールツヒ(ヴィオラ)
  ペテル・ソモダリ(チェロ)


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Last updated  2017.11.16 12:04:15
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